胃カメラで異常なしなのに胃の不調が続く…実は大腸が原因かもしれません|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

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胃カメラで異常なしなのに胃の不調が続く…実は大腸が原因かもしれません

胃カメラで異常なしなのに胃の不調が続く…実は大腸が原因かもしれません|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

         

2026年3月15日

こんにちは!札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック栄養士の田中です!

「胃が痛くて仕事に集中できない」「胃もたれがひどくて大好きな食事が楽しめない」


そんな切実な思いで胃カメラ検査を受けたのに、医師から返ってきた言葉は「特に異常はありませんね」。
安心した半面、やり場のない不安を感じたことはありませんか?

「じゃあ、この痛みや違和感は何なの?」と、暗いトンネルの中に放り出されたような気持ちになる方は、実は決して少なくありません。
特に、仕事や家庭で責任ある立場にあり、ストレスも多い40代、50代の方々にとって、原因不明の体調不良は大きな不安要素です。ここ札幌でも、当院を受診される患者様から同様のご相談を毎日のようにいただきます。
実は、胃の不調を訴える方の一定数において、その真の原因が「胃」ではなく「大腸」にあるケースが存在します。


本記事では、胃カメラで異常がないのに不調が続く理由や、胃と大腸の意外な相関関係、そして見逃してはいけない大腸のサインについて、医療従事者の視点から詳しく解説します。

ぜひ、最後までご覧下さい。

1. なぜ胃カメラで「異常なし」と言われるのか?

まず、胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)でわかることと、わからないことを整理しておきましょう。


胃カメラで見える範囲の限界
胃カメラは、口や鼻から内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸(の一部)を直接観察する検査です。
食道がん・逆流性食道炎
胃がん・胃潰瘍・胃炎・ピロリ菌感染
十二指腸潰瘍
これらの「粘膜の変化」を伴う病気を見つける能力は極めて高く、早期発見においてこれ以上の検査はありません。


「異常なし」=「健康」とは限らない
しかし、胃カメラで粘膜がきれいに見えても、症状が出ることがあります。

その代表例が「機能性ディスペプシア(FD)」です。 これは、胃の形には問題がないものの、胃の動き(蠕動運動)が弱かったり、知覚過敏になっていたりすることで、痛みやもたれを感じる状態です。
そして、もう一つの見落とせない可能性。それが「消化管は一つにつながった長い一本の管である」という事実です。出口に近い大腸でトラブルが起きると、その渋滞が上流である胃にまで波及し、胃の症状として現れることがあるのです。

2. 胃の症状に化ける「大腸トラブル」の正体

なぜ大腸の病気が「胃の不調」として感じられるのでしょうか。そこには、人間の体の精巧な仕組みが関係しています。


「胃・結腸反射」と「渋滞」のメカニズム
食べ物を食べると、胃が膨らんで信号が送られ、大腸が動き出す。これを「胃・結腸反射」と呼びます。

逆に、大腸に便やガスが溜まっていたり、炎症や腫瘍によって流れが悪くなっていたりするとどうなるでしょうか。下流が詰まっているため、上流にある胃の排泄がスムーズにいかず、食べ物が胃に長時間留まることになります。
その結果として現れるのが、以下の症状です。
胃もたれ: 胃から先へ食べ物が流れていかない。
吐き気: 胃の内圧が高まり、逆流しそうになる。
みぞおちの違和感: 大腸の横行結腸(お腹の上部を横切る部分)がガスで張ると、胃のあたりが圧迫される。


脳が痛みの場所を勘違いする「関連痛」
内臓の神経は、皮膚の神経ほど「どこが痛いか」を正確に判別するのが得意ではありません。大腸に問題があっても、脳が「胃のあたりが痛い」と誤認してしまうことがあります。これを「関連痛」と呼びます。
特に、便秘がちな方や、お腹の張りを強く感じる方は、胃薬を飲み続けるよりも、大腸の環境を整える方が不調の解決に近いことが多いのです。

