便潜血に引っかかったら何科へ?|受診先と大腸カメラの必要性|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

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便潜血に引っかかったら何科へ?|受診先と大腸カメラの必要性

便潜血に引っかかったら何科へ?|受診先と大腸カメラの必要性|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

         

2026年1月15日

こんにちは!札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック栄養士の田中です!

健康診断や自治体のがん検診で行われる「便潜血検査」。

手軽に受けられる検査ですが、いざ結果に「陽性」の文字が並ぶと、多くの方が強い不安を感じます。

「便潜血陽性って、つまりガンなの?」

「どこに行けばいいのか、何科が正解?」

「全く症状がないのに、わざわざカメラを飲む必要があるの?」

医療現場では、こうした戸惑いから受診を先延ばしにし、半年、1年、あるいは数年放置してしまった結果、進行した状態で見つかるケースが後を絶ちません。

この記事では、消化器内科の専門的な視点から、便潜血陽性が判明した際に「どこの科へ行き、どのような心構えで精密検査に臨むべきか」を徹底的に解説します。「いつか行こう」を「今行こう」に変えるための、具体的なアクションガイドとしてご活用ください。

ぜひ、最後までご覧ください。

1. そもそも便潜血検査とは何か?

便潜血検査は、その名の通り「便に潜んでいる(目に見えない)血液」を探す検査です。

1-1. なぜこの検査が行われるのか

日本人が生涯で「大腸がん」に罹患する確率は、男性で10人に1人、女性で12人に1人と言われています。大腸がんは早期に発見できれば完治が目指せる病気ですが、初期段階では自覚症状がほとんどありません。 そこで、目に見えない段階の微量な出血を捉えることで、効率よく病変を見つけ出す「スクリーニング検査」として、便潜血検査が世界中で採用されています。

1-2. 「2日法」の意味

多くの検診では2日分の便を採取します。これは、大腸がんやポリープからの出血が「常に一定ではない」ためです。

  • 1日だけ陽性: 出血がたまたまその日だけだった。

  • 2日とも陽性: 持続的な出血がある可能性が高い。 どちらであっても、「一度でも陽性が出れば精密検査が必要」というルールは変わりません。




2. 「便潜血陽性=がん」ではない理由

「陽性」という言葉の響きは重いものですが、パニックになる必要はありません。統計的に、便潜血陽性で精密検査(大腸カメラ)を受けた人のうち、実際に大腸がんが見つかる割合は約2〜5%程度です。

2-1. 陽性になる主な原因

血液が混じる原因は、がん以外にも多岐にわたります。

  • 痔(ぢ): 日本人の陽性原因で最も多いものの一つです。

  • 大腸ポリープ: がんの芽となる良性のイボ。

  • 憩室(けいしつ): 腸の壁が外側に袋状に飛び出したもの。

  • 炎症性腸疾患: 潰瘍性大腸炎やクローン病など。

  • 一時的な粘膜の傷: 硬い便による擦過傷など。

しかし、逆を言えば、「自分は痔だから大丈夫」と自己判断して、背後に隠れているポリープやがんを見逃してしまうことが最も危険です。

3. 受診すべき科は「消化器内科」一択

便潜血で引っかかった際、最初に迷うのが「何科に行くか」です。

3-1. なぜ「消化器内科」なのか

結論から言えば、「消化器内科(胃腸内科)」を受診するのが最短ルートです。

  • 専門的な診断力: 大腸の構造や病態に精通した専門医が在籍しています。

  • 内視鏡(大腸カメラ)設備: 精密検査が必要になった際、そのまま同じクリニックや病院で予約・検査が可能です。

  • トータルケア: ポリープが見つかった際、その場で切除(日帰り手術)できる施設も多く、治療までスムーズに進みます。


3-2. 一般内科や外科との違い

  • 一般内科: 風邪や生活習慣病の管理が中心のクリニックでは、内視鏡設備がないことが多く、結局別の病院を紹介される二度手間になる可能性があります。

  • 外科(肛門外科): 痔の治療には強いですが、腸全体の観察が必要な便潜血の精査においては、内視鏡専門医がいる消化器内科の方が適しているケースが多いです。





4. 症状がなくても精密検査が必要な決定的な理由

「お腹も痛くないし、便通も快調。だから検査は不要」と考えるのは非常に危険です。

4-1. 大腸がんは「静かな病気」

大腸がんが自覚症状(腹痛、血便、便が細くなる、体重減少など)を出すのは、ある程度サイズが大きくなり、腸の通り道が狭くなってからです。 便潜血検査で見つかるような段階(早期がんやポリープ)では、体感できる体調の変化は皆無といっても過言ではありません。

4-2. 「症状が出た時」では遅いことがある

症状が出てから受診した場合、がんはすでに進行しており、手術が複雑になったり、抗がん剤治療が必要になったりするリスクが高まります。 「無症状のうちに見つける」ことこそが、便潜血検査の真の目的なのです。

5. 精密検査のゴールドスタンダード「大腸カメラ」

精密検査の方法にはいくつか種類がありますが、現在、最も確実で推奨されるのは大腸カメラ(大腸内視鏡検査)です。

5-1. なぜ他の検査(CTや注影検査)ではダメなのか

  • 直接観察: カメラは大腸の粘膜を直接、高精細なモニターで確認します。数ミリの平坦なポリープなど、CTでは見逃しやすい病変も発見可能です。

  • 確定診断ができる: 怪しい部位があれば、その場で組織の一部をつまみ出し(生検)、がん細胞かどうかを確定させることができます。

  • 予防ができる: 将来がん化する可能性のあるポリープを、その場で切除することが可能です。これは「検査と同時に治療ができる」という大腸カメラだけのメリットです。

5-2. 「苦しい検査」は過去のもの?

