2025年11月15日

こんにちは!札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック事務長の高橋です!
「もしかして、自分も一度も大腸カメラをしたことが無いけど、そろそろ受けた方がいいのかな…?」と漠然とした不安を抱えながら、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。
厚生労働省の統計によると、大腸がんは女性の死亡原因の第1位、男性も第3位と、今や他人事ではない病気です。
しかし、「苦しそう」「恥ずかしい」「準備が大変」といった理由から、検査に踏み切れない方が多いのも事実です。
この記事では、一度も大腸カメラをしたことが無い方が抱える根本的な疑問や不安を解消するために、大腸カメラ検査の重要性、検査の苦痛を最小限に抑える具体的な方法、そしてクリニック選びのポイントを徹底的に解説します。
この記事を読むと、以下のことが分かります。
なぜ40歳を過ぎたら大腸カメラ検査が必要なのか
検査に対する「痛み・苦痛・恥ずかしさ」といった不安を解消する方法
苦痛の少ない検査と、納得のいく大腸カメラ検査を受けられるクリニックの選び方
「一度も大腸カメラをしたことが無いけれど、健康のためにそろそろ検査を考えたい方」「検査への不安が大きくてなかなか予約に踏み切れない方」は、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
「一度も大腸カメラをしたことが無い」方が受けるべき理由
「自覚症状がないから大丈夫」という理由で、一度も大腸カメラをしたことが無い方は非常に多いです。
しかし、大腸がんは初期段階ではほとんど自覚症状が現れません。実際に進行がんの多くは、無症状のうちに進行しているケースが大半です。
特に、日本における大腸がんの罹患数や死亡数は年々増加しており、早期発見のためには、自覚症状を待つのではなく、定期的な大腸カメラ検査が不可欠です。
検査を一度も受けていない方は、この機会に検査の必要性を再認識し、受診を検討することをお勧めします。
40歳を過ぎたら注意!知っておきたい大腸がんのリスク
大腸がんの発症リスクは、40歳頃から徐々に高まり始め、50歳以降で急激に増加します。
大腸がんの多くは、良性の大腸ポリープが時間をかけて大きくなり、悪性化することで発生します。このポリープががんに進行するまでには、一般的に5年から10年かかると言われています。
つまり、ポリープの段階で発見し切除してしまえば、大腸がんを予防することが可能です。一度も大腸カメラをしたことが無い40歳以上の方は、大腸がん予防のために、早めに検査を受けることが重要です。
大腸ポリープの切除は、内視鏡で日帰りで行えるものがほとんどであり、早期の対策が大腸がんの予防に繋がります。
便潜血検査が陰性でも安心できない理由
会社や自治体の検診で「便潜血検査」を受けているから大丈夫だと考えている方も多いです。
しかし、便潜血検査はあくまで大腸からの出血の有無を確認する検査であり、大腸の病気を直接見つけるものではありません。
大腸がんやポリープの中には、出血しないものも多く存在します。そのため、便潜血検査が陰性であっても、大腸ポリープや早期の大腸がんが見逃されているケースがあります。
一度も大腸カメラをしたことが無い方は、便潜血検査の結果に関わらず、病変を直接確認できる大腸カメラ検査を検討することが、真の早期発見に繋がります。
「一度も大腸カメラをしたことが無い」方が抱える検査の不安と対策
一度も大腸カメラをしたことが無い方が検査を避ける最大の理由の一つは、「苦痛」や「恥ずかしさ」といった検査に対するネガティブなイメージです。
確かに、以前の大腸カメラ検査はつらいものでしたが、医療の進歩により、現在ではこれらの不安を大きく軽減することが可能です。
当クリニックでも、これらの不安を解消するための様々な工夫を凝らしており、患者様の負担を最小限に抑えることを最優先に考えています。
検査の苦痛・痛みに抵抗がある方へ:鎮静剤(麻酔)のメリット
大腸カメラ検査で感じる苦痛は、内視鏡が腸の曲がり角を通る際の痛みや、空気によるお腹の張りです。
この痛みや苦痛に抵抗がある方のために、当クリニックでは「鎮静剤(麻酔)」を用いた検査を推奨しています。
鎮静剤を使用すると、患者様はウトウトと眠っているような状態で検査を受けることができ、痛みや不快感をほとんど感じません。
