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- 2025.05.28
- お知らせ
便潜血陽性の時の精密検査って何?
健診の便検査で陽性と結果が出た際、「精密検査を受けてください」と通知が来ることが多いです。
その場合、「大腸カメラ」で精密検査を受ける場合が通常です。
今回のコラムでは、「便潜血陽性の時の精密検査って何?」という皆様の疑問にお答えします。
またなぜ精密検査が必要なのか、そして当院(札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック)ではどのような検査を提供しているのかを詳しくご紹介致します。
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- 2025.05.24
- お知らせ
硬い便が出た後に出血したら
便の状態や排便時の出血は、ご自身の体調を知る上で非常に大切なサインです。特に、普段とは違う出血があると、誰でも不安になるものです。
硬い便が出た後の出血は、多くの場合、切れ痔など、肛門周辺の軽いトラブルが原因である可能性が高いです。硬い便が通過する際に肛門の皮膚や粘膜を傷つけ、出血を引き起こすのです。
しかし、この出血が大腸からのサインである可能性も否定できません。特に、出血が続いたり、量が増えたり、あるいは便に血が混じっている、黒っぽい便が出るなど、普段と異なる状態が見られる場合は注意が必要です。
硬い便が出た後の出血だけでなく、血便がある場合や、便秘や下痢などの便通異常、便が細い、体重減少 といった症状が見られる場合は、大腸検査をお勧めします
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- 2025.05.22
- お知らせ
お酒を飲むとなんで下痢がでるの!?
皆様、日々の健康管理はいかがでしょうか。今回は、多くの方が経験されたことがあるであろう「お酒を飲むと下痢になる」という現象について、医学的な観点から詳しくお話ししたいと思います。そして、それが私たちの腸の健康とどのように関わっているのか、そしてなぜ定期的な大腸の検査が重要なのかについてもお伝えできれば幸いです。
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- 2025.05.21
- お知らせ
痔の治療をしても血便が出る場合
血便は決して軽視できない身体からの大切なサインです。
今回は、「痔の治療をしても血便が出る場合」というテーマで、考えられる原因や精密検査の重要性、そして当院での大腸カメラ検査について詳しくお話ししたいと思います。
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- 2025.05.18
- お知らせ
50歳を超えると大腸癌が急激に増えるってホント!?
こんにちは。札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック 院長の福田です。
皆様、「50歳を超えると大腸癌が急激に増える」という話を耳にしたことはありますか?
漠然とした不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。これは本当なのでしょうか。
実際のところ、2020年の国立がんセンターの統計によると、40-44歳の罹患率と比較して、50歳-54歳の大腸癌罹患率は2.9倍に増加し、55歳-59歳の罹患率は4.6倍に増加します。
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- 2025.05.16
- お知らせ
大腸カメラって2Lの下剤を飲まないといけないってホント!?
皆様、こんにちは。札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック院長の福田遼です。当院では、日々多くの患者様が胃カメラ検査や大腸カメラ検査を受けにいらっしゃいます。内視鏡検査は、消化器の病気の早期発見・早期治療にとって非常に重要な検査ですが、特に大腸カメラ検査については、「つらい」「大変そうだ」といったイメージをお持ちの方が多いようです。
中でも、検査を受ける前に「2リットルもの大量の下剤を飲まなければいけない」という話を聞いて、検査をためらってしまう方も少なくないようです。インターネットなどで見かけるその量に、「私には無理だ…」と検査を諦めてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、大腸カメラ検査の前には、お腹の中をきれいにするために一定量の腸管洗浄液(下剤)を服用していただく必要があります。そして、その服用量が2リットル程度となる製剤が多いのは事実です。しかし、「2リットル」という数字だけが先行してしまい、必要以上に身構えてしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、下剤の種類は一つだけではありませんし、皆様の負担を少しでも軽減するための様々な工夫も存在します。
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- 2025.05.14
- お知らせ
大腸癌でも血便がない事ってあるの!?
皆さん、こんにちは。札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック院長の福田です。
日々の診療の中で、患者様から様々なご質問やご不安をお伺いします。中でも、「血便が出ていないから、大腸がんは心配ないですよね?」というお声を耳にすることが少なくありません。
しかし、この認識には少し注意が必要です。今回は、この「血便がない=大腸がんではない」という考え方について、そして大腸がんの早期発見がいかに大切かをお話ししたいと思います。
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- 2025.05.12
- お知らせ
札幌で上手な大腸内視鏡検査ができるクリニック
日頃より皆様の健康管理に貢献できますよう、スタッフ一同努めております。
当院は、札幌の中心部に位置し、胃と大腸の内視鏡検査に特化した専門クリニックです。
今回は、皆様の健康を守る上で非常に重要である大腸がん検診、そして精密検査である大腸内視鏡検査についてお話しさせていただきます。
特に、「検査が不安」「痛そう」といったイメージをお持ちの方に、当院の取り組みについて知っていただき、安心して検査を受けていただけるよう、詳しくご説明いたします。
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- 2025.05.10
- お知らせ
大腸カメラを直近で行っていたら便潜血検査(健診の検便)はしなくてもいいの!?
