「思う」だけなら「誰でも」できる|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

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「思う」だけなら「誰でも」できる

「思う」だけなら「誰でも」できる|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

         

2025年9月18日

こんにちは!札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック事務長の高橋です!


日常生活や職場で、「なぜか自分は周りの意見に流されてしまう…」「もっと積極的に行動したいのに、なかなか一歩が踏み出せない…」と感じていませんか?そういった悩みを持つ方は、実は少なくありません。

この記事では、あなたの抱えるそのモヤモヤを解消する手助けをしたいと考えています。
この記事では、「受動的な人の特徴」を深く掘り下げ、その原因や心理、そして能動的な人との違いを分かりやすく解説します。さらに、仕事や人間関係におけるメリット・デメリットを具体的に示し、あなたの悩みに寄り添います。そして、自分を変えたいと願う方のために、今日から始められる具体的な改善策もご紹介します。


この記事は、「自分の性格を変えたいけど、どうすればいいか分からない」「周りの意見に合わせてしまう自分に疲れてしまった」「受動的な自分にも何か良いところはあるのかな?」と感じている方にぜひ最後まで読んでいただきたい内容です。読み終えた後、きっと前向きな気持ちで新たな一歩を踏み出せるはずです!


1. 「受動的な人」とは?能動的な人との違い


a. 受動的とは「他から動かされる」こと

まずは、「受動的」という言葉の本当の意味を理解しましょう。受動的とは、自分の意志で自ら行動を起こすのではなく、他者からの指示や働きかけを受けてから行動する姿勢を指します。一方、「能動的」とは、自らの意志で積極的に行動し、周囲に影響を与えることを意味します。この二つの違いは、まさしく「自分で動くか、動かされて動くか」という点に集約されます。
私自身、このクリニックで事務長を務めていると、多くのスタッフと関わる機会があります。新人の頃を振り返ると、私も「〇〇してください」と言われたことだけをこなす、まさに受動的な人間でした。しかし、先輩から「自分で考えて動くことが、より良いサービスにつながるんだよ」と教えてもらい、初めて能動的な行動の重要性を理解しました。例えば、患者さんが内視鏡検査について不安を抱えている時、マニュアル通りの説明だけでなく、事前に質問を想定して追加情報を伝えたり、安心できる言葉をかけたりすることも能動的な行動です。この小さな一歩が、患者さんの安心感に大きく貢献することを実感しました。

2. 「受動的な人」の具体的な特徴と心理

受動的な性格を持つ人には、いくつかの共通した特徴が見られます。これらの特徴は、その人の内面にある特定の心理が関係しています。

a. 自己主張が苦手で、意見を言わない

受動的な人は、自分の意見をはっきりと述べることが苦手です。その背景には、「自分の意見を言ったら否定されるかもしれない」「周りの人と衝突したくない」といった恐れが隠されています。人間関係を円滑に保とうとする心理が強く働くため、結果として自分の意見を心の中にしまってしまう傾向があります。

b. 周囲に合わせることを優先する

「周りに合わせる」ことは、受動的な人の行動様式そのものです。何かを決めるときも、まずは「みんなはどうしたい?」と尋ね、自分の希望よりも集団の意見を尊重します。これは協調性が高いとも言えますが、一方で「自分の軸」が不明確になりがちで、相手に悪意がある場合、その思惑に利用されてしまうリスクもはらんでいます。

c. 決断を他人にゆだねる

受動的な人は、物事を決める際に「あなたが決めていいよ」「どちらでも構わないよ」と、決断を他人に委ねてしまいがちです。自分で決断を下すことに対して責任を負いたくないという心理が働くためです。この結果、後から「本当は違うと思っていたのに…」と後悔してしまうことも少なくありません。これは、失敗を恐れる気持ちから生じる行動パターンと言えます。

d. 常に指示を待っている

仕事や課題に取り組む際、能動的な人が自ら行動計画を立てるのに対し、受動的な人は明確な指示が出るのをじっと待ちます。指示がなければ何も始められず、結果として仕事の効率が下がってしまうことがあります。しかし、逆に言えば、明確な指示があれば正確に業務を遂行できるという強みにもつながります。

3. 仕事における「受動的な人」のメリットとデメリット


a. メリット(強み)

