その貧血、本当に“体質”ですか?――見逃されやすい大腸からのサイン|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

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その貧血、本当に“体質”ですか?――見逃されやすい大腸からのサイン

その貧血、本当に“体質”ですか?――見逃されやすい大腸からのサイン|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

         

2026年2月13日

こんにちは!札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック栄養士の田中です。


日々の生活で「なんとなく体がだるい」「階段で息が切れる」「立ちくらみがする」といった症状を感じることはありませんか?
多くの方はこれを「いつもの貧血かな」「寝不足や疲れのせいかな」と、市販のサプリメントや鉄分ドリンクで済ませてしまいがちです。

特に女性の方は、「生理があるし、貧血は体質だから仕方ない」と諦めてしまっているケースが非常に多く見受けられます。


しかし、内視鏡クリニックのスタッフとして、そして栄養士として、皆さまに声を大にしてお伝えしたいことがあります。


それは、「その貧血、本当に『いつもの貧血』で片付けて大丈夫ですか?」ということです。


実は、長引く貧血の裏側に、大腸がんやポリープ、あるいは胃の病変といった「消化管からのSOS」が隠れていることが決して珍しくありません。

今回は、見過ごされやすい貧血の原因と、なぜ胃と大腸をセットで調べる必要があるのかについて、徹底的に解説していきます。

ぜひ、最後までご覧ください。

貧血は「病名」ではなく、体からの「警告(結果)」である

まず、皆さまにぜひ知っておいていただきたい医学的な大前提があります。
それは、「貧血」はそれ自体が病名ではないということです。

私たちはつい、「貧血=鉄不足」「貧血=体質」と考えがちですが、医学的には少し違います。
貧血とは、血液中で全身に酸素を運ぶ役割を担っているヘモグロビンが少なくなった“状態”を指します。

たとえるなら、体の中を走り回って酸素を届けている“運搬車(赤血球)”の台数が足りなくなっている状態です。酸素が十分に届かなくなることで

・すぐに疲れる

・動悸・息切れがする

・めまい、立ちくらみが起きやすい

・顔色が悪くなる

といった症状が現れます。

では、なぜ運搬車が足りなくなってしまうのでしょうか。
車が減るときには、必ず原因があります。

車を作る材料(鉄分・ビタミンB12・葉酸など)が足りないのか

車を作る工場(骨髄)にトラブルが起きているのか

どこかで車が事故に遭い、失われ続けているのか(=出血)

この中でも、特に見逃されやすく、そして重要なのが「気づかない出血が続いているケース」です。

例えば、目に見える出血があれば誰でも異変に気づきます。しかし、大腸や胃からの出血は、少量でゆっくり進むことが多く、便の色にも現れないことがあります。

「毎年、健診で貧血を指摘される」


「鉄剤を飲むと一時的によくなるけれど、また元に戻る」


「自覚症状はあるけれど、年齢や忙しさのせいだと思っている」

こうした状態が何年も繰り返されてしまうのです。

だからこそ、貧血が見つかったときに最も大切なのは、「とりあえず鉄を補うこと」ではなく、「なぜ失われているのかを突き止めること」です。

鉄剤はあくまで対症療法であり、根本治療ではありません。原因が解決されないままでは、いくら補っても、再び貧血は繰り返されます。

そしてその原因の一つとして、大腸ポリープや大腸がん、炎症性疾患などが隠れていることがある
これが、私たちが貧血の背景に「大腸」を必ず考える理由です。

貧血は、体が出している小さくても重要なSOSサイン。「いつものこと」「体質だから」と片付けず、その“警告”の正体を一度、きちんと確かめてみることが、将来の健康を守る第一歩になります。

「いつもの貧血」という思い込みが、最も危険な理由

貧血は、自覚症状が徐々に進行するため、体がその状態に慣れてしまうという恐ろしさがあります。
慢性的な数値の低さに慣れてしまう「脳と体の麻痺」
正常な数値が12.0g/dL以上のところ、ずっと10.0g/dL前後で推移しているような方は、その低酸素状態に体が適応してしまい、強い倦怠感を感じにくくなることがあります。

「私は元々こういう体質だから」という言葉は、実は「体が無理をして適応している」という危険な状態の裏返しでもあります。

鉄剤を飲んで数値が上がっても、安心できない理由

鉄剤を服用すれば、多くの場合数値は一時的に改善します。しかし、もし腸や胃にポリープや潰瘍があり、そこから微量の出血が続いているとしたらどうでしょうか。

鉄剤で補給する量よりも、出血で失われる量の方が多ければ数値はまた下がりますし、補給でなんとか維持できていたとしても、その裏で「出血の火元」である病変は進行し続けています。「薬で数値が戻ったから治った」と思い込むことが、最も病気の発見を遅らせる罠になるのです。