皆様、こんにちは。札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック院長の福田です。
過去に大腸カメラ検査を受けたことがある方や、定期的に大腸カメラ検査を受けている方から、「大腸カメラを直近で行っていたら、便潜血検査はもうしなくてもいいですか?」というご質問をよくいただきます。
この疑問にお答えするために、今回は便潜血検査と大腸カメラ検査、それぞれの役割と特徴、そしてどのように組み合わせてご自身の健康を守っていくのが最も良い方法なのかについて、詳しくお話ししたいと思います。
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- 2025.05.08
- お知らせ
大腸カメラで「腸が伸びやすい」と言われた方へ
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック 院長の福田です。
大腸内視鏡検査ほど、「苦しいのではないか、痛いのではないか」と患者さんに懸念を持たれる検査も少ないと思います。
「腸が伸びやすい」という状態は、医学的には特定の病気を指すものではありませんが、大腸の形状や、内視鏡を挿入する際の技術によって、腸管が通常よりもたわんだり、伸びたりしやすい傾向があることを指す場合が多いです。
特に、一般的に大腸カメラの盲腸までの挿入は女性の方が難しく、痛みやすい傾向があると言われています。
このような場合、内視鏡の挿入に時間がかかったり、お腹の張りや痛みを強く感じたりすることがあります。そのため、検査に対して苦手意識を持ってしまわれる方がいらっしゃるのも無理はありません。
当院では、そういった方にも安心して、そして苦痛なく検査を受けていただけるよう、様々な取り組みを行っております。
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- 2025.05.07
- お知らせ
大腸ポリープ切除は手術になりますか?
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック 院長の福田遼です。
この度、私の執筆した医療コラムをお読みいただき、ありがとうございます。
今回のテーマは「大腸ポリープ切除は手術になるのか」という、多くの方が抱かれている疑問にお答えするものです。
この疑問を解消し、当院での大腸カメラ検査がいかに患者様にとって安心で有益であるかをお伝えできれば幸いです。
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- 2025.05.06
- お知らせ
医者は便潜血検査しないってホント!?
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック院長の福田遼です。
日々の外来診療や健康診断、人間ドックなどで、多くの患者様から消化器に関するご相談をお受けしております。その中で、大腸がんの検査についてお話しする際に、「先生、医者は便潜血検査しないってホントなんですか?」というご質問をいただくことが、実は少なくありません。
このコラムを読まれているあなたも、もしかしたら同じような疑問をお持ちかもしれませんね。今回は、この疑問にお答えするとともに、大腸がんの検査について、そして当院での内視鏡検査について詳しくお話ししたいと思います。
まず、なぜこのような話が出るのでしょうか?そこには、便潜血検査というものが持つ「良い点」と、医療のプロフェッショナルだからこそ知っている「限界」が関係していると言えるでしょう
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- 2025.05.05
- お知らせ
検便(便潜血検査)は朝一じゃないとだめですか?
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック 院長の福田遼です。
今回のコラムでは、皆さまからよくいただくご質問の一つ、「検便(便潜血検査)は朝一じゃないとだめですか?」という疑問にお答えしつつ、大腸がん検診の重要性や、その先の精密検査である大腸カメラ検査について、そして当院で安心して検査を受けていただくための取り組みについて、詳しくお話ししたいと思います。
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- 2025.05.04
- お知らせ
同じ日に2回でた便からそれぞれ便潜血検査を提出したらバレますか!?
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック院長の福田です。
本日は、「同じ日に2回でた便からそれぞれ便潜血検査を提出したらバレますか!?」という、患者様から時折いただく、ご質問についてお話しさせていただきます。
このタイトルを見て、「えっ、バレるの?」「それってズルになるの?」とドキッとされた方もいらっしゃるかもしれませんね。
まず結論から申し上げますと、基本的にはバレませんし、そもそも同じ日の別の便から検査をおこなっても問題ありません。
しかし、ここで大切なのは、「バレるかどうか」ではなく、便潜血検査がなぜ「2日法」で行われるのか、そしてその検査の本来の目的を理解することです。
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- 2025.05.03
- お知らせ
大腸ポリープが原因で出血する事ってあるの!?
