インフルエンザの季節が迫ってきました!|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西3丁目 せんばビル4階

代表電話:011-242-7311検査結果説明専用電話:070-1212-9072

WEB予約
下層メインビジュアル

インフルエンザの季節が迫ってきました!

インフルエンザの季節が迫ってきました!|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

         

2025年10月06日

こんにちは!札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック事務長の高橋です!
寒い時期が近づくと、「インフルエンザ予防接種は今年も受けたほうがいいのだろうか?」と悩む方が毎年多くいらっしゃいます。

インフルエンザは単なる風邪とは違い、重症化すると命に関わることもある恐ろしい感染症です。

感染を予防し、大切なご家族やご自身の健康を守るために、インフルエンザ予防接種は非常に重要な対策の一つとなります。

この記事では、インフルエンザ予防接種の「効果」「最適な時期」「費用」「副反応」といった、読者の方が抱える疑問や悩みをすべて解決できるように、網羅的かつわかりやすく徹底的に解説していきます。

この記事を読むことで、インフルエンザ予防接種の全容が明らかになり、今年度の接種計画を自信を持って立てられるようになります。ご自身やご家族の健康管理に不安を感じている方、特に札幌市内でインフルエンザ予防接種を受ける医療機関を探している方はぜひ最後まで読んでみてください!


1. インフルエンザ予防接種の基本的な知識とメリット

インフルエンザ予防接種は、毎年冬に流行するインフルエンザから身を守るための最も効果的な手段です。予防接種と聞くと「注射が痛い」「費用がかかる」といったネガティブなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、その効果とメリットを正しく理解することで、積極的な接種への意欲が高まります。この項目では、インフルエンザという病気そのものの概要から、インフルエンザ予防接種がもたらす具体的な効果とメリットについて深く掘り下げて解説します。

インフルエンザとは?ワクチン接種の必要性
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスに感染することで発症する急性の呼吸器感染症を指します。

通常の風邪と比較して、インフルエンザは高熱(38℃以上)、頭痛、関節痛、倦怠感といった全身症状が急激に現れる点が大きな特徴です。

特に高齢者や乳幼児、基礎疾患を持っている方(心臓病、腎臓病、糖尿病など)がインフルエンザに感染した場合、肺炎や脳症などの重篤な合併症を引き起こし、最悪の場合は死に至る危険性があります。

インフルエンザ予防接種は、これらの重症化を防ぐための「砦」として、公衆衛生の観点からも極めて重要な役割を果たしているのです。

インフルエンザ予防接種の「効果」と持続期間
インフルエンザ予防接種の主な効果は、発症そのものを阻止することに加え、万が一発症してしまったとしても重症化を防ぐことにあります。

接種後、体内でインフルエンザウイルスに対する抗体が作られ、この抗体がウイルスと戦うことで、病状が軽度で済む可能性が高まります。

インフルエンザ予防接種の効果が現れるのは、接種を受けてからおよそ2週間後とされています。効果の持続期間は、接種から約5カ月間であるため、毎年流行する前にインフルエンザ予防接種を済ませることが推奨されます。

最新の研究では、ワクチン接種により発症を50%~60%抑制し、入院リスクを70%~80%減少させる効果が確認されています。

インフルエンザ予防接種を受ける「メリット」
インフルエンザ予防接種を受けることは、個人的なメリットだけでなく、社会全体にも大きな貢献をもたらします。

まず、インフルエンザ予防接種により、ご自身の重症化リスクを大幅に軽減できることが最大のメリットです。インフルエンザを発症しても、ワクチンのおかげで軽症で済めば、入院や長期療養を避け、日常生活や仕事への影響を最小限に抑えることができます。

次に、周囲の人々への感染拡大を防ぐ**「集団免疫」の効果を高めることができます。特に乳幼児や高齢者**など、インフルエンザ予防接種を受けられない、あるいは効果が出にくい方々を間接的に守ることに繋がります。

