2025年12月18日

こんにちは!札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック栄養士の田中です!
「もう二度と大腸検査を受けたくない」と思ったあなたへ。
今回のブログは大腸カメラ検査がトラウマになっている方に、今こそ知ってほしいことをお伝えします。
「昔、大腸カメラが本当につらかった」
「検査中の痛みが忘れられない」
「思い出すだけで体がこわばる」
このような理由で、大腸カメラ検査から長年遠ざかっている方は、決して少なくありません。むしろ医療現場では、“過去のつらい検査体験がトラウマになっている”という方のほうが多いと感じるほどです。
そして、そうした方ほど
・検査を受ける必要性は理解している
・本当は受けたほうがいいと分かっている
・でも、怖くて一歩が踏み出せない
という葛藤を抱えています。
この記事は、「大腸カメラが怖くて受けられない」「トラウマがあって避けてきた」
そんな方にこそ、読んでいただきたい内容です。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
なぜ大腸カメラは「トラウマ」になりやすいのか
まず最初に知っていただきたいのは、あなたが怖いと感じるのは、決して弱いからではないということです。
大腸カメラ検査は、過去には確かに
・強い痛み
・長い検査時間
・説明不足
・我慢を前提とした検査
が当たり前だった時代がありました。
特に、
・空気を大量に入れて腸を膨らませる検査
・鎮静剤を使わず、痛みを我慢するのが当然だった時代
・検査中に「もう少し我慢してください」と言われ続けた経験
こうした体験は、心と体の両方に強い記憶として残ります。
その結果、「また同じ思いをするのではないか」という恐怖が先に立ち、検査を避けてしまうのです。これは自然な反応であり、決して特別なことではありません。
しかし、今の大腸カメラ検査は「昔とは別物」です。ここで、最も大切なことをお伝えします。
現在の大腸カメラ検査は、あなたが体験した“あの頃の検査”とは大きく変わっています。
① 鎮静剤の使用が一般的になった
現在は、鎮静剤を使って「ほぼ眠った状態」で検査を受けることが可能です。
検査を受けた多くの方が「気づいたら終わっていた」「記憶がほとんどない」とおしゃっています。過去のように、痛みを我慢しながら検査を受ける必要はもうありません。
② 内視鏡機器が大きく進化している
内視鏡は年々進化し、
・細く
・しなやかで
・腸への負担が少ない
構造になっています。挿入時の違和感や痛みは、昔とは比べものにならないほど軽減されています。
③ 検査技術が「苦痛を出さない方向」に進化している
現在の内視鏡検査は、「いかに苦痛を与えずに、安全に、確実に行うか」が重視されています。
・腸を無理に伸ばさない挿入法
・必要最小限の送気
・患者さんの状態に合わせた操作、など
痛みを出さないための技術と工夫が標準になっています。
「受けたい気持ちはある。でも、怖い」あなたへ
ここまで読んで、「今は楽になっているのは分かった」「理屈では理解できた」そう思われたかもしれません。それでも、感情としての恐怖が消えないという方がほとんどかと思われます、
それでいいのです。
トラウマとは、「分かったら消えるもの」ではありません。
だからこそ、今の医療では“怖い気持ちを前提にした検査”が大切にされています。
・不安が強いこと
・過去につらい経験があること
・痛みに弱いこと
これらは、事前に伝えてよい情報です。むしろ、医療側は「そういう方こそ、どうすれば楽に受けられるか」を一緒に考えたいと思っています。
トラウマがある方こそ、無理をしないでください
大腸カメラ検査は、根性や我慢で受けるものではありません。
・鎮静剤の調整
・検査前の丁寧な説明
・検査中の状態確認
・少しでもつらければ中断できる体制こうした配慮があってこそ、安心して受けられる検査になります。「怖い」と感じる方ほど、我慢しない検査環境を選ぶことが大切です。
それでも、大腸カメラを避け続けるリスク
過去のつらい経験や恐怖心から、「もう二度とあの検査は受けたくない」そう感じてしまう気持ちは、決して特別なものではありません。実際、当院にも「怖くて何年も先延ばしにしてしまった」という方が少なくありません。
しかし一方で、検査を避け続けること自体が、知らないうちにリスクを高めてしまうという現実もあります。
