「黄砂 だるい 下痢」の原因は?腸内環境と大腸カメラ検査の重要性|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

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「黄砂 だるい 下痢」の原因は?腸内環境と大腸カメラ検査の重要性

「黄砂 だるい 下痢」の原因は?腸内環境と大腸カメラ検査の重要性|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

         

2026年2月25日

こんにちは!札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック栄養士の田中です!

暖かな日差しが差し込み、桜の便りが届く春。心躍る季節のはずが、

「なんだか体が重だるい」

「急にお腹を下しやすくなった」

「肌が荒れて気分も沈みがち」

といった、病院に行くほどではないけれどスッキリしない不調に悩まされる方が急増します。
こうした春特有の体調不良は、一般的に「五月病」や「寒暖差疲労」と片付けられがちです。

近年の研究で注目されているのが、大陸から飛来する「黄砂(こうさ)」と、私たちの健康の要である「腸内環境」の密接な関係です。
「砂が飛んでくるだけで、お腹の調子が悪くなるの?」と不思議に思うかもしれません。しかし、現代の黄砂は単なる自然現象としての砂塵ではなく、複雑な化学物質をまとった「健康リスクの運び屋」へと変貌しています。


本記事では、医療従事者の視点から黄砂が全身、特に消化器系に及ぼすメカニズムを徹底解説し、その影響をリセットするために「大腸カメラ検査」がいかに有効であるかを詳しくお伝えします。あなたのその「だるさ」や「下痢」、実は腸からのSOSかもしれません。

ぜひ、最後までご覧下さい。

第1章:黄砂の真実――それは「汚染物質の集合体」である

1-1. 黄砂とは何か?
黄砂とは、中国大陸の内陸部やモンゴルの乾燥地帯で、強風によって巻き上げられた微細な砂塵が、偏西風に乗って日本まで運ばれてくる現象です。
かつては自然な気象現象のひとつとして捉えられていましたが、近年の経済発展に伴い、その性質が大きく変化しました。砂漠地帯を飛び立った砂の粒子は、中国沿岸部の工業地帯を通過する際、排気ガスや工場排煙に含まれる「大気汚染物質」をその表面に吸着させてしまうのです。


1-2. 黄砂に付着している恐ろしい物質
黄砂の粒子の大きさは、およそ4マイクロメートル(0.004mm)。これはスギ花粉(約30マイクロメートル)に比べて圧倒的に小さく、肺の奥深くまで入り込みやすいサイズです。さらに、その小さな粒子には以下のような有害物質が付着しています。


PM2.5(微小粒子状物質): 呼吸器系や循環器系に深刻なダメージを与えます。


多環芳香族炭化水素: 発がん性が指摘されている化学物質です。


硫酸イオン・硝酸イオン: 酸性雨の原因にもなる酸性物質です。


細菌・カビ・ウイルス: 乾燥した砂に付着した微生物が、生きたまま数千キロを旅して日本に到達することが確認されています。


つまり、黄砂を吸い込むということは、微細な砂と一緒に「化学物質」と「病原体」を体内に取り込んでいることと同義なのです。

第2章:なぜ黄砂で「だるい」「下痢」が起きるのか?

黄砂の被害といえば、鼻水、くしゃみ、目のかゆみといった「アレルギー症状」や、咳、喘息といった「呼吸器症状」を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、それだけではありません。

2-1. 全身に広がる「炎症」の連鎖
黄砂の微粒子が鼻や喉の粘膜、あるいは肺胞から血液中に入り込むと、体内の免疫システムが過剰に反応します。このとき、体内では「サイトカイン」と呼ばれる炎症物質が放出されます。 この炎症物質が血液を通じて全身を巡ることで、筋肉や神経に影響を与え、「耐え難いだるさ(倦怠感)」や「頭痛」「微熱」を引き起こすのです。


