内視鏡検査
内視鏡検査
先端にカメラがついた細長いチューブ状の装置で、それを用いて身体の中を見ることで消化管の疾患などを検索することができます。
当院で検査可能な内視鏡検査には胃カメラと大腸カメラがあります。
食道から胃にかけての内部を観察するために使用されます。主に消化器系の異常や病変の確認、ポリープや潰瘍の発見に用いられます。
直腸と大腸の内部を観察するために使用され、大腸の異常、ポリープ、大腸がんの検出やポリープ切除を行うことができます。
大腸内視鏡検査を受ける際には、大腸を十分に清潔に保つために、検査の数日前から特定の食事制限や下剤の使用が必要な場合があります。
検査当日には液体の下剤を1.5L-2L程度内服し、便を出し切ってから検査をおこないますので半日から一日かかる検査になります。
大腸内視鏡検査の痛みには個人差があります。鎮静剤を使用した場合は多くの方で痛み無く検査を行うことが可能です。
大腸内視鏡検査後は、医師の指示に従って行動することが重要です。ポリープ切除した場合は食事や飲み物に関する制限があります。また、鎮静剤の影響が残っている場合は、運転や危険な機械の操作を避けることが推奨されます。
大腸内視鏡検査は一般的に安全ですが、まれに合併症が発生することがあります。例えば、出血や穿孔(器官の穴あき)などが起こる可能性があります。しかし、医師や医療スタッフは検査中にリスクを最小化するための対策を講じます。
診察時間内であれば当日に胃カメラを行うことも可能ですので、お気軽にご連絡ください。
院長 福田 遼
<略歴>
「札幌市のがんで亡くなる方を限りなくゼロにする」を目標に日々の診療や内視鏡検査に取り組んでおります。
内視鏡検査に対しては辛いイメージを持たれ、なかなか胃カメラ・大腸カメラに踏み切れない方も多くいらっしゃると思います。そのような方々の窓口として、地域の皆様に気軽に内視鏡検査を受けていただきたいと思っております。
ちょっとした症状や、健康面のご不安からでも構いません。お気軽にご相談ください。