2025年1月24日


『健診の便検査で陽性になったけど家族には伝えといた方がいいの?』

『便潜血陽性になったら大腸癌なの?』

『札幌で大腸カメラができるところはどこ?』

そんな疑問にお答えします。

目次
1. 家族に便潜血陽性を伝えるべきか

便潜血陽性の結果が出た場合、家族に伝えるかどうか悩むことがあります。大腸癌の検出頻度はそれほど高くないため、必ずしも家族に知らせる必要はないと言えます。

1.1. 便潜血陽性=大腸癌ではない
便潜血陽性=大腸癌ではありません。便潜血検査は大腸癌を検出する非常に感度の高い検査ですが、偽陽性も多いです。そのため、大腸癌以外の原因で陽性となる可能性も高いです。そのため、ご家族に伝えるのであれば、二次検査の大腸カメラを行った後でも遅くはないでしょう。
ただし、ご家族に相談することで二次検査をスムーズに受診できたり、不安が和らぐなどのメリットはあると思いますので、その場合毎にご検討頂くのが良いと考えます。
1.2. 家族への早期説明のメリット
家族と情報を共有することで、心理的なサポートを得ることがあります。家族が一緒に対応策を考えてくれることは、大きな助けとなります。また、家族歴がある場合、他の家族メンバーにも早期検査を勧めることができます。これにより、全員が健康リスクについて知識を持ち、予防に努めることができるのです。早期に説明することで、一丸となって健康管理を行うことが可能となります。
1.3. 便潜血陽性時の大腸カメラの必要性
便潜血陽性の結果が出た場合、大腸カメラ検査の必要性を理解しておくことが大切です。便潜血陽性の場合、基本的には大腸カメラを受診することになります。大腸カメラ検査を受けることで、大腸内部を直接観察し、ポリープや炎症、その他の異常を確認することができます。この検査は、非常に精密であり、早期発見と診断の精度を高めるために不可欠とされています。



2. 札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックでの大腸カメラ

札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックでは、大腸カメラ検査を専門的に行っています。最新の設備と高度な技術を持つこのクリニックでは、患者様が安心して検査を受けられる環境を整えています。

2.1. 大通駅徒歩30秒の立地
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックは、大通駅から徒歩30秒という便利な立地にあります。この利便性は、忙しい日々の中でも検査を受けやすくするための大きなポイントです。駅近なので天候に左右されず、気軽に通院できます。
当院は、地元住民だけでなく、市外からの患者様も利用しやすい場所に位置しており、遠方からも多くの患者様からご利用いただいております。
2.2. 鎮静剤使用の無痛大腸カメラ
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックでは、鎮静剤を使用した無痛の大腸カメラ検査を提供しています。この方法により、痛みや不快感を感じることなく検査を受けられます。そのため、初めての方や痛みに不安を持つ方にも最適です。
鎮静剤の使用は医師が慎重に管理し、安全性が確保されています。患者さんは検査中とてもリラックスでき、終了後も安静室でしっかりと休息できます。また、医師が丁寧に説明を行い、不安を解消するよう努めます。
2.3. 便潜血陽性時の大腸カメラ対応
便潜血検査で陽性反応が出た場合、確実な診断を行うために大腸カメラの受診が必要です。当院は、このような場合にも迅速で丁寧な対応を行います。
便潜血陽性は、大腸の異常を示す重要なサインです。早期に大腸カメラを受けることで、ポリープや癌といった疾患を早期発見し、適切な治療を受けることができます。当院では、経験豊富な医師が最善の診療を提供します。

当院で内視鏡検査をご希望の方は以下のリンクからご予約ください。

3. 便潜血陽性とは何か

便潜血陽性とは、便の中に微量の血液が含まれている状態を指します。この検査は、大腸や直腸の健康状態を把握するために重要です。一般的には、大腸がんなどの大腸疾患の早期発見に役立つため、多くの健康診断で行われています。