2-2. 消化器への意外な侵入ルート
驚くべきことに、吸い込んだ黄砂の一部は喉から食道を通って、直接「胃」や「腸」へと運ばれます。

また、肺でキャッチされた異物を排出しようとする気道クリアランス機能によって、痰と一緒に飲み込まれることもあります。
こうして腸に到達した有害物質や細菌は、腸管の粘膜を刺激します。これが、春先に増える「原因不明の下痢」や「腹痛」の正体である可能性が高いのです。

第3章:見逃せない「腸内環境」への甚大なダメージ

私たちの腸内には、約100兆個もの細菌が生息しており、免疫力の約70%を司っていると言われています。黄砂はこの絶妙なバランスを保っている「腸内フローラ」をかき乱す要因となります。


3-1. 腸内細菌叢(フローラ)の乱れ
黄砂に付着した重金属や化学物質は、腸内の善玉菌を減少させ、悪玉菌を増殖させる引き金になります。腸内環境が乱れると、以下のような悪循環に陥ります。


消化吸収能力の低下: 食べ物が適切に分解されず、異常発酵を起こしてガスが溜まる。


セロトニン産生の減少: 「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンの9割は腸で作られます。腸が荒れるとメンタル面でも「だるさ」や「やる気のなさ」を感じやすくなります。


リーキーガット症候群(腸漏れ)の懸念: 腸粘膜が炎症を起こし、本来通すべきではない有害物質が血管内に漏れ出す状態です。これにより、さらなる全身の不調を招きます。


3-2. 慢性的な炎症が大腸がんのリスクに?
一時的な下痢であれば、黄砂の飛散が収まるとともに回復するかもしれません。

しかし、毎年のように黄砂の刺激にさらされ、慢性的な炎症が腸内に定着してしまうと話は別です。 慢性炎症は大腸粘膜の細胞に遺伝子変異を起こしやすくし、将来的な「大腸ポリープ」や「大腸がん」の発症リスクを高める一因になると考えられています。

第4章:黄砂シーズンこそ「大腸カメラ検査」を受けるべき理由

「ただの季節性の体調不良だから」と放置するのは危険です。黄砂の影響で腸が敏感になっている時期こそ、一度プロの目で「中」を確認することが、今後の健康を左右します。


4-1. 症状が「黄砂のせい」だけとは限らない
「下痢が続くのは黄砂の時期だから仕方ない」という思い込みが、重大な疾患を見逃す原因になります。


潰瘍性大腸炎やクローン病: 若年層にも増えている指定難病ですが、初期症状は「繰り返す下痢や腹痛」です。


早期大腸がん: がんは初期には全くといっていいほど自覚症状がありません。たまたま黄砂の時期に重なった不調が、実はがんのサインであることも珍しくないのです。


4-2. 炎症の度合いを可視化できる唯一の方法
血液検査や便潜血検査では、腸の粘膜が「今、どれくらい荒れているか」までは正確に把握できません。大腸カメラ(内視鏡)であれば、高精細な画像で粘膜の充血、浮腫(むくみ)、微細な出血などを直接確認できます。


4-3. 「予防」としての大腸カメラ
大腸カメラの最大のメリットは、がん化する前の「ポリープ」を発見し、その場で切除できる点にあります。これは、他のがん検診にはない「がんそのものを未然に防ぐ」という圧倒的な予防効果です。

第5章:最新の大腸カメラ検査は「怖くない・痛くない」

多くの方が検査をためらう最大の理由は「苦しそう」「恥ずかしい」という心理的ハードルでしょう。しかし、現代の内視鏡医療は、患者様の負担を最小限に抑えるよう劇的に進化しています。


5-1. 鎮静剤の使用による「眠っている間の検査」
当クリニックでは、適切な量の鎮静剤(静脈麻酔)を使用します。うとうとと眠っているような状態で検査が終わるため、痛みや不快感をほとんど感じることなく、気づいたらリカバリールームで休んでいた、という方がほとんどです。


5-2. 最新の細径スコープとAI診断
技術の進歩により、カメラの管自体が非常に細く、しなやかになっています。また、AI(人工知能)による画像解析サポートを導入することで、人間の目だけでは見落としがちな微小な病変も瞬時に検知し、精度の高い診断を可能にしています。


