大腸ポリープの症状にはどんなものがありますか!?:札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通りの内視鏡検査・消化器内科

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大腸ポリープの症状にはどんなものがありますか!?:札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック

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2024年10月22日

大腸ポリープはどんな症状がでますか?

多くの患者様から上記の質問を頂きますが、

大腸ポリープは小さい場合無症状であることがほとんどです。

大きくなるにつれて血便などの症状がでてきますが

大きくなるほど癌化するリスクが高まるので、無症状のうちの早期発見が重要です。

当記事では、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックの専門医が大腸ポリープの症状と診断方法を詳しく解説します。

1. 大腸ポリープの症状と診断方法

大腸ポリープは、多くの場合、症状が現れにくいため自覚しにくいのです。

しかし、症状が進行すると、便秘や下痢、そして腹痛を伴うことがあります。大腸ポリープは、早期発見が大切であり、定期的な検査が推奨されています。

特に40歳以上の方は、年に一度の検査を受けることがおすすめです。早期の治療がポリープの悪性化を防ぐ鍵となります。

1.1. 一般的な症状と具体例

大腸ポリープは、ほとんどの場合無症状です。しかし、進行すると便通異常が現れます。例えば、急に便秘になったり、逆に頻繁に下痢をすることがあります。

最も注意すべきは、見た目ではわからない微細な変化です。それを調べるには便潜血検査が有効です。便潜血検査は便中の微量な血液を検出する事ができます。

1.2. 血便の観察と重要性

上述したように、大腸ポリープの代表的な症状の一つに、血便があります。血便は、大腸内で何らかの異常が起きているサインであり、見逃してはいけません。

血便の色や量に注目することも重要です。鮮やかな赤色の血便は、大腸や直腸からの出血を示すことがあります。一方で、黒色の便は消化管の上部からの出血かもしれません。

血便を無視すると、症状が悪化する可能性があります。定期的な健康診断や便潜血検査を受けることで、血便を早期に発見し、適切な対処をしていきます。

1.3. 大腸ポリープの診断の流れ

大腸ポリープの診断は、大腸カメラ(大腸内視鏡検査)によって行われます。

内視鏡を使って大腸内部を直接観察し、ポリープの有無を確認するのです。この検査では、ポリープが見つかった場合即時に切除することも可能です。こうして診断を進め、適切な治療計画を立てることができます。

実際の大腸ポリープ

2. 札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックでの診療

札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックでは、最新の医療技術を用いて信頼性の高い診療を提供しています。

専門の医師と看護師が常駐し、患者様一人一人に合わせたきめ細やかな対応をしています。

また、安心して受診できる環境作りに努めております。診療内容には胃内視鏡や大腸内視鏡検査をはじめ、各種ポリープの切除や治療があります。

2.1. ポリープの日帰り切除が可能

札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックでは、10mm以下のポリープの日帰り切除が可能です。

ポリープの早期発見と治療は重視されており、内視鏡を使って迅速かつ正確に切除されます。内視鏡で切除すると、傷も小さく、回復も早いため、入院の必要がないのです。

このため、仕事や家庭の忙しい方にも安心して治療を受けてもらえます。患者さんの生活リズムを大切にしながら、高品質な医療を提供します。

2.2. 鎮静剤を使用した無痛内視鏡

鎮静剤を使用することで、無痛で内視鏡検査を受けることができます。

札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックでは、内視鏡検査に対する恐怖感を軽減するために必要な量の鎮静剤を使用します。

まず、患者様の体質や健康状態を考慮し、最適な鎮静剤の投与量を決定します。これにより、痛みや不快感を最小限に抑えた上で、詳細な検査や診断が行えます。

さらに、医師や看護師が常に患者様の状態を監視しながら検査を進めるため、安全な検査を提供する事ができます。

2.3. 下剤を飲まない大腸内視鏡検査にも対応

下剤を飲まない大腸内視鏡検査にも対応しているのが特長です。

通常、大腸内視鏡検査の前には大量の下剤を飲む必要がありますが、一部の患者様にはこれが負担となることがあります。

札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックでは、最新の技術を用いて下剤を飲まずに検査を行う方法を採用しています。

