謎の腹痛に悩まされていませんか?|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

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謎の腹痛に悩まされていませんか?

謎の腹痛に悩まされていませんか?|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

         

2025年10月22日

こんにちは!札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック事務長の高橋です!
「原因が分からないけれど、お腹が痛い」「病院に行くべきか迷っている」という腹痛に関するお悩みをお持ちではありませんか?

急な腹痛は、仕事や日常生活に大きな支障をきたし、不安を感じる方も多いでしょう。

特に、忙しい40代の読者様であれば、つい我慢してしまいがちではないでしょうか。
この記事では、Google検索で「謎の腹痛」と調べた方が知りたい、腹痛の多様な原因と、ご自宅でできる対処法、そして最も重要な「病院に行くべき危険なサイン」について、腹痛診療の専門的な知見から詳しく解説します。


この記事を読むことで、腹痛の裏に潜む病気のリスクを正しく理解し、緊急性の高い症状を見分けられるようになります。また、当院が得意とする大腸カメラ検査が、なぜ「謎の腹痛」の最終的な診断に重要なのかが明確に分かります。
ご自身の腹痛の原因を知りたい方、いつ病院に行けば良いか判断に迷っている方、そして大腸がんなどの重篤な疾患を心配されている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

1. なぜ起こる?「謎の腹痛」の主な原因と潜む病気

原因不明に思える腹痛には、必ず何らかの理由があります。腹痛は、胃や大腸などの消化器系の疾患だけでなく、ストレスや生活習慣の乱れなど、多岐にわたる要因で引き起こされます。特に、単なる体調不良と自己判断してしまいがちな腹痛の裏には、早期発見・早期治療が必要な重篤な病気が隠れている可能性があるため、注意が必要です。

a. 腹痛の場所で疑われる消化器疾患

腹痛が発生する部位によって、原因となっている臓器や病気をある程度予測できます。痛みの場所と症状を合わせて観察することが、病気を特定する第一歩です。
みぞおち(心窩部)の腹痛****: 胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃炎、逆流性食道炎などが疑われます。空腹時や食後に痛みが強くなる特徴があります。
右下腹部の腹痛****: 激痛の場合、虫垂炎(いわゆる盲腸)の可能性が非常に高いです。初期はおへその周りが痛むこともありますが、痛みが徐々に右下腹部に移動するのが典型的な症状です。
下腹部全体の腹痛****: 大腸の病気(感染性腸炎、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患など)や、女性の場合は子宮・卵巣などの婦人科系疾患も考えられます。便秘や下痢を伴うことも多いです。
脇腹や背中を伴う腹痛****: 尿路結石や急性膵炎、場合によっては大動脈解離といった血管系の病気の可能性もあるため、広範囲な痛みの場合は特に注意が必要です。

b. ストレスや生活習慣の乱れからくる腹痛

近年、特に40代の働く世代に増えている腹痛の原因の一つが、精神的なストレスや自律神経の乱れです。
過敏性腸症候群(IBS): IBSは、大腸の検査をしても炎症や潰瘍といった異常が見つからないにも関わらず、腹痛を伴う下痢や便秘が続く病気です。原因ははっきりしていませんが、ストレスが症状を悪化させる最大の要因だと指摘されています。突然の腹痛や下痢への不安がさらなるストレスとなり、症状が悪循環に陥ってしまうケースは少なくありません。
不適切な食生活: 暴飲暴食や脂っこい食事、刺激物の過剰摂取は、胃腸に大きな負担をかけます。私の経験上、お仕事の付き合いで連日飲み食いが続いた翌日に、急に激しい腹痛で来院される患者様も多くいらっしゃいます。適切な量を守り、消化に良いものを摂取する食生活の改善が、腹痛予防の基本です。

2. すぐに試せる!突然の腹痛を和らげる効果的な対処法

腹痛を感じたとき、すぐに医療機関を受診できない状況もあるでしょう。そんなときのために、ご自宅や職場で実践できる、腹痛を和らげるための具体的な対処法を知っておくことが大切です。

a. 腹痛を和らげる姿勢と温め方のメリット

腹痛は、体を温めたり特定の姿勢をとったりすることで、症状が緩和されることがあります。
安静にして楽な姿勢をとる: 腹痛が起きている間は、身体を動かし続けると症状を悪化させる恐れがあるため、横になって安静にすることが基本です。体を丸めるように膝を抱える姿勢(シムスの体位)は、腹壁の緊張がほぐれて腹痛を落ち着かせる効果が期待できます。
お腹を温めることのメリット: 体が冷えていると消化管の動きが激しくなり、痛みを一層感じやすくなります。お風呂に入って全身を温めたり、腹痛のある部位にヒートパッドや温湿布を当てたりすることで、血行が促進され、消化管の筋肉の緊張が緩んで腹痛の改善が期待できます。温かい飲み物をゆっくり飲むことも効果的です。ただし、腹痛が激しく、温めても改善しない場合は、炎症や穿孔などの重篤な疾患の可能性もあるため、温めすぎに注意し、すぐに受診を検討してください。

