麻疹より見逃しが怖い病気とは?大腸カメラを受けるべき「真の理由」|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

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麻疹より見逃しが怖い病気とは?大腸カメラを受けるべき「真の理由」

麻疹より見逃しが怖い病気とは?大腸カメラを受けるべき「真の理由」|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

         

2026年2月18日

こんにちは!札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック栄養士の田中です!

私たちの住む札幌、そして北海道全域に緊張が走っています。 先日報じられたニュースに、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

「羽田ー札幌間の飛行機を利用した乗客が、後に麻疹(はしか)に感染していたことが判明。その感染者は札幌市内のホテルに2泊し、複数の飲食店を利用していた――」

この報道は、単なる「遠い場所の出来事」ではありません。

飛行機という密閉された空間、そして私たちが日常的に利用するホテルや飲食店。麻疹の最大の特徴である「空気感染」の脅威を考えると、同じ時期に同じエリアにいた方々、あるいはこれから外出を予定している方々が「自分は大丈夫だろうか?」「人混みや医療機関に行くのは避けるべきではないか?」と疑心暗鬼になるのは、当然の反応と言えます。

こうした社会不安の中で、今、医療現場で静かに、しかし確実に起きている問題があります。

それは、「感染が怖いから、予定していた検査をキャンセルする」という動きです。

特に大腸カメラ(大腸内視鏡検査)のような、事前準備が必要で心理的ハードルも高い検査において、この「受診控え」が顕著になっています。

「札幌で麻疹が出たのだから、今は病院へ行く時期じゃない」

「もし待合室で感染したら、家族に申し訳ない」

「体調は悪くないし、検査は数ヶ月後に延期しよう」

果たして、その判断は本当にあなたの命を守ることにつながるのでしょうか?

本記事では、現在の感染症情勢を冷静に分析しつつ、医療的な観点から「今、あえて大腸カメラを受けるべき理由」を、どこよりも深く、詳しく解説します。

ぜひ、最後までご覧下さい。

麻疹(はしか)とはどんな病気か:2026年の視点から

まず、現在注目されている麻疹について正しく理解しておきましょう。「昔の子供の病気」というイメージは捨ててください。


麻疹ウイルスの驚異的なスペック
麻疹は、麻疹ウイルスによって引き起こされる急性熱性発疹性疾患です。

その最大の特徴は、「最強クラスの感染力」にあります。

以下、主な症状と経過


・感染経路: 空気感染、飛沫感染、接触感染。


・基本再生産数(R0): 12〜18(インフルエンザが1〜2、新型コロナが5〜10前後と言われる中で突出しています)。


・免疫のない人が同じ空間にいると: ほぼ100%感染すると言われています。


・カタル期(2〜4日間): 38℃前後の発熱、咳、鼻水、結膜炎症状(目が赤い、目やに)。この時期が最も感染力が強いのが厄介な点です。


・発疹期(3〜5日間): 一度熱が下がったかと思うと、再び39℃以上の高熱が出て、耳の後ろや顔面から全身に赤い発疹が広がります。


・回復期: 解熱後、発疹が黒ずんで消えていきます。

大人こそ注意すべき「重症化リスク」

2026年の流行で懸念されているのは、ワクチンの免疫が減衰した世代の「成人麻疹」です。

大人がかかると肺炎や脳炎を合併しやすく、最悪の場合、命に関わります。また、免疫力が一時的に著しく低下するため、他の感染症(二次感染)を引き起こすリスクも非常に高いのです。

麻疹流行期における医療機関の徹底した防御策

「病院に行くと感染する」というイメージがあるかもしれませんが、実は流行期こそ病院は「最も安全な場所の一つ」になります。
麻疹のような空気感染疾患が流行している際、内視鏡クリニックや総合病院では、以下のような厳格なプロトコルが稼働しています。

・動線分離(ゾーニング)
発熱・咳症状がある方と、定期検査(大腸カメラ等)の方の入り口や待機場所を完全に分けます。


・高度な換気システム
検査室や待合室では、高性能フィルターを用いた換気が24時間行われ、空気の滞留を防ぎます。


・完全予約制の運用
滞在時間を最小限にするため、予約時間を細分化し、待合室の密度を極限まで下げます。


・スタッフの免疫管理
医師・看護師・受付全員が抗体検査を実施し、必要に応じて追加接種を完了しています。


つまり、「不特定多数がマスクなしで会話する飲食店や公共交通機関」に比べれば、医療機関での検査環境は圧倒的にクリーンに保たれているのです。

大腸カメラ検査は延期すべき? 医師が答える「判断基準」

それでも、「今はやめておこうかな」と迷う気持ちは分かります。ここで、延期すべきかどうかの明確な基準を示します。


A.体調に問題がなければ、延期する必要はありません
麻疹の流行を理由に、健康な方ががん検診を控えるメリットは、医学的にはほとんどありません。むしろ、後述する「手遅れ」のリスクの方が遥かに甚大です。


