胃カメラ検査前日・当日の食事について
胃カメラ検査前日・当日の食事について
胃カメラ検査を行う際には胃の中をきれいな状態(空っぽ)にしておくことが正確な検査のためには必要です。
きれいになっていないと検査に時間が掛かり、正確な診断ができないだけでなく、検査が受けられない場合もあります。検査後、発熱などが見られた時はご連絡ください。
過度の飲酒や油分の多い食事などは控えるようにしてください。
消化に良い食べ物を前日の19時までにお食事を済ますようにしてください。水・お茶・スポーツドリンクは夜間も摂取可能です
夕食は、うどん・おかゆ・具の入っていないスープ等、消化に良い食事を心がけてください。
避けていただきたい食べ物は、肉・油物・きのこ・豆・野菜・海藻・スイカやキウイフルーツなどの種のある果物です。これらの食べ物は消化が悪く繊維が胃内に残ることがあります。
検査当日、検査前は食事を摂らないようお願いします。水・お茶・スポーツドリンクは摂取可能です。常用されているお薬は検査予約時の指示通りに服用してください。
検査後1時間経過すれば食事を摂ることができます。なるべく消化に良い食べ物を摂るようにしましょう。
大腸ポリープ切除をされた方は1~2週間程度、食事、生活制限があります。
内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)前後は消化に良い食事をしましょう。
消化に悪いものを食べてしまうと、検査に時間が掛かる、正確な診断ができない、といった患者様への負担が大きくなってしまいます。
消化の良い食品 | 消化の悪い食品 | |
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穀物類 |
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魚介類 |
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肉類 |
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イモ類 |
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豆類 |
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卵類 |
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乳製品 |
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野菜類 |
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果物 |
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油脂類 |
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菓子類 |
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飲み物 |
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必ず海苔を外してお召あがりください。
レタス、きゅうり、トマトなどの野菜類は除いていただき、サンドイッチ、たまご、ツナなどの具材を選んでお召し上がりください。
プレーンなものを選んでください。
天ぷらやフライなどの脂っこいものを避けていただき、焼き魚(魚の種類は問いません)を食べるようにしてください。
レトルトパックご飯でも可能です。玄米(発芽玄米や雑穀米等)は避けてください。
薬味などは入れずに、玉子がゆ、鮭がゆなどを食べるようにしてください。
薬味やネギなどは加えず、そのまま食べるようにしてください。
院長 福田 遼
<略歴>
「札幌市のがんで亡くなる方を限りなくゼロにする」を目標に日々の診療や内視鏡検査に取り組んでおります。
内視鏡検査に対しては辛いイメージを持たれ、なかなか胃カメラ・大腸カメラに踏み切れない方も多くいらっしゃると思います。そのような方々の窓口として、地域の皆様に気軽に内視鏡検査を受けていただきたいと思っております。
ちょっとした症状や、健康面のご不安からでも構いません。お気軽にご相談ください。