無痛内視鏡と経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)の違いとは?【大通り胃腸内科クリニック】|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通りの内視鏡検査・消化器内科

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無痛内視鏡と経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)の違いとは?【大通り胃腸内科クリニック】

無痛内視鏡と経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)の違いとは?【大通り胃腸内科クリニック】|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通りの内視鏡検査・消化器内科

         

2024年8月28日

無痛内視鏡と経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)は、胃の検査において重要な役割を果たしますが、それぞれの方法には特徴と利点があります。

無痛内視鏡は鎮静剤を使用することで痛みを感じにくくし、経鼻内視鏡は鼻から挿入することで喉への負担が少ないという特徴があります。

1. 無痛内視鏡と経鼻内視鏡の基本情報

無痛内視鏡と経鼻内視鏡は、異なる特徴を持つ内視鏡検査の方法です。どちらも胃や食道などの消化器系を検査するために使用されますが、アプローチが異なります。

無痛内視鏡は鎮静剤を使用し、患者の苦痛を軽減します。一方、経鼻内視鏡は鼻から挿入するため、鎮静剤を使わずに検査ができます。選択する際には、それぞれの利点と欠点を理解することが重要です。

1.1. 無痛内視鏡(鎮静剤使用)の基本概念と特徴

無痛内視鏡は、鎮静剤を使用して患者の苦痛を軽減する内視鏡検査です。鎮静剤を使用することで、緊張や不快感を減らすことができます。

これにより、患者はよりリラックスして検査を受けることが可能です。また、医師もスムーズに操作を行えます。

ただし、鎮静剤の使用にはリスクがあります。特に高齢者や持病を持つ人には注意が必要です。副作用が出る可能性があり、事前に十分な説明を受けることが求められます。

それでも、鎮静剤を使うことで低リスクで精密な診断が可能になる点は大きなメリットです。

最後に、鎮静剤を使用するため、検査後は一定時間の経過観察が必要です。麻酔が完全に切れるまでは、車の運転や複雑な作業は避けるように指導されます。これにより、安全な検査が行えるのです。

1.2. 経鼻内視鏡の基本概念と特徴

経鼻内視鏡は、鼻から挿入することで、口を通る内視鏡検査と比較して、より快適に行える方法です。鎮静剤を使用せずに済むため、日常生活への影響が少ないです。

さらに、経鼻内視鏡は、鼻腔に細いチューブを挿入することで検査を行います。これにより、口蓋反射や咳反射が少なく、患者にとっても医師にとっても扱いやすいです。

また、鎮静剤を使わない事が多いので検査後すぐに通常の生活に戻れる点も魅力です。

ただし、経鼻内視鏡にも欠点があります。例えば、鼻腔に異常がある場合は適用できません。

また、経鼻内視鏡が得意とする部位が限られているため、必要に応じて他の検査との併用が求められることがあります。しかし、その手軽さと利便性は無視できません。

1.3. 無痛内視鏡と経鼻内視鏡の比較

無痛内視鏡と経鼻内視鏡の特徴を理解するために、比較表を用意しました。各検査の基本情報や利点、欠点を一目で把握できます。選択の際に参考になるでしょう。

無痛内視鏡経鼻内視鏡
鎮静剤の有無鎮静剤使用鎮静剤不使用
検査方法口から挿入鼻から挿入
検査中の意識なしあり
診断精度高い拡大観察ができない
副作用薬剤による副作用の可能性鼻腔を傷つける可能性

このように、それぞれの内視鏡検査には特徴があります。どちらを選ぶかは、患者様の状態や医師の判断によりますが、両者の特性を十分に理解することが重要です。

またよくある質問として、鎮静剤を使用して鼻から内視鏡はできませんか?というものがあります。

当院での回答は、

検査は可能ですが、鼻腔麻酔の前処置に時間がかかってしまうのと、

拡大内視鏡(口からの内視鏡)の方が圧倒的に高度な詳細観察ができるので鎮静剤を使用する場合は口からの内視鏡を推奨しております。

とお答えしています。

2. 検査準備の手順

検査の準備は、スムーズな検査の実施と正確な結果を得るために大切なステップです。そのため、事前の説明をしっかりと受け、指示された通りに行うことが大事です。

適切な準備をすることで、検査の効率が向上し、患者さんの負担を減らすことができるからです。続いて、具体的な準備ステップをご紹介します。

2.1. 無痛内視鏡の検査準備

無痛内視鏡検査を受ける際には、まず事前に医師の説明をしっかりと聞いてください。その上で、前日の夜からは食事を控え、指定された薬を服用します。特に薬の服用は、眠りやすくするために必要です。

当日の朝も、食事を避けてください。水分補給は少量の水のみ許されています。また、検査前には血圧や心拍を確認する検査があります。そのため、時間に余裕を持って医療機関に到着してください。

無痛内視鏡検査では薬の影響もあって、検査後は少しぼんやりすることがあります。ですので、帰宅時には公共交通機関を利用するか、家族に迎えに来てもらうことをお勧めします。これらの準備をきちんと行うことで、検査がよりスムーズに行われます。