3.1. 便潜血検査の意味
便潜血検査は、便の中に目に見えない微量の血液を検出するための検査です。この検査は、大腸や直腸の異常を早期に見つけることを目的としています。それにより、早期のがん発見や治療を可能にします。
具体的には、便の一部を採取し、試薬を使って血液の有無を確認します。陽性反応が出た場合、内視鏡検査などでさらに詳しい診断が行われることがあります。
3.2. 陽性反応の理由と背景
便潜血検査で陽性反応が出る理由は、様々な要因にあります。最も関心があるのは、大腸がんや直腸がんの早期発見ですが、他にも原因が存在します。
例えば、大腸ポリープや潰瘍性大腸炎、感染性腸炎なども血便の原因となることがあります。そのため、陽性反応が出た場合には、早急に医療機関でさらに詳しい検査を受ける必要があります。
また、痔などの良性の疾患も便潜血陽性の原因となります。このため、陽性反応が必ずしも重大な疾患を示すわけではありません。しかし、リスクを最小限に抑えるためにも、専門医での詳細な検査が重要です。
3.3. 健康診断で発見されるケース
健康診断で便潜血陽性が発見されることは珍しくありません。特に40歳以上の方に対しては、大腸がんのリスクが高まるため、定期的な検査が推奨されています。
大腸がんが見つかった場合には、速やかに専門医での受診が必要です。早期発見・早期治療が重要となるため、健康診断でのこの検査は極めて有用であると言えるでしょう。


4. 大腸ポリープと便潜血陽性

大腸ポリープは、大腸の内側に突き出た組織の増殖物を指します。通常は無症状ですが、時折便潜血陽性を示すことがあります。

4.1. 大腸ポリープの早期発見
大腸ポリープの早期発見は、大腸癌の予防において非常に重要です。ポリープが小さいうちには無症状なことが多く、自覚症状がないまま発見されるケースがほとんどです。そのため、定期的な内視鏡検査が必要です。内視鏡検査では、大腸内を直接観察するため、ポリープを効果的に見つけることができます。また、ポリープが見つかった場合、その場で切除することも可能です。
4.2. ポリープのリスクと症状
大腸ポリープにはいくつかのリスクがあります。まず、ポリープ自体が大きくなると、がん化する可能性が高まります。また、ポリープの数が増えることで、大腸内の他の部分への影響も考えられます。ただし、ほとんどのポリープは無症状です。そのため、自覚症状がないからといって安心はできません。
4.3. 内視鏡検査の役割
内視鏡検査は、大腸ポリープを発見するための最も効果的な方法です。内視鏡を使って大腸内を詳細に観察し、ポリープを見つけることができます。また、検査中にポリープを切除することもできるため、一度に診断と治療を行えるのが大きなメリットです。定期的な内視鏡検査を受けることで、ポリープの早期発見が容易になります。



5. 医師の意見と医療相談の重要性

医師の意見と医療相談は、健康を維持するため非常に重要です。自分で症状を判断し、適切な対処をするのは難しいことが多いため、専門家の意見が必要不可欠です。

5.1. 専門医の意見を求めるべき理由
専門医の意見を求める理由は多岐にわたります。まず、専門医は特定の疾患についての深い知識と経験を持っているため、正確な診断が期待できます。そのため、誤診のリスクが大幅に減少するのです。また、専門医は最新の医療技術や治療法を熟知しているため、最適な治療が受けられるのです。
5.2. 医療相談のメリット
医療相談のメリットは数多くあります。まず、症状についての正確な情報を得ることができるため、不安や心配が軽減されます。さらに、相談を通じて自分の症状に適した治療法を知ることができるため、適切な対処が可能となります。
5.3. 血便が見つかった場合の対策
血便が見つかった場合、まずは医師に相談することが最優先です。血便と一口に言っても、原因疾患によって様々な形態の血便があります。自己判断で原因を特定するのは非常に困難であり、適切な治療を受けるためにも専門家の意見が必要です。



