何気ない「いつも」が「ずっと」続くために|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西3丁目 せんばビル4階

代表電話:011-242-7311検査結果説明専用電話:070-1212-9072

WEB予約
下層メインビジュアル

何気ない「いつも」が「ずっと」続くために

何気ない「いつも」が「ずっと」続くために|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

         

2025年8月17日

こんにちは!札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック事務長の高橋です。
大切な家族やパートナーに、健康診断の一環として大腸カメラ検査を受けてもらいたいけど、

どう切り出せばいいか分からない…そう悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

大腸カメラ検査は、大腸がんを早期発見するために非常に重要な検査ですが、

抵抗を感じる方も少なくありません。


この記事では、大切な人に大腸カメラを上手に勧めるための具体的な方法や、

検査に対する不安を和らげるための知識を実体験を交えながらご紹介します。


この記事を読むと、以下のことが分かります。
1.大腸カメラ検査を勧めるべき具体的な理由とタイミング
2.家族やパートナーが抱く不安を取り除くための声かけ方法
3.検査の事前準備から当日の流れ、検査後の注意点まで
4.クリニック選びのポイント


この記事は、大腸カメラ検査の重要性を理解しつつも、どうやって家族やパートナーに勧めたら良いか分からない方、また、ご自身の健康を大切にしたいすべての方に読んでいただきたいです。

ぜひ最後まで読んで皆さんが大切な人と長くいれることを願っています。

大腸カメラ検査を勧める前に知っておきたいこと

大腸カメラ検査を勧める際には、相手がなぜ検査に抵抗を感じるのかを理解することが大切です。

検査の不安を和らげるためには、正しい知識を伝え、寄り添う姿勢を見せることから始めましょう。
(1)どのような人に大腸カメラ検査を勧めるべきか
大腸カメラ検査を勧めるには、適切なタイミングと理由が必要です。

例えば、以下のような症状や状況に当てはまる場合は検査を検討するよう具体的に促してみましょう。
・便に血が混じる、便が細くなった、下痢や便秘を繰り返すなどの便通異常がある方。
・健康診断の便潜血検査で陽性反応が出た方。
・体重が減った、腹部の膨満感が続くなど、気になる症状がある方。
・親や兄弟など、血縁者に大腸ポリープや大腸がんの既往者がいる方。
・40歳を過ぎて一度も検査を受けたことがない方。特に50歳を過ぎたら、症状がなくても定期的な検査をお勧めします。
(2) 大腸カメラ検査への抵抗を理解する
多くの人が大腸カメラに抵抗を感じる理由は、「痛そう」「苦しそう」「恥ずかしい」「事前の準備が大変そう」といったものです。

これらの不安を解消することが、勧める上で最も重要な鍵となります。
たとえば、私の父は「痛いのは嫌だ」とずっと検査を渋っていました。

しかし、「今は鎮静剤を使って眠っている間に終わるから、痛みや苦しさはほとんど感じないよ」と具体的に伝え、実際に無痛で検査を受けられた人の体験談を話すと、父も「それならやってみようかな」と前向きに考えてくれるようになりました。

家族やパートナーに大腸カメラを上手に勧める方法

検査の重要性を一方的に押し付けるのではなく、相手の気持ちに寄り添いながら、

一緒に解決策を探していく姿勢が大切です。
(1)相手の気持ちに寄り添う声かけのコツ
まずは「心配だから一度検査を受けてみてほしい」と、愛情や思いやりを込めて気持ちを伝えてみましょう。「もしものことがあったら、私が悲しいから」といったように、自分の気持ちを素直に伝えることも有効です。
そして、相手の不安な気持ちを否定せず、「怖いよね、恥ずかしいよね」と共感を示し、その上で「でも今は鎮静剤で楽にできるクリニックもあるんだって」といった解決策を提示することがポイントです。
(2)検査のメリットを具体的に伝える
検査の重要性だけでなく、受けることのメリットを具体的に伝えます。
・大腸がんの早期発見・早期治療につながり、命が助かる可能性が非常に高まること。
・大腸ポリープをその場で切除でき、がんへの進行を防ぐことができること。
・「異常なし」という結果が得られれば、今後数年間は安心して過ごせること。
(3)検査の準備から当日までをサポートする
大腸カメラ検査の準備で最も大変なのは、前日の食事制限と、当日の下剤服用です。

この部分を一緒にサポートすることを約束することで、相手のハードルはぐっと下がります。
検査前日のサポート: 前日の夕食は消化の良いものを一緒に作り、夜は一緒に早めに寝る。
検査当日のサポート: 下剤を飲む時間を知らせたり、下剤を飲む場所をプライベートな空間にするなど、きめ細やかなサポートをすることで、相手は安心できます。実際に私の母は、一人で下剤を飲むのが辛いと言っていたので、私が隣で話し相手になったことで、気持ちが楽になったようです。
検査後の迎え: 検査後は鎮静剤の影響で車の運転ができません。検査後に車で迎えに行ったり、一緒に食事をする約束をしたりするのも良いでしょう。

安心して大腸カメラ検査を受けるためのクリニック選び

大腸カメラ検査は、クリニック選びによって体験が大きく変わります。

特に、無痛で検査ができるクリニックを選ぶことが、家族やパートナーの不安を払拭する上で非常に重要です。
(1) 医師の専門性と実績
内視鏡検査は、医師の技術や経験によって検査精度や痛みの有無が大きく変わります。

日本消化器内視鏡学会の専門医や指導医が在籍しているクリニック、または検査実績が豊富なクリニックを選ぶことをお勧めします。
(2) 最新の機器と快適な環境
新しい内視鏡機器は、より鮮明な画像で小さな病変も見つけやすくなっています。

また、鎮静剤を使用することで眠っている間に楽に検査を受けられるクリニックを選ぶと良いでしょう。

プライバシーに配慮した個室のリカバリースペースがあるかどうかもチェックしておくと安心です。
(3)検査の予約から事後対応まで
予約が取りやすいか、検査前に医師から詳しい説明を受けられるか、検査後のフォローアップ体制は整っているかといった点も確認しましょう。

万が一、ポリープ切除をした場合、その後の食事や生活について丁寧に説明してくれるクリニックだと安心です。

まとめ

大腸カメラ検査は、早期発見・早期治療により、大腸がんから命を守るための最も効果的な手段です。
大切な家族やパートナーに検査を勧めることは、相手の健康を心から願う気持ちとその先の長い時間を共に過ごすための想いの表れです。

相手の不安に寄り添い、具体的なメリットを伝え、検査のサポートを申し出ることで、検査への抵抗は必ず乗り越えられます。
本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。

TOP