2026年1月28日

こんにちは!札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック栄養士の田中です!
札幌に住む私たちにとって、冬は単なる季節の移り変わりではありません。それは時に、都市機能が停止し、日常が奪われる「災害」との隣り合わせの日々を意味します。
除雪が追いつかない渋滞、ストップする公共交通機関、そして、雪にはまり一歩も動けなくなった救急車……。かつての「いつもの冬」という言葉では片付けられないほど、私たちのライフラインは脆弱になっています。
しかし、本当に恐ろしいのは、目に見える交通の混乱だけではありません。
雪によって「医療へのアクセスが断絶されること」。これこそが、命に直結する隠れたリスクなのです。
「雪がひどいから、通院はまた今度にしよう」
「少しお腹の調子が悪いけれど、救急車も来られないだろうから我慢しよう」
そのわずかな「先延ばし」が、自覚症状なく進行する大腸の病気を見逃す致命的な遅れになるとしたら――。
本記事では、札幌という雪国特有の環境がいかに大腸の健康を脅かすのか、そしてなぜ「大雪が降る前」の検査が、あなたと家族の冬の安心を支える最大の盾となるのかを詳しく解説します。
「まだ大丈夫」という過信を捨て、救急車を呼ばなくて済む未来のために、今私たちができる備えについて一緒に考えていきましょう。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
1. 大雪は「自然災害」である:救急搬送の空白地帯
救急車が到着できないという恐怖
通常、札幌市内の救急搬送は数分から十数分で現場に到着します。しかし、記録的な豪雪時はその前提が大きく崩れます。
物理的な遮断: 除雪が間に合わない路地では、救急車がスタック(立ち往生)します。
搬送先の選定難: 病院側も職員が出勤できず、受け入れ体制が制限されるため、受け入れ先が決まるまで車内で待機する時間が延びます。
視界不良: ホワイトアウトが発生すれば、搬送スピードは極端に落ちます。
消化器疾患における「時間」の重み
「救急車を呼ぶのは脳卒中や心筋梗塞だけ」と思っていませんか?それは大きな誤解です。
大腸の病気においても、腸閉塞(イレウス)や消化管穿孔(腸に穴が開くこと)、あるいは大腸憩室炎による大量出血などは、一刻を争う事態です。
もし、猛吹雪で救急車が2時間遅れたら?その間に腹膜炎が進行し、敗血症を併発すれば、命を救う難易度は飛躍的に上がります。
大雪は、本来助かるはずの命を危険にさらす「サイレント・キラー」なのです。

2. なぜ大雪の日に「大腸」の調子が悪くなるのか?
雪が降ると、私たちの生活リズムは強制的に変化します。これが腸内環境に甚大な悪影響を及ぼします。
① 運動不足と腸管運動の低下
雪かき以外で外に出る機会が激減するため、日常的な「歩く」動作がなくなります。
腸は物理的な振動や自律神経の刺激で動くため、活動量が減ると便を押し出す力(ぜん動運動)が弱まり、便秘が加速します。
② 水分摂取量の減少
冬は夏に比べて喉の渇きを感じにくいうえ、寒いとトイレが近くなるのを嫌がって水分を控える傾向があります。便から水分が失われ硬くなることで、痔の悪化や便秘による腹痛を引き起こします。
③ 食生活の偏り
買い物に行けないため、家にある保存食(カップ麺、レトルト、パンなどの炭水化物)に食事が偏りがちです。食物繊維が不足し、腸内フローラのバランスが崩れることで、免疫力の低下を招きます。
3. 大腸の病気が「静かなる災害」と呼ばれる理由
大腸がんやポリープの恐ろしさは、「末期になるまで自覚症状がほとんどない」点にあります。
「まだ大丈夫」という過信の正体
血便: 「痔だろう」と思い込む。
便秘・下痢: 「ストレスのせいだ」と片付ける。
腹部膨満感: 「食べ過ぎたかな」と放置する。
これらの症状があるとき、腸内ではすでにポリープが大きくなっていたり、がんが進行して腸の通り道を狭くしていたりする可能性があります。
「雪が落ち着いたら行こう」という数週間の先送りが、切除可能なポリープを「手術が必要ながん」へと変えてしまう分岐点になるかもしれないのです。