2.2. 経鼻内視鏡の検査準備

経鼻内視鏡を受ける前には、医師の指示に従って準備を進めることが重要です。まず、前日の夕食は消化の良いものを選び、夜9時以降は飲食を避けましょう。これは、食道や胃の内容物を減らすためです。

また、当日の朝は、喉の麻酔を行うため、飲食を控えてください。

水分摂取も制限されているので注意が必要です。また、検査前には鼻や喉の状態をチェックするため、医師からの診察を受けます。

その際、風邪やアレルギーの症状があれば、必ず伝えてください。

検査後は、麻酔の影響が残るため、軽い飲食から始めることがおすすめです。無理なくゆっくりと体調を整えましょう。これらの準備をしっかり行うことで、検査が安全かつ快適に進みます。

2.3. 上部消化管内視鏡検査前の飲食に関する注意

上部消化管内視鏡検査にはいくつかの飲食に関する注意があります。まず、前日の夕食は消化の良いものを摂りましょう。

具体的には、お粥やスープ、柔らかい食材が適しています。脂っこい食べ物やアルコールは避けてください。

当日の朝は、飲食は基本的に禁止されています。ただし、医師の指示があれば、水やスポーツドリンクを少量摂取することが許される場合もあります。その場合でも、量と時間は厳守してください。

また、検査前に特定の薬を飲む必要がある場合もあります。その際には、必ず医師の指示に従ってください。これらの飲食に関する注意を守ることで、内視鏡検査がよりスムーズに行われます。

3. 鎮痛処置の方法とその影響

3.1. 鎮静剤の種類とその効果

鎮静剤にはさまざまな種類があります。内視鏡で使用する鎮静剤で代表的なものとして、ミダゾラムとプロポフォールがあります。

ミダゾラムは、不安を軽減し、睡眠を助ける効果があります。

プロポフォールは、強力な鎮静効果を持ち、手術前の準備に使われます。各鎮静剤は、それぞれの効果を適切に利用することで、最も効果的に働きます。

3.2. 呼吸困難などの副作用と対策

鎮静剤の使用には、副作用がつきものです。

特に注意すべき副作用として、呼吸困難や血圧低下、意識混濁があります。これらの副作用は、特に高齢者や、特定の病状を持つ人においてリスクが少し高くなります。

4. 施術時間とその比較

内視鏡検査にはさまざまな種類があり、それぞれの施術時間は異なります。

施術時間の違いが、患者にとっての負担やスケジュールの調整に直結します。

4.1. 無痛内視鏡の施術時間目安

無痛内視鏡の施術時間は、通常5~15分程度ですが、検査前に5分ほどの留置針の挿入、検査後に15~30分ほどの安静時間がかかります。

施術は、鎮静剤を使って行われるため、痛みを感じることがほとんどありません。

無痛内視鏡には、痛みが少ないというメリットがありますが、その分、術前と術後の管理が重要になります。

4.2. 経鼻内視鏡の施術時間目安

経鼻内視鏡の施術時間も、通常5~15分程度です。ただし、鼻麻酔が必要なため、5分~10分ほどの前処置が必要です。

一般的に鼻麻酔の際には鼻腔に柔らかいスティックを挿入しますが、このスティックが入らない場合には経鼻内視鏡を中止する場合もあります。

経鼻内視鏡は特に、嘔吐反射が強い人にとっては、大きなメリットがあります。施術後も、速やかに日常生活に戻ることができるため、非常に便利です。

鼻からの挿入であるため、口腔内の不快感を感じずに済むのもポイントです。施術時には意識がはっきりとしているため、医師とのコミュニケーションが取りやすいです。

また、鎮静剤を使わないことが多いため、後の観察や回復時間をほとんど必要としません。そのため、トータルでの時間が短縮できるのです。

4.3. 施術時間の短縮ポイント

施術時間を短縮するためには、いくつかのポイントがあります。まず、事前の準備をしっかりと行うことが必要です。

患者様が施術当日に余裕を持ってクリニックに到着することで、スムーズに進行します。

次に、医療スタッフが効率的に動くことも重要です。特に、機器の準備や消毒など、事前の対応が迅速であることが求められます。

5. 検査費用の詳細

内視鏡検査の費用は、検査の種類や施設によって異なります

一般的に、内視鏡検査は消化管の病気を早期に発見するために利用されます。患者さんの健康状態や検査の目的によって、費用は変わることがあります。

また、無痛内視鏡や経鼻内視鏡など、選択する手法によっても異なります。さらに、医療保険の適用範囲によっても費用は変動します。これらの要素を考慮して、詳細な費用を確認することが重要です。

5.1. 無痛内視鏡の費用構造

無痛内視鏡の費用は通常の内視鏡検査費用に鎮静剤に伴う費用が加算されます。

3割負担ですと数百円~2000円程度の費用が加算されます。

5.2. 経鼻内視鏡の費用構造

経鼻内視鏡の費用は通常の内視鏡と費用は変わりません。

通常の内視鏡の費用は生検などの処置がない場合であれば、3割負担で4000円~5000円、

生検を行った場合は9000円~12000円となります。

5.3. 医療保険と検査費用

医療保険は、内視鏡検査の費用に大きな影響を与えます。まず、医療保険が適用される場合、患者様は費用の一部を自己負担するだけで済みます。そのため、医療保険の有無で大きな差が生じます。