さらに、重症化を防ぐことで医療機関の負担を軽減し、本当に治療が必要な患者さんが適切な医療を受けられる体制を維持する役割も果たしています。

これらの理由から、インフルエンザ予防接種は自分自身と社会に対する責任を果たす行為であると言えるのです。


2. インフルエンザ予防接種の最適な「時期」と「回数」

インフルエンザ予防接種の効果を最大限に引き出すためには、「いつ」「何回」接種するかが非常に重要になります。

インフルエンザは例年、12月頃から患者数が増加し始め、1月~3月頃にピークを迎える傾向があります。

この流行パターンに合わせて接種のタイミングを見計らうことが大切です。最適な接種時期と、年齢による接種回数の違いについて詳しく解説します。

いつ接種するのがベスト?流行前のタイミング
インフルエンザ予防接種は、接種後から効果が現れるまでに約2週間かかるため、インフルエンザ流行し始める前の、11月上旬から遅くとも12月中旬までに接種を完了させるのがベストなタイミングとされています。

多くの医療機関では、例年10月頃からインフルエンザ予防接種の受付を開始します。特に受験生や医療従事者など、インフルエンザ感染による影響が大きい方は、この期間を逃さずに早めに予防接種予約を済ませることが肝心です。

予防接種予約は医療機関によって開始時期が異なるため、通院を予定している札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックのような医療機関のホームページや電話で確認することをおすすめします。

小児や受験生は特に注意!インフルエンザ予防接種の回数と間隔
インフルエンザ予防接種の回数は、年齢によって異なります。

特に13歳未満の小児は、インフルエンザに対する免疫(抗体)を十分に作るために、原則として2回接種することが推奨されています。

小児が2回接種する場合、1回目の接種日から2週間から4週間程度の間隔を空けて2回目を接種することが最も望ましいとされています。

一方で、13歳以上の方については、通常は1回のインフルエンザ予防接種で十分な抗体が得られるとされています。

ただし、医師の判断により、基礎疾患を持つ方などは2回接種を推奨される場合もあります。受験生を控えた学生は、入試のピークである1月~2月に効果が持続しているよう、11月中に2回接種を完了させるなど、計画的なインフルエンザ予防接種のスケジュールを立てることが重要です。


3. インフルエンザ予防接種の費用と「副反応」・注意点

インフルエンザ予防接種を受けるにあたり、費用負担や、接種後に起こりうる副反応副作用)は多くの方が気になる点です。

インフルエンザ予防接種は原則として保険適用外の「任意接種」ですが、自治体による助成制度を利用できる場合もあります。

また、副反応については、正しく理解し、事前に適切な対処法を知っておくことが不安の軽減に繋がります。

インフルエンザ予防接種の費用相場と助成制度
インフルエンザ予防接種は自由診療となるため、医療機関によって費用が異なります。

一般的に、インフルエンザ予防接種1回あたりの費用相場3,000円から5,000円程度であることが多いです。

ただし、インフルエンザ予防接種は、65歳以上の高齢者や特定の慢性疾患を持つ方など、重症化リスクの高い方を対象者に、自治体による公費助成制度が設けられていることがあります。

例えば、札幌市でも高齢者向けのインフルエンザ予防接種費用の一部助成が実施されています。助成制度を利用する場合、自己負担額が1,500円~2,000円程度に抑えられることが多く、対象者となる方はお住まいの自治体や通院する医療機関に詳細を確認することをおすすめします。

接種後の「副反応」(副作用)と対処法
インフルエンザ予防接種を受けた後に、体調の変化を感じることを**「副反応」と呼びます。

副反応の多くは軽度で一過性のものですが、どのような症状が出るかを知っておくことで、慌てずに対処することができます。

最も頻度が高い副反応は、接種した腕の腫れ、赤み、痛みといった局所の反応であり、これらは接種後数日以内に自然に治まることがほとんどです。

また、全身の副反応としては、発熱、頭痛、倦怠感、寒気などが報告されていますが、これらも通常は接種翌日までに回復します。

もし発熱や痛みが気になる場合は、かかりつけ医に相談の上、市販の解熱鎮痛剤を服用することも可能です。稀にアナフィラキシーなどの重篤な副反応**が起こる可能性もありますが、医療機関では速やかに対応できる体制が整っています。

