2026年1月31日

こんにちは!札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック栄養士の田中です!
2026年が始まり、健康診断の結果を受け取ったり、新年の抱負として「今年こそ体のメンテナンスをしよう」と決意されたりする方が多い時期ですね。
しかし、その決意の前に立ちはだかる大きな壁があります。それが「胃カメラへの恐怖心」です。
「バリウム検査で引っかかったけれど、胃カメラだけは絶対に嫌だ」
「昔受けた時、のどがつまって死ぬかと思った」
「歯医者の型取りですらえづくのに、カメラなんて無理に決まっている」
外来でこうした切実な声を伺わない日はありません。特に「嘔吐反射(おうとはんしゃ)」が強い方にとって、胃カメラは単なる検査ではなく、恐怖の対象そのものだと思います。
まず最初にお伝えしたいのは、「その不安は、とても自然で、決してあなたの弱さではない」ということです。そして、今の内視鏡医療は、あなたが恐れている「あの辛さ」を過去のものにする準備ができています。
今回は、嘔吐反射が強くて胃カメラを諦めていた方へ向けて、最新の「苦痛の少ない検査」の仕組みや、実はメリットが多い「大腸カメラとの同日検査」についても、詳しく解説します。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
なぜ胃カメラは「トラウマ」になりやすいのか
「胃カメラ」という言葉を聞いただけで、のどが締め付けられるような感覚になる方もいらっしゃいます。なぜ、これほどまでに苦手意識を持つ方が多いのでしょうか。
嘔吐反射は体を守る「正常な防衛本能」
のどの奥に異物が触れたとき、体が「異物が入ってきた!吐き出さなきゃ!」と反応して「オエッ」となるのが嘔吐反射です。これは気道を保護するための正常な生体反応です。 そのため、
・歯科治療で口の奥に器具が入るとえづきやすい
・錠剤を飲み込むのが苦手
・緊張するとのどが過敏になる
こうした方は、構造的に胃カメラが辛くなりやすい傾向にあります。決して「我慢が足りない」わけではなく、あなたの体が人一倍しっかり守られている証拠なのです。
過去の「辛い胃カメラ」が基準になっていませんか?
もしあなたが、10年、20年前に胃カメラを受けたことがあり、その時の経験でトラウマになっているとしたら、それは「古い時代の胃カメラ」です。以前の検査は、
・カメラが今よりずっと太かった
・鎮静剤を使わず、意識がはっきりした状態で耐えるのが当たり前だった
・検査は「患者が我慢するもの」という医療側の認識があった
こうした条件下での検査は、どんなに精神力が強い人でも辛いものです。しかし、現代の内視鏡医療は「いかに患者様に苦痛を与えず、精度の高い診察を行うか」という方向に劇的に進化しています。

「眠ったまま受ける胃カメラ」が恐怖を安心に変える
嘔吐反射が強い方への福音となるのが、「鎮静剤(ちんせいざい)」を使用した胃カメラ検査です。
鎮静剤(麻酔)を使用するメリットと安全性
当院では、静脈から鎮静剤を投与し、ウトウトと眠っているような状態で検査を行います。
検査中の記憶がほとんど残らない: 「いつ始まったのか分からない」「気づいたら終わっていた」という体験が可能です。
反射を物理的に抑える: 脳がリラックス状態になるため、のどをカメラが通る際の反射が大幅に軽減されます。
全身の力が抜ける: 緊張して体に力が入ると、食道や胃の入り口が締まってカメラが通りにくくなりますが、眠ることでスムーズな挿入が可能になります。
局所麻酔(のどの麻酔)とのダブルブロックで反射を抑える
鎮静剤を打つ前に、のどの奥に麻酔のゼリーやスプレーを含んでいただきます。これにより、物理的にのどの神経を麻痺させ、反射のスイッチが入らないようにします。 「のどの麻酔だけでやった時は辛かった……」という方も、鎮静剤と組み合わせることで、その効果は飛躍的に高まります。心と体の両面からブロックすることで、あの「オエッ」となる感覚を極限まで減らすことができるのです。
嘔吐反射が強い人ほど「事前相談」が大切な理由
私たちは、あなたが「どれくらい不安か」を知りたいと思っています。「こんなに怖がるなんて恥ずかしい」と思う必要は全くありません。
あなたの「苦手」は医療者にとって貴重な情報です
「歯科治療でもえづく」「以前、パニックになりそうになった」。こうした情報は、私たちにとって非常に重要な手がかりになります。 嘔吐反射が強いことが分かっていれば
・鎮静剤の量を、体格や不安の度合いに合わせて微調整する
・検査前に、より時間をかけてのどの麻酔を行う
・検査中、呼吸を楽にするための声かけやサポートを重点的に行う
といった、あなた専用の「オーダーメイド検査プラン」を組むことができるからです。
鎮静剤の微調整で「オーダーメイドの安心」を作る
鎮静剤の効き方は人それぞれです。お酒に強い・弱いがあるように、麻酔の効きやすさも異なります。当院の専門医は、数多くの症例を通じて、患者様一人ひとりに最適な鎮静度合いを見極めます。「しっかり眠らせてほしい」というご希望があれば、それに合わせた最大限の配慮をいたします。
実は合理的!「胃カメラ+大腸カメラ」同日検査のススメ
「胃カメラだけでも怖いのに、大腸カメラも一緒なんてとんでもない!」 そう思われるかもしれませんが、実は嘔吐反射が強くて不安な方にこそ、同日検査が最も選ばれているという事実があります。
どうせ眠るなら一度に。身体的・精神的な負担を最小化
鎮静剤を使用する検査には、検査後の安静時間が必要です。 「別の日に胃と大腸を分けると、二回も絶食しなきゃいけないし、二回も緊張しなきゃいけない……」 それなら、一度の鎮静で、眠っている間に胃と大腸の両方をチェックしてしまう方が、身体的にも精神的にも、さらにはお財布(再診料など)にとってもメリットが大きいのです。
胃と大腸、どちらも「症状が出にくい臓器」だからこそ
胃の不調(胃痛や胸焼け)を感じて来院された方でも、検査をしてみると「胃は軽い胃炎だったけれど、大腸に大きなポリープが見つかった」というケースは非常に多いです。
特に40歳以上の方は、大腸がんのリスクが上がります。胃を調べて安心したついでに、大腸も真っ新な状態にしておく。これが、現代の賢い「大人の定期メンテナンス」です。