この方法では、胃カメラの検査も同日に行い、十二指腸に直接下剤を注入することで大腸内の洗浄を行います。

当院で内視鏡検査をご希望の方は以下のリンクからご予約ください

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3. 大腸内視鏡検査の重要性

大腸内視鏡検査は、早期の癌の発見やポリープの診断に役立ちます。

内視鏡を使用することで、医師は直接大腸内を観察し、高精度な診断が可能です。

また、適切な治療を早期に開始することができるため、患者の健康に大きな利点があります。定期的な検査を受けることで、重篤な疾患の予防にもつながります。

3.1. 内視鏡検査が必要な理由

まず、内視鏡検査は早期発見のために重要です。また、内視鏡検査ではポリープもその場で除去でき、癌化を防ぐことができるのです。

次に、内視鏡検査は安全で信頼性が高い点からも推奨されます。現代の技術では、非常に細かい部位の観察が可能であり、リスクが少ない手法です。

最後に、健康診断の一環としても内視鏡検査が有用です。定期的に受けることで、深刻な病気を未然に防ぐだけでなく、生活習慣の改善点も見つけやすくなります。

3.2. 検査前の準備と注意点

まず、検査前には食事の制限があります。特に、繊維質の多い食べ物や固形物は一定期間避ける必要があります。また、検査当日には指定された下剤を服用し、大腸を綺麗にすることが重要です。

次に、薬の服用についても注意が必要です。特定の薬を服用している場合は、医師に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。また、水分補給はしっかりと行うことが求められます。

最後に、検査当日はリラックスすることが大切です。緊張すると内視鏡の挿入が困難になる場合があります。深呼吸を繰り返し、落ち着いて検査を受けることで、スムーズに進行します。準備を万全にして、安心して検査を受けましょう。

3.3. 検査の具体的な手順

最初に、検査を受ける前に診察室で説明を受けます。医師や看護師が詳細な手順を説明し、質問に答えてくれます。

次に、検査台に横になります。このとき、内視鏡が挿入されるため、できるだけリラックスしてください。

最後に、検査中に異常が発見された場合は、その場で対処が行われます。ポリープが見つかった場合は、即座に除去されることもあります。検査後、すぐに通常の生活に戻ることができ、特別な後処置はほとんど必要ありません。

4. 大腸ポリープ切除により大腸癌リスクを軽減できる

大腸ポリープの切除は、大腸癌のリスクを大幅に軽減できる重要な手段です。

ポリープは無症状のことが多く、検査を通じて早期に発見することが求められます。

内視鏡検査で見つかったポリープは、早期に切除することで、がんに発展する可能性が抑えられるため、定期的な検診が推奨されるのです。

4.1. 大腸ポリープは種類によっては前癌病変

大腸ポリープは、その種類によっては前癌病変となり得ます。

特に腺腫性ポリープは、がんになるリスクが高く注目されています。他の種類に比べ、慎重に経過を観察する必要があるのです。

さらにサイズや形状、位置もリスクに影響します。ポリープが大きいほど、やがて大腸癌になる可能性が高まるのです。

そのため、定期的な内視鏡検診が大切です。ポリープの種類やリスクを早期に把握し、適切な治療を行うことが求められます。

4.2. 大腸ポリープの種類と分類

大腸ポリープは放置すると、重篤な病気に発展することがあります。

大腸ポリープには、腺腫性、過形成性、炎症性、鋸歯状などに分類されます。腺腫性ポリープは特にがんになる可能性が高く、定期的な検査と早期の切除が必要です。

過形成性ポリープは通常、がんになるリスクは低いですが、注意が必要です。炎症性ポリープや鋸歯状ポリープも、それぞれ異なるリスクを持っています。正確な診断と早期の対策が重要なのです。

4.3. 大腸ポリープ切除で7割以上大腸癌を抑制できるといった報告がある

大腸ポリープの切除を行うことで、7割以上の確率で大腸癌を抑制できるという報告があります。

これは、多くの研究で確認されています。切除を行うことで癌に発展する前にリスクを取り除くことができるため、非常に効果的な方法とされています。

その結果、大腸癌の発症率が大幅に減少するのです。定期的な検査とポリープの早期発見、切除が組み合わさることで、健康へのリスクを最小限に抑えることが可能です。

5. 大腸ポリープの治療方法

大腸ポリープの治療方法には、主に内視鏡を用いるものと外科手術が存在します。

ポリープの大きさや形状、そして悪性の可能性によって最適な治療法が選ばれます。内視鏡を用いた治療は、比較的簡単でリスクが少ないために一般的です。

しかし、重篤な場合やポリープが大きな場合には、外科手術が必要となることもあります。

5.1. 内視鏡を用いた治療

内視鏡を用いた治療は、大腸ポリープの治療において非常に一般的です。

内視鏡を肛門から挿入し、カメラによってポリープの位置を確認しながら治療を行います。内視鏡治療の利点は、局所麻酔で行えるため患者への負担が少ないことです。

さらに治療後の回復も早く、短期間で日常生活に戻ることが可能です。デメリットとしては、ポリープが非常に大きい場合や多発している場合には、この治療法が適さないこともあります。