b. 腹痛時の食事と水分摂取の注意点

腹痛は食事に関連して起こることが非常に多いため、食事内容には細心の注意を払う必要があります。
消化の良いものを少量摂取する: 胃腸に負担をかけないよう、脂っこい食事や刺激物(香辛料、カフェイン、アルコール)は必ず控えてください。消化を助ける働きがある食物繊維を適切に摂取することも重要ですが、腹痛がひどいときは、おかゆやうどんなどの消化に良いものを少量にして胃腸を休ませましょう。
適切な水分摂取を心がける: 腹痛に伴って下痢が起きている場合は、脱水を防ぐために十分な水分摂取が不可欠です。ただし、冷たい水を一気に飲むと胃腸を刺激し、かえって腹痛が悪化する可能性があるため、常温の水を複数回に分けてゆっくりと飲むようにしましょう。これにより、胃腸への刺激を最小限に抑え、体内に水分をゆっくりと吸収させることができます。

3. 要注意!命に関わる腹痛と病院へ行くべき受診目安

一過性の腹痛の多くは自然に治まりますが、中には緊急性の高い病気が潜んでいる場合があります。「いつもの腹痛だろう」と自己判断して放置すると、手遅れになるリスクもあるため、危険なサインを見逃さないことが大切です。

a. 激痛や危険な症状を伴う腹痛の緊急サイン

以下の症状が一つでも現れた場合は、迷わず救急車を呼ぶか、速やかに医療機関を受診してください。命に関わる緊急事態のサインです。
突然起こった、これまでに経験したことのない激しい腹痛****: 痛みに耐えられず、体を丸めていないといられないほどの激痛は、消化管穿孔や大動脈解離など、緊急手術が必要な病気の可能性があります。
腹痛に加えて吐血や多量の下血(ひどい血便)がある場合**: 消化管からの大量出血が疑われます。血液の循環が危険な状態にある可能性があり、一刻も早い処置が必要です。
高熱(38℃以上)や嘔吐が続く腹痛**: 特に、腹部がカチカチに硬くなっている場合は、腹膜炎などの重篤な感染症や炎症が強く疑われます。
歩くとお腹に響く腹痛**、冷や汗、意識の低下**: 体を動かすたびに痛みが強くなる症状は、腹腔内の炎症が進行していることを示唆しており、非常に危険な状態です。

b. 慢性的な腹痛や繰り返し起こる場合の対応

緊急性は高くないものの、注意が必要な腹痛もあります。
慢性的な腹痛の危険性: 腹痛が2週間〜1ヶ月以上、または数カ月、数年と持続的に続く場合は、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)や大腸がん、婦人科系の疾患など、何らかの慢性的な疾患が関係している可能性が高いです。痛みの強さが軽度であっても、長く続く場合は必ず専門医の診察を受ける必要があります。
繰り返し発生する腹痛と生活習慣: 痛みに波がある場合や、ストレスや特定の食事で症状が誘発される場合は、過敏性腸症候群の疑いが強まります。市販薬での対応は一時的なものにとどめ、症状が頻繁に出る、あるいは改善しない場合は、腹痛専門の消化器内科で正確な診断を受けることを推奨します。

4. 「謎の腹痛」の真犯人を特定する内視鏡検査の重要性

「謎の腹痛」を根本的に解決するためには、痛みの原因を正確に特定することが不可欠です。問診や血液検査だけでは分からない、胃腸内部の病変を見つけ出すには、内視鏡検査が最も有効な手段となります。

a. 大腸カメラ検査で判明する腹痛の真の原因

大腸カメラ検査は、腹痛の原因が単なる機能的なもの(過敏性腸症候群など)か、それとも病変によるものか(炎症性腸疾患、大腸ポリープ、大腸がんなど)を明確に区別する「確定診断」のための最も重要な検査です。
大腸ポリープ・大腸がんの早期発見: 腹痛は進行した大腸がんの症状の一つである場合があります。大腸カメラ検査では、腹痛の原因となっているポリープや、初期のがんを直接観察し、その場で切除することも可能です。
炎症性腸疾患の診断: 長く続く慢性的な腹痛や下痢の原因として、潰瘍性大腸炎やクローン病といった難病が挙げられます。大腸カメラで粘膜の状態を詳細に観察し、組織を採取(生検)することで、これらの疾患を確実に診断できます。