3. 見逃されやすい大腸の病気とそのサイン

胃カメラで異常がなかった場合に、次に疑うべき大腸の主な疾患をご紹介します。


① 大腸がん・大腸ポリープ
最も注意が必要なのが、これらです。大腸がんが進行して腸が狭くなると、便の通りが悪くなり、お腹の張りや食欲不振、胃もたれを引き起こします。 「最近、少し便が細くなった気がする」「便秘と下痢を繰り返す」といった自覚症状がある場合は、要注意です。


② 過敏性腸症候群(IBS)
検査で炎症などの異常は見つからないものの、ストレスや自律神経の乱れによって、腸が過敏に動いたり動かなかったりする病気です。 「緊張するとお腹が痛くなる」だけでなく、慢性的なガス溜まりによって胃のあたりに圧迫感を感じるケースが多々あります。


③ 大腸憩室症(だいちょうけいしつしょう)
大腸の壁が外側にポコッと袋状に飛び出してしまう状態です。ここに便が詰まって炎症を起こすと腹痛が生じますが、軽度の場合は「なんとなくお腹が重苦しい」「不快感がある」といった曖昧な症状として現れます。


④ 慢性便秘症
「便秘くらい」と軽く考えられがちですが、大腸の中に古い便とガスが溜まり続けると、腸内で腐敗が進み、有害物質が発生します。これが血流に乗って全身に回ると、食欲不振や肌荒れ、そして胃の不快感へとつながります。

4. なぜ40代を過ぎたら「大腸カメラ」なのか?

日本における統計では、40代から大腸がんの罹患率が急激に上昇し始めます。
大腸がんは「予防できるがん」である
他のがんと異なり、大腸がんの多くは「大腸ポリープ」という前がん状態を経て発生します。 つまり、ポリープのうちに見つけて切除してしまえば、将来のがん化を未然に防ぐことができるのです。
胃カメラで「異常なし」と出たのは、いわば「上流のチェックは合格」ということ。

しかし、40代以降で胃の不調が続いているなら、それは体が「下流(大腸)も点検してほしい」とサインを出しているのかもしれません。


札幌・北海道の食生活とリスク
私たちの住む札幌・北海道は、美味しい海鮮や肉料理、乳製品に恵まれています。

しかし、食の欧米化(高脂質・低繊維)は大腸がんのリスクを高める要因の一つです。 また、冬場の寒さによる活動量の低下や、ストレスなども腸の動きを鈍らせます。こうした地域特有の生活背景も、腸内環境に影響を与えている可能性があります。

5. 「大腸カメラは苦しい」はもう過去の話です

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)に対して、「痛そう」「恥ずかしい」「下剤がつらい」というイメージをお持ちの方は多いでしょう。そのせいで検査を先延ばしにし、発見が遅れてしまうのは非常に不幸なことです。
現在の内視鏡医療は、患者様の負担を最小限に抑えるための工夫が凝らされています。


鎮静剤を使用した「眠っている間の検査」
当院では、点滴から鎮静剤を投与し、ウトウトと眠ったような状態で検査を受けていただけます。 「気づいたら終わっていた」「思っていたよりずっと楽だった」とおっしゃる方がほとんどです。無理に押し込むような操作は行わず、高度な技術を持つ専門医が優しくカメラを進めていきます。


炭酸ガスによるお腹の張りの軽減
検査中、腸を広げるために空気を入れますが、当院では空気の代わりに「炭酸ガス」を使用しています。炭酸ガスは空気よりも200倍近く吸収が早いため、検査後の「お腹が張って苦しい」という感覚が大幅に軽減されます。


プライバシーへの配慮とホスピタリティ
「恥ずかしさ」への対策も万全です。検査専用のパンツを着用いただき、露出は最小限に抑えます。また、リラックスできる待合室や、完全個室のリカバリールームなど、患者様の尊厳を守る環境づくりを徹底しています。

