大腸カメラと宝くじ〜本当に当たりを引くのはどっち?〜|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

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大腸カメラと宝くじ〜本当に当たりを引くのはどっち?〜

大腸カメラと宝くじ〜本当に当たりを引くのはどっち?〜|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

         

2025年12月17日

こんにちは!札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック栄養士の田中です!


年末が近づくと、多くの人が自然と意識し始めるものがあります。
それが 宝くじ です。「もし当たったらどうしよう」「1等が当たったら、人生が変わるかもしれない」そんな会話が、職場や家庭で何気なく交わされる季節でもあります。
当たる確率が低いと分かっていても、人は“未来が少し良くなるかもしれない可能性”に、つい心を動かされてしまうものです。

一方で、同じ年末でありながら、多くの人がそっと目をそらしてしまうものがあります。それが、健康診断の結果、特に 「便潜血陽性」 という文字です。

「忙しいから、年が明けてからでいい」
「たまたまかもしれない」
「症状もないし、きっと大丈夫だろう」

そう自分に言い聞かせながら、結果用紙を引き出しの奥にしまってしまう方は、決して少なくありません。

宝くじと大腸カメラ。一見すると、まったく関係のない二つに思えるかもしれません。

しかし実は、この二つには「未来をどう扱うか」 という、非常に大きな共通点があります。

宝くじは、運に任せる選択。当たるかどうかは、自分ではコントロールできません。

一方で、大腸カメラ検査は違います。受けるかどうかは自分で決められ、行動した人だけが、未来のリスクを減らすことができます。

つまりここには、「運に未来を預ける人」と「自分で未来を選ぶ人」という、決定的な違いがあるのです。

なぜ、多くの人は宝くじには期待し、一方で、大腸カメラ検査からは目を背けてしまうのか。
そして、本当に人生を守る「当たり」を引くのは、どちらなのか。

このブログでは、大腸カメラ検査と宝くじを対比しながら、40代以降に知っておいてほしい大腸の病気の現実と、「今、行動すること」の本当の意味についてお伝えします。

ぜひ、最後までご覧ください。

宝くじは「運に任せる選択」

宝くじの最大の特徴は、言うまでもなく自分では結果を一切コントロールできないという点です。
どれだけ強く願っても、どれだけ真面目に生きていても、当選するかどうかは完全に運次第。努力も準備も介在する余地はありません。

年末ジャンボ宝くじの1等当選確率は、約2,000万分の1。
統計的に見れば「ほぼ当たらない」と分かっていながらも、それでも多くの人が宝くじを購入します。

それは、「当たる可能性」そのものよりも、
「もし当たったら」という想像や、夢を見る時間に価値を感じているからでしょう。
宝くじとは、結果ではなく“期待”を楽しむ商品とも言えます。

では一方で、私たちの健康はどうでしょうか。
特に自覚症状が乏しく、静かに進行する大腸の病気について、
私たちは知らず知らずのうちに「何も起きないこと」を運に任せてしまってはいないでしょうか。

大腸カメラは「確率を自分で動かせる選択」

大腸カメラ検査は、宝くじとは正反対の性質を持つ選択です。

・検査を受けるかどうかは、自分で決められる

・受けた人だけが、自分の大腸の状態を正確に知ることができる

・早く受けるほど、重症化や進行が防げる可能性が高まる

つまり大腸カメラは、運に結果を委ねる行為ではなく、
自分の行動によって未来の確率を変えられる検査なのです。

特に便潜血検査が陽性だった方にとって、この選択の重みは決して小さくありません。
医学的データでは、便潜血陽性者が大腸カメラ検査を受けた場合、

・約5〜10%に大腸がん

・約30〜40%に大腸ポリープ

が発見されると報告されています。

この数字をどう捉えるでしょうか。
宝くじの2,000万分の1と比べれば、圧倒的に現実的で、無視できない確率です。
しかもポリープの多くは、がんになる前段階で発見・切除することで、将来の大腸がんを防ぐことができます。

