2025年9月25日

こんにちは!札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックスタッフの土佐です!
胸やけ、胃の痛み、お腹の不調など、日々の生活で消化器の悩みを抱えていませんか?もしかすると、内視鏡検査が必要かもしれません。しかし、「検査は痛そうで怖い」「どんなことをするのかよく分からない」と感じ、一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。この記事では、そんな内視鏡検査への疑問や不安を解消し、安心して検査を受けていただくための情報を網羅的に解説します。
この記事を読むことで、内視鏡検査の基礎知識から、検査のメリット・デメリット、最新の機器や技術、そして当院の検査の特徴まで、幅広く理解することができます。特に、検査に対する不安を抱えている方や、早期発見・早期治療の重要性を知りたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
内視鏡検査とは?知っておきたい基礎知識
内視鏡検査は、普段は直接見ることのできない体の内部を、内視鏡(スコープ)を通してモニターに
映し出し、医師がリアルタイムで観察する検査です。特に消化器領域では、食道、胃、十二指腸、大腸の粘膜の状態を詳細に調べることができます。この検査は、単に病気を診断するだけでなく、その場で病変の一部を採取する「生検」や、ポリープを切除する「日帰り手術」など、治療を兼ねることも可能です。内視鏡には、口から挿入する「経口内視鏡」と、鼻から挿入する「経鼻内視鏡」があり、患者さまの負担を考慮して選択されます。
内視鏡検査のメリットとデメリット
内視鏡検査は、胃がんや大腸がんなどの病気を早期に発見するために非常に重要な検査ですが、メリットとデメリットの両方を理解しておくことが大切です。
- 内視鏡検査のメリット
- 病変を直接観察できる: 内視鏡検査の最大のメリットは、体内の粘膜を医師が直接、高画質で観察できることです。レントゲンやCTなどの画像検査では発見が難しい、わずかな色の変化や凹凸も確認できます。
- その場で組織を採取できる: 検査中に疑わしい病変が見つかった場合、その場で組織を採取し、病理検査を行うことができます。これにより、がんなどの確定診断が迅速に行えます。
- ポリープを切除できる: 大腸カメラ検査では、将来がんになる可能性のあるポリープをその場で切除することが可能です。これにより、大腸がんの予防につながります。
- 検査時間が短い: 多くの内視鏡検査は、10分から30分程度で終了します。日帰りでの検査が可能であるため、忙しい方でも受けやすいというメリットがあります。
- 内視鏡検査のデメリット
- 不快感や苦痛を伴う可能性がある: 経口内視鏡の場合、スコープが舌の付け根に触れることで、吐き気や嘔吐感を伴うことがあります。当院では、患者さまの苦痛を最小限に抑えるため、鎮静剤の使用や経鼻内視鏡の選択肢をご用意しています。
- 偶発症のリスク: 非常に稀ですが、検査中に腸に穴が開く穿孔や出血などの偶発症のリスクがあります。当院では、経験豊富な医師が細心の注意を払い、安全な検査を心がけています。
- 検査前の準備が必要: 特に大腸カメラ検査では、検査前に食事制限や下剤の服用が必要です。この準備が苦手だと感じる方も少なくありません。
内視鏡検査はこんな人におすすめ!受けるべき症状とタイミング
内視鏡検査は、自覚症状がある場合はもちろん、症状がなくても定期的に受けることが推奨されています。以下のような症状がある方は、一度内視鏡検査を検討してみましょう。
- 胸やけや胃もたれが続く
- みぞおちの辺りに痛みがある
- 便に血が混じる、または黒い便が出る
- 下痢や便秘が続く
- 急な体重減少がある
- ご家族にがんを患った方がいる
これらの症状は、胃炎や潰瘍、ポリープ、そしてがんなど、様々な病気のサインである可能性があります。特に40歳を過ぎたら、何も症状がなくても定期的に内視鏡検査を受けることで、病気の早期発見につながります。
当院の「苦しくない」内視鏡検査への取り組み
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックは、「苦しくない」内視鏡検査を提供することに徹底的にこだわっています。これは、私自身の体験が大きく影響しています。以前、私が勤めていたクリニックでは、内視鏡検査を受ける患者さまから「もう二度と受けたくない」という声を耳にすることがありました。その原因は、検査時の苦痛でした。この経験から、「誰もが安心して、苦痛なく受けられる検査」を目指すことが私の使命となりました。
当院では、患者さまの不安を少しでも軽減するために、様々な工夫を凝らしています。例えば、検査のスペシャリストである院長がすべての検査を担当し、精度の高い検査を提供しています。また、鎮静剤を使用することで、眠っている間に検査を終えることができ、検査中の不快感をほとんど感じることなく、快適に検査を受けていただけます。さらに、最新のハイビジョン内視鏡システムを導入しており、これまで見落とされがちだった微小な病変も鮮明に映し出し、正確な診断を可能にしています。
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックの検査特徴
当院は、大腸カメラ検査を得意としており、これまでに数多くの実績を積んでまいりました。特に、大腸ポリープの切除においては、患者さまへの負担が少ない「日帰り手術」を積極的に行っています。
- 大腸カメラの専門家による検査: 当院の院長は、大腸内視鏡検査の経験が非常に豊富です。患者さま一人ひとりの腸の形や状態を考慮した、丁寧な挿入技術で、検査時の苦痛を最小限に抑えます。
- 鎮静剤の積極的な利用: 検査に対する不安や恐怖心が強い方には、鎮静剤を使用して検査を行います。眠っている間に検査が終わり、「気づいたら終わっていた」と驚かれる患者さまも多くいらっしゃいます。
- 炭酸ガス(CO2)の使用: 検査中、大腸を膨らませるために空気を使用すると、検査後にお腹の張りや痛みを伴うことがありますが、当院では炭酸ガスを使用することで、この不快感を軽減しています。炭酸ガスは空気よりも速やかに体内に吸収されるため、検査後のお腹の張りがほとんどありません。
まとめ
内視鏡検査は、胃がんや大腸がんなどの重大な病気を早期に発見し、治療するために非常に有効な手段です。検査に対する「怖い」「痛い」といったイメージは、当院の「苦痛の少ない内視鏡検査」によって変わるかもしれません。もし、消化器の不調や、健康への不安を少しでも感じているのであれば、ぜひ一度内視鏡検査を受けることを検討してみてください。
本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。