5.2. ポリープ摘出の方法とリスク

ポリープ摘出には、主にポリープ摘出術と呼ばれる方法が用いられます。

専用のスネアと呼ばれるワイヤーを使いポリープの根元を切断します。この方法は一般的で、比較的安全です。

しかし、ポリープの大きさや位置によっては出血や穿孔といったリスクも存在します。さらに悪性の疑いがある場合には、追加の検査や治療が必要です。

これらのリスクを最小限にするためにも、定期的なフォローアップが重要です。安全かつ効果的な治療を行うためには、専門医の診断が不可欠です。

5.3. 治療後のフォローアップ

治療後のフォローアップは、ポリープ再発の早期発見と対策に非常に重要です。

内視鏡治療後には、定期的な内視鏡検査が推奨されます。これにより新たなポリープの形成を未然に防ぐことができます。

また、食生活の改善や生活習慣の見直しも欠かせません。特に繊維質の多い食品を摂ることが大切です。

フォローアップを怠ると、再発や新たなリスクが高まるため、計画的な健康管理が必要となります。

腺腫性ポリープの写真

6. 大腸ポリープと生活習慣

大腸ポリープは、生活習慣の影響を強く受けることが知られています。

特に食生活や運動習慣、喫煙や飲酒が関係しているため、これらの要素を見直すことが予防につながります。

ポリープができると悪性化する可能性もあるため、定期的な検診が重要です。生活習慣を改善し、健康な大腸を保ちましょう。

6.1. 予防策とリスク管理

大腸ポリープの予防策としては、定期的な健康診断が重要です。

早期発見によって、ポリープの悪性化を防ぐことが可能です。また、食生活の改善や運動、禁煙、適度な飲酒がリスク管理に役立ちます。

多くの研究が、バランスの良い食事や適度な運動が大腸の健康を維持するのに効果的であることを示しています。健康管理は、自分の日常生活からしっかりと行うことが大切です。

6.2. 食生活と大腸ポリープの関係

食生活は大腸ポリープの発生に大きく影響します。

高脂肪・高カロリーの食事や、加工食品の摂取が多いとリスクが高まることが知られています。一方で、食物繊維豊富な野菜や果物、全粒穀物の摂取は予防に効果的です。

6.3. 運動と生活習慣の改善方法

運動は、大腸ポリープのリスクを低減するために重要です。

定期的な運動は、消化器官の働きを活発にし、便通を改善します。これにより、腸内の有害物質の滞留を防ぎ、ポリープの発生を抑えます。

さらに、適度な運動習慣を持つことで、体重管理やストレス解消にもつながります。運動を日常生活に取り入れることで、全体的な健康状態を向上させることができます。生活習慣の改善を心がけ、健康な体を維持しましょう。

癌が合併した大腸ポリープ

7. 大腸ポリープの症例紹介

大腸ポリープは、腸内の粘膜の表面にできる小さな突起を指します。

これらのポリープは、良性から悪性まで様々なタイプがあり、形や大きさも多様です。検査により早期発見が可能で、適切な治療を行うことで、進行を防ぐことができるのです。

早期治療が重要であり、定期的な検査と予防が推奨されています。以下にみつかる事の多いポリープの種類を紹介します。

7.1. 腺腫性ポリープ

腺腫性ポリープは、大腸にできる良性のポリープの一種です。

これらは通常、小さな腺組織から成り、時間と共に大きくなることが多いです。成長過程で、まれにがん化することもあります。

腺腫性ポリープは、内視鏡検査で発見されることが多く、その際には、ポリープの切除も可能です。ポリープが発見された場合、定期的なフォローアップが重要です。

腺腫性ポリープの写真

7.2. adenocarcinoma in adenoma(上皮内癌)