5-3. 検査後のお腹の張りを軽減
昔の検査では、腸を膨らませるために空気を入れていましたが、現在は体内に吸収されやすい「炭酸ガス」を使用します。これにより、検査後の腹痛や膨満感が劇的に改善されました。

第6章:検査の精度を左右する「事前準備」のポイント

大腸カメラを成功させる鍵は、実は当日の検査そのものよりも、前日の準備にあります。


6-1. なぜ「下剤」が重要なのか
腸の中に便が残っていると、カメラの死角ができ、小さなポリープを見逃す原因になります。また、便を洗い流すために時間がかかると、その分検査の負担も増えてしまいます。 「下剤を飲むのがつらい」という方のために、最近では飲みやすい味の洗浄剤や、量の少ない洗浄剤も選択できるようになっています。


6-2. 検査数日前からの食事の工夫
黄砂の影響で腸が疲れているときは、特に消化の良い食事を心がけましょう。
控えるべきもの: 海藻類、きのこ類、こんにゃく、種のある果物(キウイなど)。
推奨されるもの: うどん、白米、豆腐、白身魚、鶏のささみ。 こうした配慮が、より精度の高い、スムーズな検査へとつながります。

第7章:あなたは大丈夫?今すぐ受診を検討すべきチェックリスト

もしあなたが以下の項目に一つでも当てはまるなら、黄砂の影響を疑うと同時に、速やかな大腸カメラ検査をおすすめします。


便通の異常:
・最近、下痢と便秘を交互に繰り返すようになった。
・便が細くなった気がする。
・排便してもスッキリせず、残便感がある。


見た目の変化:
・便に血が混じる(鮮血だけでなく、黒っぽい場合も注意)。
・粘液のようなものが便に付着している。


身体のサイン:
・40歳を超えてから一度も大腸カメラを受けたことがない。
・血縁者に大腸がんを患った人がいる。
・健康診断で「便潜血陽性」と判定されたが、放置している。
・原因不明の体重減少がある。


「自分はまだ若いから」「健康には自信があるから」という過信は禁物です。大腸がんは、早期発見さえできれば90%以上が完治を望める病気です。しかし、症状が出てからでは進行しているケースが多いのも、この病気の恐ろしい特徴です。

第8章:黄砂から身を守り、腸を労る日常生活のヒント

検査を受けるとともに、日々の生活で黄砂のダメージを最小限に抑える工夫も取り入れましょう。


外出時の対策: 高性能マスク(N95推奨ですが、不織布でも効果はあります)を着用し、メガネで目を保護しましょう。


帰宅後の習慣: 玄関前で服を払い、すぐに手洗い・うがい・洗顔を行いましょう。鼻うがいも非常に効果的です。


腸を整える食事: 発酵食品(納豆、味噌、ヨーグルトなど)を積極的に摂り、善玉菌をサポートしましょう。ただし、下痢気味のときは、刺激物(スパイスやアルコール)は控えてください。


水分補給: 水分をしっかり摂ることで、体内の有害物質の排出を促します。

まとめ:あなたの健康は「腸」から始まる

春の黄砂は、私たちが思っている以上に過酷な環境ストレスを身体に与えています。 「だるい」「下痢」といった不調は、身体からの「一度リセットしてほしい」という切実なメッセージかもしれません。
黄砂の飛散がピークを迎えるこの時期は、ある意味で自分の健康を見直す絶好のチャンスです。外部から取り込まれた汚染物質の影響をクリアにし、大腸の中に潜むリスクを徹底的に洗い出す。そのための最も確実な手段が「大腸カメラ検査」です。
「あのとき受けておけばよかった」と後悔する前に。 そして、この春を、そしてこれからの人生を清々しい気持ちで過ごすために。

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本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックならびに札幌駅大腸カメラ便潜血クリニックまでお気軽にご相談ください。

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