A.検査を延期・相談すべきケース
以下の症状や状況がある場合は、大腸カメラの前にまずはお電話で相談してください。


・37.5℃以上の発熱がある: 感染症の疑いがある状態での内視鏡は、ご自身の体への負担も大きくなります。


・強い咳、全身の赤い発疹がある: 麻疹や他の感染症の典型症状です。


・周囲に麻疹確定者がいる: 潜伏期間(約10〜12日間)を考慮する必要があります。


・海外から帰国直後で体調不良: 2026年は海外からの流入事例も多いため、確認が必要です。


これらを除けば、予定通り検査を受けることが「未来のあなた」を守る最善の選択です。

麻疹より見逃しが怖い「大腸がん」の真実

ここからが本題です。なぜ、私たちがここまで「延期しないでほしい」と訴えるのか。それは、大腸がんが「時間との勝負」の病気だからです。


がんは「感染症」を待ってくれない
麻疹の流行は、数ヶ月から半年程度で波が引くことが多いでしょう。しかし、その数ヶ月の間にも、あなたのお腹の中にある「小さな芽(ポリープ)」や「早期がん」は、着実に成長を続けています。


・初期は「100%無症状」: 痛みも違和感もありません。「元気だから大丈夫」という理屈が通用しないのががんです。


・「症状が出た時」はすでに…: 血便、便が細くなる、腹痛、体重減少。これらの自覚症状が出た時には、がんはすでに進行し、手術や抗がん剤治療が不可欠な状態になっていることが多いのです。


・予防ができる唯一のがん: 大腸がんは、前がん病変である「ポリープ」のうちに切除してしまえば、発生をほぼ100%防ぐことができます。これは他のがん(肺がんや膵臓がんなど)にはない、大腸カメラだけの絶大なメリットです。

「延期の代償」を数値で考える

例えば、2026年の麻疹流行を理由に検査を1年延期したとします。その1年の間に、早期がんは進行がんへとステージを進める可能性があります。


早期発見(ステージ0〜I): 生存率は90%以上。内視鏡手術だけで完治も可能です。


進行発見(ステージIV): 生存率は大きく下がり、心身への負担、そして治療費という経済的負担も桁違いになります。


「感染が怖いから」という一時の感情で、数年後の生存率をギャンブルにかけるのは、あまりにもリスクが高い決断だと言わざるを得ません。

2026年最新:苦しくない「鎮静剤」大腸カメラの進化

「怖い」のは感染症だけでなく、検査そのものへの不安もあるでしょう。しかし、現代の内視鏡技術は驚くほど進化しています。


1. 「気づいたら終わっていた」が当たり前に
現在は、適切な量の鎮静剤(静脈麻酔)を使用した検査が主流です。
うとうとと眠っているような状態で検査が進みます。
「お腹をかき回される感じ」や「痛み」をほとんど感じることなく終了します。
目が覚めた後は、リカバリールームでゆっくり休んでから帰宅できます。


2. 高精度なAI診断の導入
2026年の内視鏡現場では、AI(人工知能)による診断補助が一般的になっています。
医師の目だけでなく、AIがリアルタイムでポリープの可能性を検知。
人間の目では見逃しそうな微細な病変も、ダブルチェック体制で発見します。


3. その場でポリープ切除
検査中にポリープが見つかった場合、その場で切除することも可能です(日帰りポリープ切除)。
後日また手術を受ける必要がなく、一度の来院で「検査」と「治療(予防)」が完結します。

今すぐ検査を予約すべき人のチェックリスト

以下の項目に一つでも当てはまる方は、今すぐカレンダーを確認し、予約を入れてください。


[  ] 健康診断の「便潜血検査」で陽性(1回でも)になった


[  ] トイレットペーパーに血がつく、または便に血が混じる


[  ] 最近、便が細くなったと感じる


[  ] 下痢と便秘を繰り返すようになった


[  ] 40歳以上で、一度も大腸カメラを受けたことがない


[  ] 血縁者に大腸がんを患った人がいる


これらはすべて、腸からの「SOS」かもしれません。麻疹のニュースよりも、自分の体のサインに耳を傾けてください。

「体調がいい今」こそが、最強の防衛タイミング

「体調が悪くなってから病院に行こう」という発想になりがちですが、それは逆です。
「体調が安定しており、免疫力がしっかりしている今」こそが、検査のベストタイミングです。


・体力が充実している: 下剤の服用や検査後の回復がスムーズです。


・スケジュールが組みやすい: 自分が元気な時に済ませておけば、万が一、後で地域的なロックダウンや流行拡大が起きても、健康上の懸念事項を一つ消しておくことができます。


・精神的な安心感: 「自分は大丈夫だ」という確信は、免疫力を高める最高の薬になります。

感染症の時代だからこそ「予防医療」を止めない

2026年、私たちは麻疹という目に見える脅威にさらされています。しかし、その背後には、麻疹よりも遥かに高い確率で日本人の命を奪っている「大腸がん」という怪物が潜んでいます。


麻疹は「一時的」な流行ですが、がんは「持続的」な脅威です。
麻疹は「予防接種」で防げますが、がんは「定期的な検査」でしか防げません。


医療機関は、あなたを感染から守りつつ、がんに立ち向かうための準備を整えて待っています。
「今は時期が悪い」
その言葉が、あなたの将来を左右するかもしれません。


どうか、一時の不安に負けないでください。感染対策が徹底された安全な環境で、あなたの大切な体を守るための「30分間の検査」を受けに来てください。


あなたの健康を守れるのは、ニュースのコメンテーターでも、SNSの投稿でもなく、「今、検査を受ける」という決断をしたあなた自身だけなのです。

最短最速の検査は分院「札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック」で

当院では、内視鏡専門医による「痛くない・苦しくない」検査を徹底しています。 もちろんご相談も大歓迎です。あなたの不安に寄り添い、最適な検査方法をご提案します。

※本院「札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック」とお間違えのないよう、ご注意ください。

本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックならびに札幌駅大腸カメラ便潜血クリニックまでお気軽にご相談ください。

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