6. 検査と治療を同時に行う「日帰りポリープ切除」

大腸カメラの最大のメリットは、「診断」と「治療」がその場で完結できる点にあります。
検査中にポリープが見つかった場合、そのポリープが将来がん化する可能性があると判断されれば、その場で切除することが可能です(大きさや形状によります)。

後日改めて手術を受ける必要がなく、入院の負担もありません。
「検査をして、もし悪いものが見つかったらどうしよう…」と不安になる必要はありません。むしろ、「見つかったその場で解決できる可能性がある」のが大腸カメラの強みです。

7. 【チェックリスト】こんな方は今すぐ大腸カメラを

以下の項目に一つでも当てはまる方は、胃カメラで異常がなかったとしても、大腸カメラを受けるべきタイミングです。


【 】胃カメラで「異常なし」と言われたが、胃もたれや痛みが1ヶ月以上続いている。
【 】便秘、または下痢をすることが多い。あるいはそれらを繰り返す。
【 】便に血が混じることがある(痔だと思い込んでいる場合は要注意)。
【 】便が以前より細くなった、または残便感がある。
【 】お腹が張って、ガスが溜まりやすい。
【 】急に体重が減ってきた。
【 】血縁者に大腸がんを経験した人がいる。
【 】40歳を過ぎてから、一度も大腸カメラを受けたことがない。


特に40代、50代は、自分自身の健康を維持することが、家族や仕事を守ることにも直結します。 「忙しいから」「まだ大丈夫」と後回しにせず、一度ご自身の体と向き合ってみませんか?

8. 専門クリニックとしての私たちの想い

私たちは、札幌の地で「苦痛の少ない、丁寧な内視鏡検査」を提供することに情熱を注いでいます。
なぜなら、早期発見さえできれば、大腸がんで命を落とす人はもっと減らせるはずだと確信しているからです。胃の不調というサインをきっかけに、大腸カメラを受けていただき、ポリープが見つかって「今、取っておいて本当に良かったですね」と患者様と喜び合える瞬間こそが、私たちの原動力です。
「まずは相談だけ」でも構いません。 不安な気持ちを一人で抱え込まず、プロフェッショナルなスタッフにお聞かせください。

9. 最短最速の検査は分院「札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック」で

当院では、お忙しい方でもスムーズに検査を受けていただけるよう、WEB予約システムを導入しています。
⬇️スマホで24時間いつでも予約可能

※本院「札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック」とお間違えのないよう、ご注意下さい。



土曜・日曜の検査にも対応(※日程は予約ページをご確認ください)
もちろん、お電話でのご相談も承っております。「検査の内容をもっと詳しく聞きたい」「費用はどのくらいかかる?」など、どんな些細な疑問にも専門スタッフが丁寧にお答えいたします。
札幌駅・大通エリアからのアクセスも良好ですので、お仕事帰りやお買い物ついでにお立ち寄りいただくことも可能です。

まとめ:胃の不調を「根本から」解決するために

「胃カメラで異常がないから、気のせいだろう」 そう自分に言い聞かせて、市販の胃薬でごまかし続けるのはもう終わりにしませんか?
胃と大腸は、あなたの健康を支える二人三脚のパートナーです。胃カメラという「半分」のチェックが終わったのであれば、次は大腸カメラという「もう半分」のチェックを行う。それが、あなたの不調の正体を突き止め、心からの安心を得るための最短ルートです。


大腸がんは、早期に見つければ決して怖い病気ではありません。 むしろ、「予防できるがん」です。
あなたのこれからの10年、20年を健やかに過ごすために。 そして、美味しい食事を心から楽しめる毎日を取り戻すために。 勇気を持って、大腸カメラの第一歩を踏み出してみませんか?
私たちは、その一歩を全力でサポートすることをお約束します。

本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックならびに札幌駅大腸カメラ便潜血クリニックまでお気軽にご相談ください。

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