札幌で受ける「怖くない内視鏡」のメリット
当院(札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック、および札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック)は、札幌駅・大通駅直結という利便性だけでなく、検査環境にも徹底的にこだわっています。
地下直結・通いやすさが不安を和らげる
冬の札幌で、吹雪の中を歩いて病院に行くのはそれだけでストレスです。当院は地下歩行空間(チカホ)から直結しているため、外気に触れることなく院内に到着できます。検査当日のデリケートな体調の時、このアクセスの良さは「よし、行こう」という決意を支える大きな味方になります。
充実のリカバリールームで、目覚めるまでゆったりと
鎮静剤を使用した後は、完全に目が覚めるまで30分〜1時間ほどお休みいただきます。当院のリカバリールームはプライバシーに配慮した落ち着いた空間です。 「胃と大腸、両方終わったんですか?」と驚きながら目覚める患者様のお顔を見るたび、私たちはこのスタイルの正しさを実感します。
「怖いから受けない」という選択が招く、本当の代償
最も避けるべきなのは、恐怖心を理由に病気の発見を遅らせてしまうことです。
早期発見さえできれば、がんは「治る病気」です
胃がんも大腸がんも、早期に発見できれば内視鏡手術だけで完治が目指せます。しかし、症状(痛み、体重減少、ひどい貧血など)が出てから見つかった場合、外科手術や抗がん剤治療が必要になり、体への負担は胃カメラの比ではありません。 あの時、たった5分の検査を「怖いから」と避けたことが、一生を左右する後悔に繋がってほしくない――。それが、私たち医療従事者の願いです。
不安を抱えたまま過ごす1年と、検査でスッキリする5分
「バリウムで再検査になったけれど、どうしよう……」と、毎日心のどこかで不安を感じながら過ごす1年間は、非常にストレスフルです。 検査そのものは、鎮静剤を使えば実質数分程度の記憶しかありません。その短い時間で「異常なし」という最高の安心、あるいは「早期発見・早期治療」という最大のチャンスを手にすることができるのです。
まとめ:勇気は最初の一歩だけ。あとは私たちにお任せください
胃カメラはもう「我慢して受ける苦行」ではありません。 特に嘔吐反射が強いあなたにとって、現在の鎮静剤を使用した検査は、世界をガラリと変える体験になるはずです。
・健診で胃や大腸の再検査を指摘されている
・万年、胃のムカつきや喉の違和感(ヒステリー球など)がある
・過去のトラウマで、内視鏡から何年も逃げてきた
もし一つでも当てはまるなら、まずは相談だけでも構いません。当院のドアを叩いてみてください。私たちはあなたの不安を否定せず、じっくりと話を伺い、どうすればあなたが安心して検査を受けられるかを一緒に考えます。
「あんなに怖がっていたけれど、受けてみたら本当に何てことなかった」 そう言って笑顔で帰られる患者様が、一人でも増えるように。
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック、および札幌駅大腸カメラ便潜血クリニックのスタッフ一同、あなたの勇気ある一歩を、全力を挙げてサポートいたします。
最短最速の検査は分院「札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック」で
2026年、あなたの「気になる」を「安心」に変えませんか? WEB予約は24時間受け付けております。お仕事や家事の合間に、まずは第一歩を踏み出してみてください。
※本院「札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック」とお間違えのないよう、ご注意ください。
本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックならびに札幌駅大腸カメラ便潜血クリニックまでお気軽にご相談ください。



