完走の代償は「血」だった!|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

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完走の代償は「血」だった!

完走の代償は「血」だった!|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

         

2026年4月19日

こんにちは!札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックスタッフの土佐です!

マラソン大会や日々のジョギング中に、突然の腹痛や便意に襲われ、驚いて確認したら「血が混じっていた」という経験はありませんか?

走ることを習慣にしているランナーにとって、出血は非常に不安な出来事です。

この記事では、ランナーに起こりやすい出血の原因や、その背景にある体のメカニズム、そして具体的な対策について詳しく解説いたします。

この記事を読むことで、ランナーが出血する理由と、安心して競技を続けるためのセルフケアや受診の目安が分かります。

ランニング中に血便や出血を経験して不安を感じている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

1 ランナーが出血?その正体と主な原因

ランニング中の衝撃による物理的刺激 として、

腸管の激しい揺れが粘膜を傷つける ランニングは全身を上下に激しく動かす運動です。

走っている間、腸などの内臓は常に上下の振動を受けています。

この物理的な衝撃が長時間続くことで、腸の粘膜同士が擦れ合い、微細な傷がつくことがあります。

その結果として、便に血が混じったり、排便時に出血が見られたりする場合があるのです。

内臓の下垂と圧迫による影響 走行中の着地衝撃は、体重の数倍にも及びます。

重力と衝撃によって内臓が下側に押し付けられると、直腸付近の血管に圧力がかかりやすくなります。特に、もともと痔の傾向がある方は、この圧力によって患部がうっ血し、出血を引き起こす可能性が高まります。

次に、運動による内臓血流の低下します。

消化管の虚血状態が引き起こす炎症 運動を始めると、体は酸素や栄養を優先的に骨格筋へと運びます。

その際、胃腸などの消化管に流れる血液量は、平常時の約20%程度まで減少すると言われています。

この血液不足の状態を「虚血」と呼びます。

激しい走行で長時間虚血状態が続くと、大腸の粘膜がダメージを受け、炎症や出血を伴う「虚血性大腸炎」に似た症状を引き起こすケースがあります。

虚血性大腸炎とランナーの関係 マラソンなどの高強度な持久走では、脱水症状も加わり、より血流不足が顕著になります。

実際にフルマラソン完走後のランナーを対象とした調査では、目に見えない程度の潜血も含めると、相当数のランナーに消化管からの出血が認められたという報告もあります。

腹痛を伴う鮮血便が出た場合は、この虚血が原因である可能性を考慮する必要があります。

2 ランナーが出血?を防ぐための具体的な対策

食生活の見直しと水分補給の徹底 です!

食物繊維と脂質の摂取タイミングを調整する レースや激しいトレーニングの直前に食物繊維を多く含む根菜類や、消化に時間がかかる脂っこい食事を摂ることは避けましょう。

胃腸の中に食べ物が残った状態で走ると、物理的な揺れによる負担が増大し、粘膜への刺激が強くなります。

私は以前、フルマラソンやトレイルランニングの大会当日の朝に油断して脂質の多いパンを食べてしまい、走行中に激しい腹痛と下血を経験したことがあります。

それ以来、走る3時間前には消化に良い炭水化物を中心に摂取し、胃を軽く保つよう徹底しています。

脱水を防ぎ血流を維持してます。すごく水分には気を使います。

水分不足は血液の循環を悪くし、内臓の虚血をさらに悪化させます!

喉が渇く前に、こまめに電解質を含むスポーツドリンクを摂取することが重要です。

攣り防止にもなります。

適切な水分補給は、腸の粘膜を保護し、過度な摩擦や血流低下によるダメージを最小限に抑えるメリットがあります。

脱水状態を回避することで、結果的にパフォーマンスの維持にもつながります。

そして、マラソンを始めてフォームの改善と適切な休養 が大事だとわかりました。

着地衝撃を和らげるランニングフォーム 足裏全体で着地するように意識することで、体への衝撃を分散させることができます。

踵(かかと)から強く着地するフォームは、振動が直接内臓に伝わりやすいため、注意が必要です。

クッション性の高いシューズを選ぶことも、物理的な刺激を軽減する有効な手段となります。

体の軸を安定させることで、腸の無駄な揺れを抑えることが可能です。

疲れないフォームは大事なのです!

腸を休ませるリカバリー期間の確保 出血が見られた場合は、体が悲鳴を上げているサインです。

無理にトレーニングを継続せず、数日間は安静にして腸の粘膜を再生させる時間を設けましょう。

内臓のダメージは外から見えませんが、筋肉と同じように休息が必要です。

休養を挟むことで炎症が治まり、次に走る際のリスクを低減できるという大きなメリットがあります。

3 ランナーが出血?した時に注意すべき疾患

痔(じ)による出血 !

激しい運動による痔核の悪化 ランナーに非常に多いのが、いぼ痔(内痔核・外痔核)からの出血です。

走る際のいきみや、長時間お尻に力がかかることで、肛門周辺の静脈が腫れてしまいます。

排便時に真っ赤な血が出る場合は、痔が原因であることが多いです。

市販薬で一時的に改善することもありますが、繰り返す場合は専門医の診察が必要です。

深刻な病気が隠れている可能性として、

大腸ポリープや大腸がんのサイン!

「走ったから出血したのだろう」と自己判断してしまうのは危険です。

出血の本当の原因が、運動ではなく大腸の中にできたポリープやがんである可能性も否定できません。特に、ランニングをしていない時でも血便が出る、便が細くなった、といった症状がある場合は要注意です。

そして、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患 若年層のランナーでも増えているのが、潰瘍性大腸炎などの免疫に関わる疾患です。

慢性的な下痢や血便、腹痛が続く場合は、単なる「ランナーの下痢」ではありません。

専門的な検査を行わない限り、これらの疾患と運動による出血を見分けることは困難です。

4 早期の大腸カメラ検査を推奨する理由

正確な診断が安心につながります。

内視鏡検査で出血部位を特定する 出血の原因が物理的な刺激によるものか、あるいは病気によるものかを判断する最も確実な方法は、大腸カメラ検査です。

カメラで直接腸の中を確認することで、粘膜の状態を正確に把握できます。

原因が特定できれば、それに応じた適切な治療やアドバイスを受けることができ、再び安心してランニングを楽しめるようになります。

早期発見による治療の簡略化 もしポリープが見つかったとしても、早期であれば内視鏡下でその場で切除することが可能です。

がん化する前にポリープを取り除くことは、将来の大きな病気を防ぐ最大の予防策となります。

検査を受けることは、ランナーとしての選手寿命を延ばすことにも直結します。

当クリニックは苦痛の少ない内視鏡検査の提供 しています。

「大腸カメラは痛そう」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

しかし、当クリニックでは鎮静剤を使用するなど、患者様がリラックスした状態で検査を受けられるよう工夫しています。

専門医が高度な技術を用いて行うため、短時間で精度の高い検査が可能です。

ランナーの特性を理解した医師による診療 当クリニックの医師は、運動が消化器に与える影響についても深い知見を持っています。、

一人で悩まずにぜひご相談くださいね!

5 まとめ

ランナーが出血する原因は、走行による物理的な振動や、運動時の内臓血流の低下、さらには痔や深刻な腸の疾患まで多岐にわたります。

まずは食事や水分補給、フォームの改善といった対策を講じることが大切ですが、出血を自己判断で放置することはリスクを伴います。

特に、腹痛を伴う場合や出血が繰り返される場合は、早めに医療機関を受診してください。

大腸カメラ検査を受けることで、不安を解消し、健康な体でゴールを目指しましょう。

本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。

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