最後に、保険の種類です。公的な健康保険だけでなく、民間の医療保険もあります。これらを組み合わせることで、患者さんの費用負担をさらに軽減することが可能です。医療保険の理解と活用が、費用負担軽減の鍵になります。

6. 検査結果と胃粘膜の観察

胃の検査結果は、胃の健康状態を知るために非常に重要です。検査によって、胃粘膜の炎症や傷つき具合、腫瘍の有無などを確認することができます。

正確な検査結果を得るためには、適切な方法で胃粘膜を観察することが必要です。胃粘膜の状態を確認することで、早期の異常発見や適切な治療が可能となります。

6.1. 胃粘膜の観察方法と報告

胃粘膜の観察方法には、内視鏡検査が一般的です。内視鏡を使って直接胃の内部を観察し、粘膜の色や形状、異常な箇所を確認します。

内視鏡検査は、患者様に麻酔を施して行うため、痛みを感じることが少ないです。検査の結果は、医師によって写真や動画で記録され、その後詳しい分析を行います。

6.2. 慢性胃炎とその診断

慢性胃炎は、胃の粘膜が長期間にわたって炎症を起こす病気です。

慢性胃炎の原因には、ピロリ菌感染や過度なストレス、自己免疫疾患などがあります。診断には、内視鏡検査が用いられ、その際に胃粘膜の組織を採取し、病理学的な検査を行います。

検査結果に基づいて、炎症の程度や原因を特定し、治療法を決定します。早期発見と適切な治療が重要であり、定期的な検査が推奨されます。

6.3. 胃がん検診の重要性

胃がんは、早期に発見されることで治療成功率が高まる病気です。そのため、定期的な胃がん検診が非常に重要です。

胃がんの検診には、内視鏡検査やバリウム検査が用いられ、異常な組織を早期に発見します。

特にピロリ菌感染者や家族に胃がん患者がいる場合、定期的な検診が推奨されます。早期発見による治療は、患者さんの生活の質を向上させるため、胃がん検診は欠かせないです。

7. 検査による効果と負担軽減

検査は病気の早期発見や治療方針の決定に役立ちます。一方で、患者様の体への負担を減らすことも重要です。

最新の技術は、体への負担を軽減することに貢献しています。例えば、内視鏡は従来の手術よりも少ない痛みで済みます。

7.1. 負担軽減のポイント

検査を受ける際の負担を減らすためには、いくつかのポイントがあります。まず、事前の説明が大事です。詳しい説明を受けることで、不安が減ります。

次に、痛みを感じにくい方法を選びます。麻酔を使ったり、少量の薬で痛みを抑えたりします。また、検査後のフォローアップが重要です。

不快感を軽減する方法やアフターケアの情報を提供します。こうしたポイントを抑えることで、患者様の負担を大幅に減らすことができます。

7.2. 検査後のアフターケア

検査が終わった後のアフターケアも非常に重要です。まず、休息が必要です。検査後は体が疲れていますので、無理をしないようにします。

次に、食事に気をつけます。特に胃の検査後は消化に良いものを選びます。そして、医師の指示を守ります。薬の服用や生活習慣の改善など、指示に従うことが大切です。

また、不安が残る場合は、医師に相談します。こうしたアフターケアを行うことで、検査の効果を最大限に引き出すことができます。

8. 大通り胃腸内科クリニックの特徴

大通り胃腸内科クリニックは、最新の医療機器を使い、患者様ひとりひとりに合わせた治療を提供しています。

特に胃腸のトラブルに特化しており、専門的な知識と経験を持つ医師が対応しています。

また、安心して検査を受けられるよう、リラックスできる環境づくりにも力を入れています。アクセスの良さも魅力のひとつです

8.1. 札幌市営地下鉄大通駅徒歩30秒

大通り胃腸内科クリニックは、札幌市営地下鉄大通駅から徒歩30秒の立地にあります。

このため、忙しい方でも気軽に立ち寄ることができます。

また、地下鉄を利用することで、天候に左右されずにクリニックへ行くことができるのも大きなメリッ

8.2. 土日検査予約可能

大通り胃腸内科クリニックでは、忙しい平日に通院が難しい方のために、土日も検査の予約が可能です。

土日に検査を受けることで、仕事に影響を与えることなく、健康管理を進めることができます。

8.3. 当日胃カメラ可能

大通り胃腸内科クリニックは、急な体調不良にも対応できるように、当日予約で胃カメラ検査を行うことができます。これにより、迅速に診断を受けることができ、早期治療が可能になっています。

胃腸のトラブルは急に発生することが多く、その際にすぐに検査を受けられるのは非常に心強いです。また、当日予約が可能なため、急な予定変更にも柔軟に対応できます。

札幌での内視鏡検査は大通り胃腸内科クリニックがおすすめです!

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