何も検査をせずに過ごすという選択は、「異常がないことを確認した」のではなく、「何も起きないことに賭けている状態」に近いと言えます。

一方で、大腸カメラを受けるという行動は、

・がんを早期に見つけられる可能性をが高い

・ポリープの段階でリスクをゼロに近づけられる

・「今は大丈夫」という根拠ある安心を得る

という、明確なリターンをもたらします。

宝くじは、当たれば人生が変わるかもしれません。しかし大腸カメラは、受けるだけで人生が守られる可能性を確実に高める選択です。

夢を見るために運に任せる選択も、人生には必要かもしれません。けれど、健康だけは運に任せず、確率を自分で動かす。それができる数少ない手段が、大腸カメラ検査なのです。

「当たり」が怖くて、結果を見ない方たちへ

医療現場で日々感じるのが、「結果を知るのが怖いから、検査を受けない」 という方の多さです。

「もしがんだったらどうしよう」
「悪いものが見つかったら、生活が一変してしまうかもしれない」
「今は特に困っていないし、知らないままの方が気が楽」

こうした気持ちは、決して特別なものではありません。むしろ、多くの方が心のどこかで抱いている、ごく自然な感情です。検査を受けるという行為は、“自分の体と向き合う”ことでもあります。だからこそ、不安や恐怖から目を背けたくなるのは、人として当然の反応とも言えるでしょう。

しかし、ここに大きな落とし穴があります。

大腸がんや大腸ポリープは、「知ったから悪くなる病気」ではありません。

検査を受けなかったからといって、知らなかったからといって、病気が止まってくれるわけではないのです。

むしろ逆で、知られていない間も、気づかれないまま、静かに進み続けるこれが大腸の病気の、最も怖い特徴です。

痛みもなく、日常生活にも大きな支障がないまま進行するため、「まだ大丈夫」という時間が長く続きます。
そして症状が出たときには、「もっと早く調べていれば…」という状況になってしまうケースも少なくありません。

宝くじに例えるなら、当選番号を確認せずに『どうせ外れだろう』と決めつけて捨ててしまう
ようなものです。確認しなければ、当たっていない気持ちでいられるかもしれません。しかし、確認しなかったことで、本当は当たっていた“チャンス”を失ってしまう可能性もあるのです。

大腸カメラ検査は、怖い結果を増やすための検査ではありません。不安を、現実的な対処に変えるための検査です。

「知らない方が楽」から、「知って、守る」へ。

その一歩が、未来の自分と家族を守る大きな分かれ道になります。

大腸の病気は「気づかれないこと」が最大の武器

大腸がんや大腸ポリープが厄介なのは、ほとんど症状が出ないまま進行するという点です。
お腹は痛くない・便通も大きく変わらない・普通に仕事も生活もできる・
そのため多くの方が、「まだ大丈夫」「自分には関係ない」と自己判断してしまいます。しかし、症状が出たときには、すでに進行しているケースも少なくありません。
病気にとって一番都合がいいのは、「放っておいてもらえること」 なのです。

40代以降は「生活のツケ」が出始める時期

大腸がんは、40代を境に発症リスクが明らかに上昇します。
その背景には、
・腸の蠕動運動の低下
・腸内細菌バランスの変化
・脂質・糖質の多い食事
・飲酒・喫煙習慣
といった、長年の生活習慣の積み重ねがあります。
特に40代・50代は仕事が忙しい、家族を優先しがち、自分の健康は後回し
という理由で、検査から最も遠ざかりやすい世代でもあります。
その結果、
「突然見つかった」
「もっと早く調べていれば」
という声が多くなるのです。

便潜血陽性は「運命」ではなく「チャンス」

便潜血陽性と聞くと、「悪い結果」と感じる方が多いかもしれません。
しかし医療的には、便潜血陽性は“チャンス”でもあります。
なぜなら、症状が出る前に「異常の可能性」を教えてくれる数少ないサインだからです。
・痔かもしれない
・炎症かもしれない
・ポリープやがんかもしれない
どれなのかを見極める唯一の方法が、大腸カメラ検査です。

