皆様、こんにちは。札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック院長の福田です。 今回は、大腸カメラ検査を受けられる患者様から時折いただくご質問にお答えしたいと思います。それは、「大腸カメラの検査を受けるにあたって、お尻の毛を剃っていく必要はありますか?」というものです。結論から申し上げますと、基本的には、大腸カメラ検査を受ける際にお尻の毛を剃る必要はありません。 なぜこのような疑問をお持ちになる方がいらっしゃるのか、その背景には様々な理由があるかもしれません。過去の医療処置での経験や、インターネット上の情報、あるいは単に「邪魔になるのではないか」「不衛生なのではないか」といったご心配など、様々な要因が考えられます。 今回のコラムでは、「お尻の毛を剃る必要があるのか」という疑問について詳しく解説するとともに、当院が患者様のプライバシーにどのように配慮しているかについてもご紹介させていただきます。 「剃るべきか?」という疑問が生じる理由 「お尻を見られる」ということに抵抗を感じる方は少なくありません。そうした心理的な抵抗感から、「毛が邪魔になるのではないか」「清潔にしておくべきなのではないか」といった連想が働き、「剃っておいた方が良いのだろうか?」という疑問に繋がるのかもしれません。 また、過去に他の医療処置、例えば手術などで事前に剃毛を指示された経験がある方は、同様の準備が必要なのではないかと考えることもあるでしょう。インターネット上には様々な情報が溢れていますが、中には根拠のない情報や古い情報も含まれている可能性があり、そうした情報に触れて不安になる方もいらっしゃるかもしれません。 当院での対応 当院では、大腸カメラ検査のためにお尻の毛を剃るようお願いすることは一切ありません。内視鏡スコープは非常に細いため、お尻の毛が検査の妨げになることはほとんどありません。挿入時も専用のゼリーを使用しますので通常スコープに毛が絡む事もありません。検査時には、肛門部分にスリットの入った専用の検査着(穴あきパンツ)を着用していただきます。これにより、検査に必要な部分のみを開けることができ、不必要に肌が露出する心配はありません。立っている際にはお尻の部分はしっかりと覆われるため、検査着着用の際の恥ずかしさはほとんどありません。 当院では、患者様が安心して検査に臨めるよう、様々な面で配慮を行っております。 女性患者様への配慮:女性の患者様には、女性スタッフが検査前後のサポートを行うなど、相談しやすい環境を整えています。生理に関するご不安や、その他女性特有のお悩みも、遠慮なくご相談ください。 清潔な検査環境:検査で使用する検査着はディスポーザブル(使い捨て)のものを使用しており、常に清潔な環境で検査を受けていただけます。 鎮静剤を用いた「無痛大腸カメラ検査」:ご希望に応じて鎮静剤を使用することで、検査中はほとんど眠ったような状態で受けることができ、苦痛や不快感だけでなく、羞恥心も大幅に軽減することが可能です。多くの方が、検査が終わった時にはいつの間にか終わっていたと感じられています。 患者様からのよくある質問 ここでは、大腸カメラ検査際によくある質問をご紹介いたします。 Q: 生理中でも検査を受けられますか? A: はい、問題ありません。子宮や膣と大腸は別の臓器ですので、生理が大腸カメラ検査に影響を与えることはありません。生理用品(タンポン、ナプキン)を使用したままでも検査を受けていただけますのでご安心ください。 Q: 当日の服装はどうすればいいですか? A: 検査着に着替えていただきますので、脱ぎ着しやすい楽な服装でお越しください。検査着は、上が素肌または肌着の上に、下が肛門部分に切れ込みのあるものになります。 Q: 検査中に便意をもよおしたらどうなりますか? A: 内視鏡には吸引機能がありますので、ご安心ください。また、もし漏らしてしまったとしても通常は透明な水か腸液しか出ませんので問題はありません。Q: 他に何か準備しておくことはありますか? A: 検査前日の食事制限と、検査当日の下剤の服用が非常に重要です。これらの準備をしっかりと行うことで、より正確な検査が可能になります。大腸カメラ検査の重要性大腸カメラは寿命を延ばす上でとても大切な検査の一つです。 大腸がんは、日本人の罹患数が多いがんの一つであり、死亡原因の上位にも挙げられます。しかし、早期に発見できれば、比較的治りやすいがんでもあります。早期の大腸がんはほとんど自覚症状がないため、定期的な検査によって発見することが非常に重要です大腸カメラ検査は、大腸の粘膜を直接観察できる、最も有効な検査方法です。わずか数十分の検査で、早期のがんや、将来がん化する可能性のあるポリープ(腺腫)を発見することができます。そして、ポリープはその場で切除することも可能であり、将来的な大腸がんのリスクを大幅に減らすことができるのです。 便潜血検査も大腸がん検診として広く行われていますが、これはあくまで便に血液が混じっていないかを調べるスクリーニング検査です。便潜血検査で陰性であっても、早期のがんやポリープが見つからないこともあります。より精密な検査のためには、大腸カメラが不可欠なのです。特に、便潜血検査で陽性の結果が出た場合は、必ず大腸カメラ検査などの精密検査を受けるようにしてくださいまた、大腸カメラ検査では、大腸がんだけでなく、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)や大腸憩室症といった他の病気を発見することもできます。これらの病気も、早期に発見し適切な治療を行うことが大切です。 当院で大腸カメラを受けるメリット当院では、皆様に安心して大腸カメラ検査を受けていただけるよう、以下のような特徴があります。大通駅徒歩30秒の好立地:札幌の中心部、大通駅からすぐの場所に位置しており、アクセスが非常に便利です。お仕事帰りや買い物のついでにもお気軽にお立ち寄りいただけます。 経験豊富な専門医による丁寧な検査:消化器内視鏡専門医が、最新の内視鏡システムを用いて、丁寧かつ高精度な検査を行います。 苦痛の少ない検査:ご希望に応じて鎮静剤を使用し、眠っている間に検査を受けていただくことができます。 午前中に検査を完了可能:事前の準備方法によっては、午前中に検査を終え、午後の時間を有効活用していただけます。 土日も検査可能:平日お忙しい方でも、土曜日や日曜日に検査を受けていただくことができます。 WEB予約で24時間予約可能:インターネットから24時間いつでもご予約いただけます。 検査費用の保険適用:大腸カメラ検査は、症状がある場合や、便潜血検査で陽性となった場合など、医師が必要と認めた場合には健康保険が適用されます。ポリープ切除を行った場合も保険適用となります。また、ご加入の生命保険や医療保険から手術給付金や給付金が支払われる場合もありますので、事前に保険会社にご確認ください。 <文責:福田遼>大腸内視鏡検査は札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックがおすすめです!・関連記事[blogcard url="https://odori-clinic.com/column/coloncancer-6/"][blogcard url="https://odori-clinic.com/column/coloncancer-5/"][blogcard url="https://odori-clinic.com/column/coloncancer-4/"][blogcard url="https://odori-clinic.com/column/%E5%86%85%E8%A6%96%E9%8F%A1%E6%B1%82%E4%BA%BA/"][blogcard url="https://odori-clinic.com/column/%E9%A3%9F%E5%BE%8C%E3%81%99%E3%81%90%E3%81%AB%E4%B8%8B%E7%97%A2%E3%81%8C%E5%87%BA%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%A3%E3%81%A6%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%AA%E3%81%AE%EF%BC%81%EF%BC%9F/"]