「痛い」「苦しい」「下剤が大変」というイメージで敬遠されがちですが、最近の内視鏡医療は格段に進化しています。

  • 鎮静剤の使用: うとうと眠っているような状態で検査を受けられる施設が増えています。

  • 炭酸ガス送気: 検査後のお腹の張りを抑える工夫がなされています。

  • 下剤の改良: 以前よりも飲みやすく、量の少ない下剤も選べるようになっています。






6. 放置の代償:時間が経過するリスク

便潜血陽性を放置した場合、腸の中では何が起きるのでしょうか。

6-1. ポリープのがん化

大腸がんの多くは、良性のポリープが数年かけてじわじわと成長し、がん化することで発生します。 「去年も陽性だったけど大丈夫だったから、今年も放置でいい」というのは間違いです。去年はポリープだったものが、今年はがんに変わっている可能性があるからです。

6-2. 治療負担の増大

早期発見であれば、お腹を切らずに内視鏡だけで15〜30分程度の処置で終わるものが、放置して進行すれば、開腹手術や長期間の入院、人工肛門(ストーマ)の造設など、生活の質(QOL)を大きく損なう結果になりかねません。

7. 受診から検査までの具体的な流れ

不安を解消するために、一般的な消化器内科での流れをシミュレーションしてみましょう。

① 初診(事前診察)

まずは検診の結果を持って受診します。 医師が現在の症状、既往歴、家族に大腸がんの人がいないかなどを問診します。ここで大腸カメラの日程を予約し、下剤の服用方法などの説明を受けます。

② 検査前日

消化の良い食事を心がけ、21時以降は絶食。必要に応じて寝る前に緩下剤を服用します。

③ 検査当日

当日朝から数時間かけて、腸の中をきれいにするための下剤(腸管洗浄剤)を飲みます。便が透明になったら準備完了です。

④ 検査本番

検査自体は20分〜30分程度です。鎮静剤を使用する場合は、リラックスした状態で終わります。

⑤ 結果説明

検査後15分程お休みした後、すぐに医師から概略の説明があります。組織を採取した場合は、約一ヶ月後に詳細な病理結果が分かります。

8. よくある質問(Q&A)

Q. 生理中に便潜血陽性になったのですが、やり直すべきですか? 

A. 生理の血液が混じった可能性は否定できませんが、「再検査(もう一度便潜血)」で済ませるのはNGです。もし本当に大腸に病変があった場合、再検査でたまたま陰性(偽陰性)が出てしまうと、発見が遅れるからです。一度は内視鏡で中を確認することをお勧めします。

Q. 痔があることが分かっているのですが、受診は必要ですか? 

A. 必要です。痔と大腸がんを併発しているケースは珍しくありません。「痔の出血だと思っていたら、実は奥にがんがあった」というのが最も悔やまれるパターンです。

9. まとめ:一歩踏み出すことが、未来の自分を救う

便潜血に引っかかるということは、あなたの体が「一度、中を詳しく調べてみて」とサインを出してくれているということです。

そのサインを無視せず、「消化器内科」という専門門戸を叩いてください。

検査を受けて「何もなかった」のであれば、それは最高の結果です。これからの数年間、大きな安心感を持って過ごすことができます。 もし何か見つかったとしても、このタイミングで見つかったことは「最大の幸運」です。

「忙しい」「怖い」「恥ずかしい」 そう思う気持ちは、誰もが同じです。しかし、その一瞬の迷いを乗り越えることが、あなたのこれからの10年、20年の健康を守る決定的な分かれ道になります。

最短最速で検査できる消化器内科は当院です

分院「札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック」

アクセス:〒060-0808
北海道札幌市北区北8条西3丁目28番地 札幌エルプラザ6階
電話:011−792−7061
診療時間:火・水・金・土 9:00〜17:00
・札幌駅北口から徒歩すぐの好アクセス
・本院と同水準の「痛くない」高度内視鏡検査
・WEBで24時間予約受付中
「もし、少しでも不安があるなら、今すぐお電話でご相談ください。私たちが、あなたの不安を安心に変えてみせます!」
札幌駅大腸カメラ便潜血クリニックでは、鎮静剤使用で苦痛が少ない、専門医による精度の高い大腸カメラ検査を提供し、皆様の健康をサポートしています。

※本院「札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック」とお間違えのないよう、ご注意ください。

本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックならびに札幌駅大腸カメラ便潜血クリニックまでお気軽にご相談ください。

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