大腸の病気には、次のような特徴があります。
・痛みがほとんど出ない
・症状があってもはっきりしない
・気づかれないまま、ゆっくり進行する
そのため、「特に強い症状がないから大丈夫」「もう少し様子を見よう」と考えている間に、病気が進んでしまうケースも決して珍しくありません。
特に大腸がんや大腸ポリープは、初期の段階では自覚症状がほぼないことが多く、出血や腹痛、便通異常などの症状がはっきり現れたときには、すでに治療が必要な段階まで進んでいることもあります。
ここで大切なのは、
「怖い気持ちがある=弱い」
「検査を避けている=無責任」
ということではありません。
むしろ、怖いからこそ、本当は気になっている不安があるからこそ、先送りにしてしまっているという方がほとんどなのです。
だからこそ私たちは、「勇気を出してください」と一方的に背中を押したいわけではありません。
「怖いけれど、それでも今の自分を守りたい」その気持ちに、そっと寄り添いたいのです。
大腸カメラ検査は、症状が強く出てから受ける検査ではなく、症状が軽いうち、あるいは症状がほとんどないうちに受けるからこそ意味がある検査です。
検査を受けることで、
・「何もなかった」という安心を得られる
・もし異常があっても、早期に対処できる
・不安を抱えたまま日常を過ごさずに済む
そうした“未来の自分を守る選択”につながります。怖さがゼロになることは、正直ないかもしれません。
それでも、今の検査は昔とは大きく違い、苦痛を最小限に抑える工夫が整っています。
「もう少し早く受けておけばよかった」そう後悔する前に、まずはお話を聞くだけでもいい、その一歩から始めてみてください。
当院では「眠っている間に終わる」大腸カメラ検査を行っています
大腸カメラ検査に対して強い不安や恐怖を感じている方にとって、「検査中の記憶があるかどうか」は非常に大きなポイントです。
当院では、患者さまのご希望や体調に応じて鎮静剤を使用した大腸カメラ検査を行っています。
鎮静剤を使用することで、
・検査中の痛みや不快感をほとんど感じない
・うとうとしている間に検査が終了する
・検査の記憶がほぼ残らない
と感じられる方が多く、「気づいたら終わっていた」「思っていたよりずっと楽だった」という声を数多くいただいています。
過去に、つらい大腸カメラ検査の経験がある方ほど、この“眠ったまま受けられる検査”が大きな安心材料になるはずです。
「怖い」「不安」をそのまま伝えていただいて大丈夫です
大腸カメラ検査についてお話しするとき、私たちが何よりも大切にしているのは、患者さまの気持ちを置き去りにしないことです。
「怖い」「不安」「できれば受けたくない」
そう感じるのは、決して弱さでも、わがままでもありません。むしろ、過去につらい経験があったからこそ、体が正直に反応している自然な感情です。
実際に、当院を受診される方からは、
・以前の検査がとても苦しく、今でも思い出すと緊張してしまう
・痛みに対して強い恐怖心があり、検査を想像するだけで不安になる
・緊張しやすい性格で、医療行為そのものが怖い
・鎮静剤がうまく効かなくて痛い思いをした
といった声を、数多くお聞きします。
こうしたお気持ちは、決して特別なものではありません。そして私たちは、「慣れてください」「我慢してください」とお伝えすることは絶対にありません。
当院のスタッフは、「怖くて当然」「不安があって当然」という前提に立って、患者さまと向き合っています。
検査を受ける前の段階から、「どんなことが一番不安ですか」「過去の検査でつらかった点はどこでしたか」と、まずはお気持ちをお伺いすることを大切にしています。
検査前には、
・検査がどのような流れで進むのか
・どのタイミングで鎮静剤を使用するのか
・検査中に不安や違和感を感じた場合、どのように伝えればよいのか
といった点を、一つひとつ丁寧に説明します。
専門用語を並べるのではなく、「今、何が行われているのか」「次に何が起こるのか」を、患者さまがイメージできる言葉でお伝えすることを心がけています。
また、「今日はやはり怖くて受けられないかもしれない」「途中で不安になったらどうしよう」そう感じた場合でも、無理に進めることはありません。不安を我慢する検査ではなく、納得して受けられる検査であること。それが、当院が最も大切にしている姿勢です。