4. 予防医療の最適解:大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)とは
「怖い」「痛そう」というイメージが先行する大腸カメラですが、現代の医療においてこれほど「コスパ(費用対効果ならぬ、安心対効果)」の高い検査はありません。
検査でわかること、できること
早期発見: 数ミリ単位の小さなポリープを見逃しません。
その場で治療: 検査中に発見されたポリープをその場で切除することが可能です(日帰り手術)。
炎症の診断: 潰瘍性大腸炎やクローン病など、若年層に多い疾患も特定できます。
札幌の冬を安心して過ごすための「お守り」:予測できない大雪の前に検査を済ませ、「自分の腸は綺麗だ」という確信を持つこと。
これは、冬の間の精神衛生上、非常に大きなメリットです。
5. 当院の大腸カメラ検査:3つのこだわり
札幌市民の皆さまが、雪の季節を前に安心して受診できるよう、当院では以下の体制を整えています。
① 苦痛を最小限に抑える技術
「大腸カメラは痛い」というのは過去の話です。当院では鎮静剤(静脈麻酔)を使用し、ウトウトと眠っている間に検査を終えることができます。また、炭酸ガス送気システムを使用することで、検査後のお腹の張りを速やかに解消します。
② 徹底した事前説明
初めての方にとって、下剤の服用などの事前準備は不安なものです。当院のスタッフが、前日の食事の注意点から当日の流れまで、対面または動画を用いて分かりやすく解説します。
③ 忙しい方のための効率的なシステム
WEB予約の導入や、院内下剤服用スペースの完備など、お仕事や家事で忙しい札幌の現役世代が受診しやすい環境を追求しています。
6. まとめ:「大雪が降る前」に行動する勇気を
札幌の冬は長く、厳しいものです。しかし、その厳しさはあらかじめ予想できるものです。 交通が麻痺し、救急車が来られなくなる事態を想定内に含めるならば、「今、体が動くうちに検査に行く」ことが、究極のリスクマネジメントになります。
大腸がんは、早期に発見すれば90%以上が治ると言われている病気です。それを見逃す最大の要因は「先延ばし」です。 大切な家族を安心させるために、あなたの大腸の健康をチェックしてみませんか?
次のステップ:あなたにできること
まずは、ご自身の体からのサインに耳を傾けてみてください。
◻︎最近、便の形が変わった気がする
◻︎健康診断で「便潜血陽性」と言われたが放置している
◻︎40歳を過ぎて一度も大腸カメラを受けたことがない
これらに一つでも当てはまる方は、ぜひ当院のWEBサイトをご覧ください。
「大雪に閉じ込められる前に、安心を手に入れる。」 その決断が、あなたの健やかな冬、そして未来を守ります。

札幌の医療を守るために
大雪時の医療逼迫を防ぐには、市民一人ひとりの「予防」が欠かせません。救急車を必要とする人を一人でも減らすこと。それは、あなた自身を守るだけでなく、本当に緊急を要する誰かの命を救うことにも繋がっているのです。
【冬の腸活チェックリスト】
・1日1.5リットルの水分摂取: 湯冷ましやノンカフェインのお茶をこまめに。
・室内運動の習慣化: スクワット10回だけでも腸への刺激になります。
・発酵食品の積極摂取: 味噌汁や納豆など、北海道の冬に合う食材を取り入れましょう。
よくある質問 (FAQ)
Q: 予約のキャンセル料はかかりますか?
A: 当院では、悪天候によるやむを得ないキャンセルについては柔軟に対応しております。何よりも患者様の安全が第一ですので、無理な来院はお控えください。
Q: 検査の前日はどのような食事をすればいいですか?
A: 消化の良いもの(うどん、おかゆ、ゼリーなど)を中心に召し上がっていただきます。具体的なメニュー例は、事前説明の際にお渡しするパンフレットに詳しく記載しております。
Q: 検査後、雪道を運転して帰れますか?
A: 鎮静剤を使用した場合、当日の車の運転はできません。公共交通機関、またはご家族の送迎、タクシーのご利用をお願いしております。
最短最速の検査は分院「札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック」で
当院では、内視鏡専門医による「痛くない・苦しくない」検査を徹底しています。 もちろんご相談も大歓迎です。あなたの不安に寄り添い、最適な検査方法をご提案します。

※本院「札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック」とお間違えのないよう、ご注意ください。
本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックならびに札幌駅大腸カメラ便潜血クリニックまでお気軽にご相談ください。