受動的な性格は、仕事において大きな強みとなり得ます。
協調性が高く、チームの潤滑油となる 周りの意見を尊重するため、チームメンバーとの調和を保つのが得意です。自分の意見を強く主張しないため、衝突が少なく、円滑な人間関係を築くことができます。会議の場では、さまざまな意見を聞き、冷静に全体をまとめる役割を担うことも多いです。
指示された業務を正確にこなす 与えられた仕事を忠実に、かつ正確に遂行する能力に優れています。曖昧な部分を自分で判断せず、確認を怠らないため、ミスの少ない安定したパフォーマンスを発揮します。この正確性は、特にルーティンワークやマニュアルが整備された業務で高く評価されます。
人の意見を素直に受け入れられる 上司や先輩からのアドバイスを素直に聞き入れる姿勢を持っています。これは、自身の成長にとって大きな利点です。新しい知識やスキルを吸収するスピードが速く、言われたことを着実に実行していく真面目さが強みとなります。

b. デメリット(弱み)

一方で、受動的な性格はデメリットも生み出します。
キャリアアップが難しい 自分で目標を設定したり、新しいプロジェクトを立ち上げたりすることが苦手なため、リーダーシップを必要とするポジションへの昇進が難しい場合があります。指示を待つ姿勢が習慣化すると、自発的な行動が求められる場面で力を発揮しにくくなります。
自分の強みを発揮しにくい 自己表現が苦手なため、自分の得意なことや興味があることを周囲にアピールできず、力を発揮する機会を逃してしまいがちです。会社が提供する研修やプロジェクトも、自ら手を挙げなければ参加できず、埋もれてしまう可能性があります。
他者に利用されてしまうリスク 断ることが苦手なため、仕事や人間関係で損な役回りを引き受けてしまうことがあります。他者の悪意に気づきにくく、安易に引き受けてしまった結果、不当な要求に応じたり、責任を押し付けられたりするリスクがあります。

4. 対人関係における「受動的な人」の傾向


a. 意見が一致する人と親密な関係を築きやすい

自分と似た意見を持つ人や、積極的にリードしてくれる人とは、スムーズな人間関係を築くことができます。意見の対立が起きにくいため、安心感を抱き、親密な関係になりやすい傾向があります。

b. 危機的な場面で周囲を頼りすぎる

予期せぬトラブルや緊急事態に直面した際、自分で解決策を探すよりも、まず他者の助けを求めようとします。パニックになりやすく、自力で状況を打破する力に欠けることがあります。

c. 相手の気持ちを察することが得意

自己主張は苦手でも、相手の感情や雰囲気を察する能力に長けています。相手が何を求めているのかを瞬時に読み取り、それに応じた行動をとることができるため、周りからは「気遣いができる人」と評価されることが多いです。

5. 「受動的な性格」を改善するための方法

受動的な性格を能動的な性格に変えることは、簡単なことではありませんが、日々の意識と小さな行動の積み重ねで確実に変わることができます。

a. 小さなことから「自分で決める」練習をする

「今日のランチはどこにする?」「休日に何をする?」といった日常の小さな決断から、自分で選んでみましょう。最初の一歩は誰でも緊張しますが、自分で決めた結果、たとえ失敗しても「これも経験だ」とポジティブに捉えることが大切です。

b. 「目的意識」を持って行動する

指示を待つのではなく、「この仕事の目的は何だろう?」と考える習慣をつけましょう。目的が分かれば、次に何をすべきかが見えてきます。これは、受け身ではなく、自発的に行動するための第一歩です。

c. 具体的な言葉で自分の気持ちを伝える練習

自己主張が苦手な人は、まず「私は〜〜と思います」「〜〜したいです」というように、主語を明確にして自分の気持ちを伝える練習をしましょう。最初は身近な家族や友人に試してみるのがおすすめです。


まとめ

本記事では、「受動的な人の特徴」について、その心理や能動的な人との違い、仕事や人間関係における強み・弱み、そして改善策までを詳しく解説しました。受動的な性格は決して悪いものではなく、協調性や正確性といった素晴らしい強みを持っています。一方で、自己成長やキャリアアップを妨げる側面も持ち合わせています。
自分を変えたいと感じたら、まずは「小さな決断」から始めてみてください。あなたの強みを活かしつつ、少しずつ能動的な姿勢を取り入れていくことで、より豊かな人生を歩むことができるはずです。この記事が、あなたの行動を後押しする一助となれば幸いです。
本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。

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