b. 苦痛の少ない内視鏡検査のメリットとデメリット

内視鏡検査は辛いというイメージから受診をためらう方がいらっしゃいますが、技術の進歩とクリニックの工夫により、その負担は大幅に軽減されています。
メリット:
診断精度が非常に高い: 最新の内視鏡システムを使用することで、微細な病変も見逃しにくくなり、腹痛の真の原因を高精度で特定できます。
鎮静剤の使用で苦痛を最小限に: 適切な鎮静剤(麻酔)を使用することで、患者様は寝ている間に検査を終えることができ、腹痛や不快感をほとんど感じずに検査が可能です。
治療と診断の同時実施: 大腸ポリープなどが見つかった場合、その場で切除できるため、改めて入院や手術の日程を組む必要がなく、治療までの期間を大幅に短縮できます。
早期発見による根治の可能性: 腹痛の原因が消化器がんであった場合でも、早期に発見できれば内視鏡での治療(切除)で根治を目指すことが可能になります。
デメリット:
検査後の自動車運転が不可: 鎮静剤を使用した場合、検査当日は眠気やふらつきが残る可能性があるため、自動車や自転車の運転はできません。このため、検査当日は公共交通機関での来院または送迎が必要です。
検査前の食事制限と下剤服用: 正確な検査を行うためには、大腸内を完全にきれいにする必要があり、検査前日は食事制限、当日は大量の下剤を服用する必要があります。この準備が最も大変と感じる患者様が多いですが、当院では負担を軽減するための工夫もしております。

5. 札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックの腹痛診療体制

当クリニックは、腹痛の診断に不可欠な内視鏡検査に特化し、患者様がより安心して検査を受けられる環境を整えています。特に、お忙しい40代の患者様が、腹痛を放置しないための体制を構築しています。

a. 鎮静剤を使用した無痛腹痛検査のメリット

当院では、患者様の負担を軽減するために、積極的に鎮静剤を使用した内視鏡検査を行っています。
リラックスした状態で検査を完遂: 鎮静剤を使用すると、患者様はウトウトと眠っている間に検査が終わるため、「検査が辛い」というイメージからくる精神的な負担がなくなります。これにより、患者様がリラックスすることで、医師もスムーズかつ丁寧に検査を進められるようになります。
嘔吐反射や腹痛をほぼ感じない: 胃カメラ検査における「オエッとなる」嘔吐反射や、大腸カメラ検査における腹痛や不快感を、ほとんど感じずに検査を終えることが可能です。
鎮静剤による副作用・デメリットの具体的対策: 鎮静剤を使用した際の副作用として、稀に血圧低下や呼吸抑制が起こる可能性がありますが、当院では大学病院レベルの最新内視鏡システムと厳重な生体モニター管理を行い、常に患者様の状態をチェックしています。万が一の場合にも迅速に対応できる体制を整えているため、安心して検査を受けていただけます。
札幌市の中心部という利便性: 地下鉄大通駅から徒歩30秒という好立地にあるため、検査前後の移動の負担が少なく、お仕事帰りや休日の受診が非常に便利です。

b. 土日も検査可能なクリニックで早期に腹痛の原因を特定

「平日は仕事で忙しく、なかなか病院に行けない」というお悩みを解決するため、当院は土曜日・日曜日も内視鏡検査を実施しています。
週末を活用した腹痛の原因究明: 平日に時間が取れない方でも、週末を利用して腹痛の専門的な検査を受けることが可能です。これにより、「腹痛を放置してしまう」という事態を防ぎ、病気の早期発見につながります。
検査枠が空いていれば当日の内視鏡も可能: 緊急性の高い腹痛でご来院された場合や、急な予定変更で時間ができた場合など、検査枠に空きがあれば当日でも胃カメラ・大腸カメラの検査が可能です(検査前に必ず診察が必要です)。

6. まとめ

「謎の腹痛」は、単なる体調不良ではなく、深刻な病気のサインである可能性があるため、決して軽視してはいけません。ご自宅での対処法を実践しつつ、激しい痛みや高熱、血便などの緊急性の高いサインを見逃さず、適切なタイミングで医療機関を受診することが、ご自身の健康を守る上で最も重要です。
特に、慢性的な腹痛や、市販薬でごまかし続けている腹痛の場合は、消化器内科で精密な検査を受け、「謎」を解明する必要があります。当院は、大腸カメラ検査のスペシャリストとして、鎮静剤を用いた苦痛の少ない検査を提供し、腹痛の原因究明と早期治療に努めています。
本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。

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