インフルエンザ予防接種が受けられない「対象者」
すべての方がインフルエンザ予防接種を受けられるわけではありません。

インフルエンザ予防接種を受けることができない、または注意が必要な対象者が定められています。

具体的には、過去にインフルエンザワクチンに含まれる成分(鶏卵由来の成分など)で強いアレルギー反応(アナフィラキシーなど)を起こしたことがある方は接種できません。

また、接種当日に37.5℃以上の発熱がある方や、急性疾患にかかっている方も、体調が回復するまで予防接種を見合わせる必要があります。

その他、心臓病、腎臓病、血液疾患、免疫不全などの基礎疾患を持つ方は、インフルエンザ予防接種を受ける前に、必ずかかりつけの医師に相談し、接種の可否を判断してもらうようにしてください。


4. クリニックでのインフルエンザ予防接種の流れと「Q&A」

実際にクリニックでインフルエンザ予防接種を受ける際の流れを把握しておくと、安心して受診することができます。

特にインフルエンザ予防接種と並行して、当院が得意とする大腸カメラ検査なども検討している方は、予防接種のついでに健康相談ができるという点もメリットです。

ここでは、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックでのインフルエンザ予防接種の様子を、事務長である私の視点から紹介し、よくある質問に回答します。

札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックでのインフルエンザ予防接種の流れ
私自身、毎年インフルエンザ予防接種は欠かさずに受けています。

事務長として、患者さんやスタッフをインフルエンザから守るのが私の責務だと考えているからです。当院は札幌市営地下鉄大通駅から徒歩30秒という好立地にあり、インフルエンザ予防接種を受けるために来院される患者さんからも「アクセスが良くて助かる」という声を多くいただいています。

まず、来院されたら受付で問診票を受け取り、体温を測定します。

問診票には、過去のインフルエンザ予防接種歴やアレルギーの有無などを詳細に記入します。

次に、医師による診察があり、体調に問題がないかを確認された後、インフルエンザ予防接種が行われます。

注射自体は一瞬で終わり、痛みもそれほどではありません。土曜日や日曜日も診療しているため、平日は忙しいという方でも、週末にインフルエンザ予防接種を済ませられる点が当院の強みです。

インフルエンザ予防接種は予防の第一歩であり、インフルエンザ予防接種のついでに、大腸がんの早期発見に繋がる大腸カメラ検査の相談をされる方も多くいらっしゃいます。

インフルエンザ予防接種に関するよくある質問(Q&A)
患者さんからよく寄せられる、インフルエンザ予防接種に関する疑問とその回答をまとめました。
Q1:卵アレルギーでもインフルエンザ予防接種は受けられますか?

A:現在のインフルエンザワクチンは製造過程で卵の成分を使用していますが、精製技術の向上により、ほとんど卵の成分が含まれていません。重度の卵アレルギーを持つ方でも接種可能とされることが増えていますが、必ず事前に医師にご相談ください。


Q2:インフルエンザ予防接種をしたら、かえってインフルエンザにかかることはありますか?

A:インフルエンザ予防接種に使用されるワクチンは、感染力を失わせた不活化ワクチンであり、これを接種することでインフルエンザを発症することはありません。

ただし、たまたま接種直後に別の風邪をひいたり、インフルエンザ予防接種による軽度の発熱や倦怠感をインフルエンザと勘違いしたりすることはあります。


Q3:他のワクチン(肺炎球菌ワクチンなど)と同時に接種できますか?

A:インフルエンザワクチンは、医師が必要と認めた場合に限り、他のワクチンと同時に接種することが可能です。同時接種を希望される場合は、予約時にクリニックにご相談ください。


まとめ

この記事では、インフルエンザ予防接種の基本的な知識、最適な接種時期費用副反応、そして当クリニックでの接種の流れに至るまでを網羅的に解説いたしました。

インフルエンザ予防接種は、ご自身の健康を守り、さらには大切なご家族や周囲の人々を守るための、科学的根拠に基づいた有効な予防策です。

インフルエンザ重症化を防ぐため、毎年流行期を迎える前に予防接種を済ませることが強く推奨されます。

札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックは、消化器内科として皆様の健康をサポートするだけでなく、インフルエンザなどの感染症予防にも力を入れています。本記事をお読みいただきありがとうございます。

何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。

TOP