私も初めての内視鏡検査を経験した際に鎮静剤を使用しましたが、気づいたら検査が終わっており、苦痛の記憶が全くなく、検査へのイメージが大きく変わりました。
一度も大腸カメラをしたことが無い方で、特に痛みに弱い方は、鎮静剤の使用を積極的に検討すべきです。
鎮静剤を使用することで、検査への抵抗感が減り、定期的な検査を受けやすくなるという大きなメリットがあります。
検査前の下剤(前処置)の不安を解消する方法
大腸カメラ検査の準備で最も大変だとされるのが、腸をきれいにするための下剤(前処置)の服用です。
多量の下剤を飲むことや、何度もトイレに行く必要があることに不安を感じる方は少なくありません。
しかし、下剤の味や服用量を改善した製品が開発されており、以前に比べて服用しやすくなっています。
さらに、当クリニックでは、ご自宅での下剤服用が不安な方のために、院内や専用の個室で下剤を服用できる環境を整えています。
専門の看護師やスタッフが付き添い、万全の体制で前処置をサポートします。一度も大腸カメラをしたことが無い方も、当クリニックであれば、下剤に関する不安を解消し、安心して検査に臨むことが可能です。
検査に対する「はずかしい」という羞恥心を乗り越えるには
大腸カメラ検査は、お尻から内視鏡を挿入する検査であるため、「はずかしい」と感じる方も多くいらっしゃいます。
特に女性は、検査着に着替えることや検査中の体勢に抵抗を感じるかもしれません。
当クリニックでは、患者様の羞恥心に配慮した設計を徹底しています。
検査着は男女別で用意し、検査中はタオルや布で体の露出を最小限に抑えます。
また、プライバシーに配慮した個室での前処置や、女性医師による検査を選択できる場合もあり、安心して検査を受けられます。
一度も大腸カメラをしたことが無い方でも、安心して検査を受けられるよう、スタッフ一同、細やかな配慮を欠かしません。
「大腸カメラをしたことが無い」方が選ぶべきクリニックの特徴
一度も大腸カメラをしたことが無い方にとって、初めての検査は不安でいっぱいです。
だからこそ、検査を受けるクリニック選びは非常に重要になります。技術力はもちろんのこと、患者様の心身の負担を軽減するための配慮や、アクセスや診療体制の利便性も重要な判断基準です。
大腸カメラ検査は、単なる検診ではなく、専門性の高い医療行為であることを理解し、信頼できるクリニックを選びましょう。
経験豊富な医師による検査のメリット
大腸カメラ検査の成功は、医師の技量に大きく左右されます。
特に、内視鏡を挿入する際の苦痛の軽減や、ポリープの見逃しを防ぐためには、内視鏡検査の件数をこなした経験豊富な医師による検査が不可欠です。
経験豊富な医師は、患者様の体型や腸の形状に合わせて内視鏡をスムーズに操作し、検査時間を短縮することが可能です。
また、微細なポリープや早期大腸がんを見つける高い診断能力を持っています。一度も大腸カメラをしたことが無い方は、クリニックを選ぶ際に、医師の内視鏡検査実績や専門医の資格の有無を確認することが非常に重要です。
当クリニックの医師は、大学病院レベルの検査実績と高度な技術を有しており、精度の高い検査を提供しています。
忙しい方に嬉しい土日対応やアクセスが良いクリニックのメリット
大腸カメラ検査を受けたいと思っていても、平日の受診が難しく、一度も大腸カメラをしたことが無いままになっている方もいらっしゃいます。
検査は下剤の服用も含めると、1日を要することが多いため、土日や祝日に検査を受けられるクリニックを選ぶと、仕事や家庭の予定に影響が出にくいです。
また、当クリニックのように大通駅から徒歩30秒という好アクセスな立地にあると、検査後の体調が優れない場合でもすぐに帰宅できるため安心です。
アクセスが良いことは、検査前の前処置のための事前受診や、検査後の結果説明での来院の負担も軽減します。
まとめ
この記事では、「一度も大腸カメラをしたことが無い」方が抱える不安や疑問を解消し、検査の重要性について解説しました。
大腸がんのリスクは40歳を過ぎると高まり、便潜血検査だけでは早期発見が難しいのが現実です。
検査の苦痛は鎮静剤の使用で、下剤の不安は院内前処置で、恥ずかしさは細やかな配慮で、それぞれ大きく軽減できます。
一度も大腸カメラをしたことが無い方こそ、大腸カメラ検査の専門性が高く、患者様の負担軽減に尽力しているクリニックを選ぶことが大切です。
本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。