大腸カメラ検査は、体だけでなく心にも負担がかかる検査だからこそ、患者さまの気持ちに寄り添うスタッフの存在が欠かせないと考えています。
「怖い」「不安」その気持ちは、どうか遠慮なく、そのまま私たちにお伝えください。そこから、一緒に考えることができます。
当院は患者さまに“寄り添う”ことを何より大切にしています
内視鏡検査は、最新の技術や設備だけで成り立つものではありません。もちろん、正確な診断や安全な検査には高い専門性が不可欠です。しかしそれと同じくらい、患者さまの気持ちにどう向き合うかが、検査全体の印象を大きく左右します。
緊張して来院された患者さまに対して、
・どんな声のかけ方をするか
・どんな表情で接するか
・小さな仕草や変化に気づけるか
こうした一つひとつの配慮が、「思っていたより安心できた」「怖かったけれど、ここなら大丈夫だった」という感想につながっていきます。
検査そのものだけでなく、待合室での過ごし方、検査前後の声かけ、小さな不安への対応まで、できる限り心に寄り添う姿勢を忘れないよう心がけています。
だからこそ、「ここなら安心して任せられる」「もっと早く相談すればよかった」というお声をいただけるのだと、私たちは考えています。
内視鏡検査が、少しでも負担の少ない経験になるように。そのために、技術と同じくらい人としての向き合い方を大切にしています。
トラウマがある方こそ、無理をしない選択を
大腸カメラ検査は、我慢するものでも、耐えるものでもありません。今は、
・鎮静剤を使用し
・苦痛を最小限に抑え
・患者さまの気持ちに寄り添いながら
受けられる検査になっています。
もし過去の経験が理由で検査から遠ざかっているなら、どうか「今の検査」を知った上で判断してください。
また当院では、眠ったまま受けられる大腸カメラ検査と、患者さまに寄り添うスタッフ体制で、安心して検査を受けていただける環境を整えています。
あなたの不安が、少しでも軽くなることを願っています。
最後に:怖いままでも、かまいません
もしあなたが今、「それでもやっぱり怖い」と感じているなら、それで大丈夫です。
怖い気持ちを抱えたままでも、一歩踏み出す価値はあります。
まずは、「トラウマがある」「以前つらかった」そのことを伝えるだけで構いません。
今の大腸カメラ検査は、あなたの過去の経験を否定するものではなく、それを踏まえたうえで進化してきた医療です。
どうか、「昔つらかったから、もう無理だ」と決めつけずに、今の検査を知るところから始めてみてください。
それは、未来の自分への、やさしい選択です。
もしこの記事を読んで、「少し気になる」「自分も当てはまるかもしれない」「検査したい気持ちはあるけどやはり怖い」と感じたことがあれば、検査を受けるかどうかを決めていなくても構いません。
まずはご相談だけでも、ぜひ当院へお越しください。
不安な気持ちや、過去のつらい経験、「本当に自分に検査が必要なのか分からない」といった疑問も、ひとつひとつ丁寧にお伺いします。
無理に検査をおすすめすることはありません。患者さまの気持ちとペースを何より大切にしながら、今の状態にとって最善の選択を一緒に考えていきます。「相談すること」も、立派な第一歩です。
その一歩を、どうぞ安心して当院にお預けください。
スタッフ一同、笑顔でお待ちしております。
分院でもご相談できます
なお、本院「札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック」での予約が取りづらい場合でも、今月開院した分院「札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック」では比較的スムーズにご予約が可能です。
検査はもちろん、事前のご相談や説明のみの受診も、落ち着いた環境で対応しております。
まずは不安なお気持ちを私たちにお聞かせください。
その一歩を、取りやすい分院のご予約から。私たちは、患者さまの不安に寄り添いながら、安心して検査に臨めるよう全力でサポートします。
本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点やお悩みがございましたら、
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックならびに札幌駅大腸カメラ便潜血クリニックまでお気軽にご相談ください。