1月は「決断が遅れた人」で混み合う

意外に思われるかもしれませんが、内視鏡クリニックは1月が一年で最も混雑する時期です。
これは流行や偶然ではなく、毎年ほぼ同じ傾向が繰り返されています。
年末は忙しさや行事が重なり、体調の違和感があっても「年が明けてから考えよう」「落ち着いたら受けよう」と判断を先送りにする方が少なくありません。
しかし年が明けると、
・年末年始に体調を崩し、腸の不調が気になり始めた
・健康診断や便潜血検査の結果を改めて見返した
・「新年のうちに不安なことは片づけておきたい」と考えた
こうした方々が一斉に動き出します。その結果、1月には予約が集中し、希望する日程で検査が取れない
数週間待ちになるといった状況が毎年のように起こります。
検査そのものは数十分〜1時間ほどで終わるにもかかわらず、「予約が取れない」という理由だけで、不安な状態のまま過ごす時間が長引いてしまうのです。
さらに、症状がある場合には「待っている間に悪化しないか」「本当に様子見でよかったのか」と、精神的な負担も大きくなりがちです。
一方で、12月〜年末にかけては「まだ今年中だから」「忙しい時期だから」と受診を控える方が多く、比較的予約が取りやすい傾向があります。
つまり、1月は「決断が遅れた人」が集中する時期であり、その少し前に動いた人は、待ち時間なく、余裕をもって検査を受けられるという差が生まれます。
検査を受けるタイミングで、結果が変わるわけではありません。
しかし、不安を抱える期間の長さと、検査までのストレスは大きく変わります。
「そのうち受けよう」と思っている間に、予約は埋まっていきます。
少し早く決断するだけで、スムーズに検査を終え、安心して新年を迎えることができる。
それが、毎年1月の混雑が教えてくれる現実なのです。

「当たり」を引く人の共通点

宝くじで「当たり」を引く人に、明確な共通点はありません。
買った人全員に確率は平等で、年齢も性別も、性格も関係ありません。
運に選ばれるかどうか——それだけです。
しかし、大腸カメラ検査で「良い結果」「早期発見」「大きな治療を避けられた」
という“当たり”を引く人には、はっきりとした共通点があります。
それは、早く動いた人です。
・まだ症状が出ていないうちに
・仕事や家庭が本格的に忙しくなる前に
・「怖い」「面倒」という気持ちを先送りにしなかった人
こうした方ほど、ポリープの段階で見つかる・・その場で切除できる・経過観察だけで済む
という結果につながりやすいのが現実です。
逆に、「もう少し落ち着いてから」「来年でいいかな」「今は特に困っていないし」
と先送りを重ねた結果、症状が出てから検査を受け、治療や入院が必要になるケースも、決して珍しくありません。この差を生むのは、運ではありません。行動のタイミングです。
大腸カメラ検査における“当たり”とは、「何もなかった」ことだけではなく、“悪くなる前に見つけられた”という結果なのです。

分院という賢い選択肢

「検査を受けたほうがいいのは分かっている」
「でも、予約が取れない」
「1月は混みそうで不安」
そう感じている方に、ぜひ知っていただきたいのが、今月3日に新規開院した分院『札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック』 です。
新規開院直後の現在は、比較的予約が取りやすい状況が続いています。
加えて
・本院と同じ検査クオリティ
・経験豊富な医師による内視鏡検査
・鎮静剤など、苦痛に最大限配慮した検査体制
と、内容に妥協は一切ありません。「できるだけ早く受けたい」「年明けの混雑を避けたい」「仕事のスケジュールが詰まる前に済ませたい」
そんな方にとって、分院は非常に現実的で賢い選択肢と言えるでしょう。

宝くじよりも、確実に“未来が良くなる選択”

宝くじは、当たらなくても生活は続きます。
少し残念な気持ちになるだけで、日常が大きく変わることはありません。
しかし、大腸の病気は違います。もし見逃してしまえば、治療のために時間が必要になり、仕事や家庭生活に影響が出て「もっと早く検査していれば」と後悔する未来が訪れる可能性があります。
未来を運に任せるのか。
それとも自分の判断で守るのか。
本当に価値のある「当たり」とは、お金ではなく、これまで通りの生活を続けられる健康ではないでしょうか。
大腸カメラ検査は、未来を不安にするためのものではありません。未来を安心に変えるための選択です。
その一歩を、予約の取りやすい“今”に踏み出すことが、最も確実な「当たり」を引く方法なのです。

今年の不安は今年のうちに。ぜひ、一度大腸カメラ検査をご検討ください。

本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点やお悩みがございましたら、
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックならびに札幌駅大腸カメラ便潜血クリニックまでお気軽にご相談ください。


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