6. ご家族のサポートと付き添い

ご家族は愛する人が病気や治療を必要としているとき、そのサポートと付き添いにおいて重要な役割を果たします。ご家族の存在は、患者様の心の支えとなり、精神的な安心感を与えるのでしょう。

6.1. ご家族の心理的サポート
ご家族が心理的サポートを提供することは、大変重要な役割を担います。患様が不安や恐怖に直面する際、ご家族の声や手を握ることが心を落ち着ける一助となります。さらに、励ましの言葉や共感の態度が、患者様の気持ちを和らげるのに役立つのです。
6.2. 付き添い時の注意点
付き添い時には、いくつかの注意点を守ることが必要です。まず第一に、患者様のプライバシーを尊重することが挙げられます。無理に話しかけたり、過度に干渉することは避けるべきです。しかし、必要なときには迅速にサポートを提供する姿勢が求められます。
次に、医療スタッフとのコミュニケーションを大切にします。患者様の症状や治療の進行状況について正確に理解し、適切な対応が取れるよう心がけましょう。医師や看護師からの指示を守り、遠慮せずに疑問点を尋ねることが、良い付き添いにつながります。
最後に、ご自身の体調管理も忘れてはいけません。長時間の付き添いは心身に負担がかかるため、適度に休息を取ることや水分補給、軽い運動などを行うことが大切です。自身の健康を維持することで、患者を継続的に支えることが可能になるのです。
6.3. ご家族の健康管理の役割
ご家族が患者の健康管理に携わる役割は非常に重要であります。まず、患者様の生活習慣を見守ることが挙げられます。バランスの良い食事や適度な運動、十分な睡眠が確保されるよう努めることが、回復を促進するのです。
また、薬の管理もご家族の重要な役割です。薬の服用時間や量を正確に守り、患者様が忘れずに服用できるようサポートすることが大切です。薬の副作用などについても注意を払い、異常があればすぐに医師に相談しましょう。


7. 便潜血陽性後のフォローアップ

便潜血陽性となり精密検査を受けた後もフォローアップが重要になります。

7.1. 大腸カメラで異常がなかった場合は年に一回の便潜血検査のフォローを。
大腸カメラで異常が見つからなかった場合でも油断は禁物です。なぜなら、便潜血検査は大腸癌の早期発見を目的としたものであり、例え一度陰性でも再び潜血が認められることもあります。このため、年に一回の便潜血検査を続けることが推奨されています。また、この検査を定期的に行うことで、早期に異常を発見し、適切なタイミングで治療を開始できる体制を整えることができるのです。
7.2. 大腸ポリープ切除後は定期的な大腸カメラを。
大腸ポリープが発見され切除された場合、定期的に大腸カメラ検査を受けることが重要です。ポリープは再発する可能性が高いため、再度発見される前にフォローアップ検査を行うことが必要となります。ポリープが大きくなる前に、あるいは悪性化する前に発見し迅速に対応することで、健康を守ることができるのです。
ポリープを切除した後、初回のフォローアップ検査は2-3年以内に行うことが一般的です。その後の検査頻度は、ポリープの種類や数に応じて医師が判断します。定期的な検査を続けることで、ポリープの再発や新たな病変の早期発見に努めましょう。
7.3. 大腸癌発見時は早めの治療を。
大腸癌が発見された場合、迅速な治療開始が極めて重要です。遅れると病状が進行し、治療の効果が減少する可能性があります。一か月以上放置すると予後が悪化するというデータもありますので、発見後は速やかに専門医の指導のもと治療計画を立てましょう。
大腸癌を早期に発見し、迅速に治療を開始することで、治療後の生活の質を向上させることが可能です。予防から治療までの一連のプロセスを理解し、積極的に取り組むことで、健康な未来を築いていきましょう。


大腸内視鏡検査は札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックがおすすめです!



・関連記事