adenocarcinoma in adenomaは、腺腫性ポリープ内に発生するがんです。

これは初期段階では上皮内にとどまり、進行すると他の組織に広がる傾向にあります。早期発見が非常に重要で、内視鏡検査による定期的なチェックが推奨されています。

治療には、内視鏡的切除が主な選択肢となります。場合によっては、追加の治療が必要になります。早期発見・治療が予後に大きく影響を及ぼします。

大腸癌が合併した大腸ポリープ

7.3. SSL(SSA/P)

SSL(SSA/P)は、鋸歯状ポリープの一種で、通常は大腸の右側に発生します。

このポリープは、形状が特徴的であり、内視鏡検査で発見されることが多いです。鋸歯状ポリープは、サイズが大きくなると、がん化のリスクが増加します。

定期的な検査が重要であり、早期発見が求められます。適切な治療を行うことで、健康を維持することができるでしょう。

SSLの写真(青い色素を撒布)

7.4. 若年性ポリープ

若年性ポリープは、主に若い成人にもみられるポリープです。

これらは通常、良性であることが多いですが、症状や大きさにより、外科的切除が必要な場合もあります。

若年性ポリープは、遺伝的な要因が関わることがあり、家族歴を知ることが重要です。早期の診断と適切な治療は、予後に大きな影響を与えます。定期的な検査が推奨されます。

若年性ポリープ

8. 診断後の対策とフォローアップ

診断後の対策とフォローアップは、健康を維持するために非常に重要です。

まず、正確な診断を受けた後で、その結果に基づいた具体的な治療計画を立てることが必要です。

さらに、医師との定期的なコミュニケーションを通じて、治療の進行状況を確認し、必要に応じて計画を調整します。

この継続的なフォローアップにより、病気の再発を防ぐための適切な対策を講じることができるのです。

8.1. 定期的な検査の必要性

定期的な検査は、病気の早期発見と予防に大いに役立ちます。病気は初期段階では症状がほとんど現れないことが多く、定期的な検査を受けることで早期に異常を見つけることができるのです。例えば、がんのような重大な病気も、早期に発見すれば治療の成功率が格段に上がります。このように、定期検査は健康維持に不可欠な手段です。

さらに、検査結果をもとに日常生活の見直しも行えます。例えば、生活習慣の改善や食事のバランス調整などです。これにより、病気の進行を遅らせたり、再発を防ぐことが可能になります。検査結果を適切に理解し、生活に反映させることが重要です。

最後に、定期検査を習慣づけることで、長期的な健康管理がしやすくなるのです。医師のアドバイスを受けることで、自分の体の状態を正確に把握し、適切な対応がとれるようになります。これにより、将来の健康リスクを大幅に減少させることができます。

8.2. 再発防止とリスク管理

再発防止は、病気の管理において非常に重要です。診断後の治療だけでなく、再発のリスクを低減するための対策も欠かせません。これには、生活習慣の見直しや、日々の健康管理が含まれます。例えば、食事のバランスや適度な運動、十分な休息を取ることが推奨されます。

再発防止には、ストレス管理も重要です。日常生活でのストレスを軽減するために、リラクゼーション法や趣味を取り入れることが有効です。ストレスがたまると免疫力が低下し、病気が再発しやすくなるからです。また、専門家のアドバイスを受けることで、より効果的なリスク管理が可能です。

さらに、定期的な医師のフォローアップを通じて、自分の体調を常に把握しておくことが大切です。異常が見つかった場合、早期に対応することで再発のリスクを減少させることができます。このようにして、再発防止とリスク管理を徹底することで、健康を長く維持できるのです。

8.3. 精神的なサポートの重要性

精神的なサポートは、治療やリハビリの過程で非常に重要です。心のケアが欠かせない理由は、精神状態が肉体の健康に大きく影響するためです。例えば、不安やストレスがたまると、免疫力が低下しやすくなります。これが原因で、治療の効果が出にくくなることもあります。ですから、心のサポートを受けて、ポジティブな気持ちを持つことが大切です。

家庭や友人からの支援が精神的なサポートの一環となります。自分を理解してくれる人々と話すことで、気持ちを楽にすることができます。また、専門のカウンセラーや心理士との定期的なセッションも有効です。これにより、感情を整理し、前向きな思考を保つことができるでしょう。

加えて、病気に対する理解を深めることで、不安感を軽減することができます。医療従事者から積極的に情報を収集し、自分の状況に適した対策を知ることで、心の平穏を保つことが可能になります。このように、精神的なサポートは治療の成功に不可欠な要素であるのです。

<文責:福田遼>

大腸内視鏡検査は札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックがおすすめです!

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