こんにちは。札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック院長の福田です。
当院では、日々多くの患者様から胃や大腸に関するご相談をいただいております。
その中でも、特に健康診断の「便潜血検査で陽性が出た」という方や、「血便が出て心配になった」という方から多く寄せられるご質問の一つに、「大腸ポリープが原因で出血することってあるの?」というものがあります。
結論から申し上げますと、大腸ポリープが出血の原因となることは十分にあり得ます。今回は、この大腸ポリープと出血の関係について、そしてなぜ精密検査が必要なのかを分かりやすく解説したいと思います。
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- 2025.05.02
- お知らせ
大腸カメラってその日に結果はわかるの!?
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック院長の福田遼です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
日々の健康管理、特に胃腸の健康については、何か気になることがあっても「まだ大丈夫かな」「ちょっと怖いな」と後回しにしてしまいがちな方もいらっしゃるかもしれません。
当院では、皆様に安心して内視鏡検査を受けていただけるよう、日々様々な工夫を凝らしております。
今回は、大腸カメラ検査について、患者様からよくいただくご質問の一つ、「検査を受けたその日に結果はわかりますか?」という疑問にお答えしたいと思います。
結論から申し上げますと、大腸カメラ検査の多くの場合、検査を受けたその日に医師から結果について説明を受けることができます。組織検査を要した場合でも見た目での判断で大方の診断が可能です。
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- 2025.05.01
- お知らせ
胃カメラをやったらバリウム検査はしなくていいの!?
皆さん、こんにちは。札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック院長の福田です。
患者様から「胃がん検診を受けようと思うんだけど、バリウムと胃カメラ、どっちがいいの?」 とか、
「胃カメラを受けたいけど辛そうだからバリウムを受けているんだよね」 といったご質問をよくいただきます。
また、「胃カメラをやったら、もうバリウム検査はしなくていいの?」と疑問に思っている方もいらっしゃるでしょう。
胃がん検診の方法には、主にバリウム検査(胃透視検査)と胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)があります。
どちらも胃がんの早期発見に繋がる重要な検査ですが、それぞれに特徴があり、どちらが優れている、どちらか一方だけで良いと一概には言えません。ご自身の状況や目的に合わせて適切な検査を選ぶことが大切です。
今回のコラムでは、胃がん検診の現状と重要性、そしてバリウム検査と胃カメラ検査のそれぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく比較しながら、皆さまにとって最適な検査選びのヒントをお伝えしたいと思います。
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- 2025.04.30
- お知らせ
すぐに大腸検査の予約が取れるってホント!?:札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック
皆様、こんにちは。札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック院長の福田遼です。
大腸カメラ検査が必要だと分かっていても、仕事や家事で忙しい日々の中、なかなか検査の予約に踏み切れない、
あるいは予約しようと思っても数ヶ月待ちと言われて諦めてしまった、そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックでは、このような患者様の声にお応えするため、「すぐに大腸カメラ検査を受けられる体制づくり」に力を入れています。
当院では土日を含む当日の大腸カメラ検査にも可能な限り対応しており、すぐに検査を受けていただける可能性は十分にございます。
これは、特に緊急性の高い血便 や、便潜血陽性という重要なサイン を放置することなく、迅速に精密検査を受けていただくための私たちのこだわりです。
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- 2025.04.29
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大腸検査は何歳で初めて受けるべきか?
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック院長の福田遼です。
患者様からよくいただく質問の一つに、「大腸カメラ検査は、一体何歳から受けるべきなのでしょうか?」というものがあります。
健康診断で「便潜血陽性」という結果を受けて初めて大腸カメラという言葉を耳にした方、あるいはご家族が大腸がんに罹患されてご自身のことが心配になった方など、様々なきっかけでこの疑問を持たれることと思います。
このコラムでは、大腸がんの現状やリスク、そして大腸カメラ検査がなぜ重要なのかを詳しく解説し、最適な検査の開始年齢について、国の推奨や医学的な知見、そして当院の考えをお伝えしたいと思います。
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- 2025.04.28
- お知らせ
肥満だと憩室炎になりやすいってホント!?
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック院長の福田です。
今回のコラムでは、「肥満だと憩室炎になりやすいってホント!?」というテーマについて、詳しく解説していきたいと思います。
このテーマを選んだのは、肥満は多くの方が関心を寄せている健康問題であり、また、腹痛や発熱といった症状で来院される患者様の中に憩室炎と診断される方がいらっしゃるためです。
肥満と憩室炎、そして大腸の健康との関係について、皆様の理解を深め、不安なく大腸カメラ検査を受けていただくきっかけとなれば幸いです。

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