貧血の原因は「大腸だけ」とは限りません

これまで大腸からの出血について触れてきましたが、実は貧血の原因はそれだけではありません。


胃や十二指腸……「上部」に潜む原因
貧血の原因として、胃や十二指腸など、上部消化管からの出血が原因になっているケースも多々あります。


胃潰瘍・十二指腸潰瘍: ストレスやピロリ菌、お薬の副作用などで粘膜が削れ、出血します。


胃がん: がんの表面がもろくなり、じわじわと血が漏れ出します。


胃炎による慢性的な出血: 強い炎症によって粘膜全体から少しずつ血が失われます。


大腸と同様、これらも痛みがないまま「少量ずつ、気づかれない形」で出血が続くことがあり、結果として貧血が唯一のサインになることがあるのです。

特に注意するべき「要注意な貧血」チェックリスト

貧血の中でも、特に「すぐに検査を検討すべき」ケースがいくつかあります。


◻︎40歳以上で初めて貧血を指摘された: 生活習慣が変わっていないのに貧血になった場合、消化管の病変を疑うべきです。


◻︎男性の貧血: 男性には生理がありません。男性の貧血は、何らかの病気による出血である可能性が非常に高く、精査が必須です。


◻︎閉経後の女性の貧血: 出血要因がなくなった後に貧血が続く場合、胃や大腸を調べるべきです。


◻︎鉄剤を飲んでも改善しない、あるいは止めるとすぐに悪化する: どこからか漏れ続けている証拠です。

「どうせ受けるなら一度で」胃・大腸カメラ同日検査のメリット

貧血の原因を特定するためには、胃と大腸の両方をチェックすることが理想的です。

しかし、「何度も検査を受けるのは正直つらい」「仕事の調整が大変」「怖い検査は一回で済ませたい」と感じるのが本音ではないでしょうか。
そうした方に選ばれているのが、胃カメラ+大腸カメラの「同日検査」という選択肢です。


同日検査は、負担を減らすための賢い選択
「二つ同時にやるなんて大変そう……」と感じるかもしれませんが、実はその逆です。


①鎮静剤の使用が一度で済む: 当院では鎮静剤を使用して眠ったまま検査を行います。一度の麻酔で胃と大腸の両方を調べられるため、体への負担も一回分で済みます。


②検査前後の緊張が一度で終わる: 心理的な「怖さ」に向き合うのは一度きりです。「胃が終わったと思ったら、次に目が覚めた時には大腸も全部終わっていた」という体験が可能です。


③通院・スケジュール調整が一回で済む: お忙しい方にとって、何度も会社を休んだり予定を空けたりする必要がないのは大きなメリットです。


胃と大腸の両方を同時にチェックできることで、消化管全体を一気に「真っ新」な状態で確認でき、その後の安心感が格段に変わります。

当院では、胃カメラ+大腸カメラの同日検査が可能です

当院では、胃カメラと大腸カメラを同じ日に受けていただく体制を整えています。
検査は鎮静剤を使用し、眠っている間に進めるため、「気づいたら終わっていた」「思っていたよりずっと楽だった」とおっしゃる方も少なくありません。

同日検査の最大のメリットは、身体的・精神的な負担を最小限に抑えられることです。

・鎮静剤は1回で済む

・食事制限や下剤の準備も1回だけ

・通院や仕事の調整も1日で完結

・原因検索を一度でまとめて行える安心感

「検査がつらいから先延ばしにしていた」という方ほど、同日検査を選んで『思い切って一度で終わらせた』ことで、ホッとされた表情で帰られるケースを私たちは何度も見てきました。

検査の結果、胃や大腸に明らかな出血源が見つからない場合もあります。しかしそれは、「何もなかったから無駄だった」ということではありません。

・重篤な病気が否定できた安心

・今後は安心して経過を見ていけるという判断材料

・貧血の原因を別の視点から考えるスタートライン

これらはすべて、検査を受けたからこそ得られる大切な情報です。

貧血は、体が出しているサインです。
そしてそのサインを受け取った“今”が、検査を受ける最適なタイミングでもあります。

「どうせ受けるなら一度で」「怖い検査はまとめて終わらせたい」
そう感じている方にこそ、胃カメラ+大腸カメラの同日検査は適した選択肢です。

当院では、同日検査をご希望の方のご相談・ご予約を随時受け付けております。

まずは「同日で受けられるか知りたい」「自分の場合は必要か相談したい」その一歩だけでも構いません。

検査を受けるかどうかを決めるのは、その後でも遅くありません。大切なのは、体からの警告を見過ごさず、一度きちんと向き合うことです。

札幌駅・大通駅直結。通いやすさが救う「あなたの未来」

当院(札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック / 札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック)は、札幌の皆さまが、仕事の合間や休日に無理なく受診できるよう、最高の立地と体制を用意しています。
地下歩行空間(チカホ)から直結しているため、吹雪の日でも外気に触れることなく院内に到着できます。検査当日のデリケートな体調の時、このアクセスの良さは「よし、行こう」という決意を支える大きな味方になります。

まとめ:その貧血の「正体」を突き止め、安心を手に入れよう

「生理だから仕方ない」「体質だからいつものこと」
そうやって見過ごしてきた貧血は、実はあなたの体が必死に送ってくれている「今のうちに調べて!」というサインかもしれません。
胃と大腸の同日検査を受けることで、


もし異常がなければ、「鉄分をしっかり摂れば大丈夫」という確かな自信が持てる。


もしポリープや潰瘍が見つかれば、その場で解決し、将来の大きな病気を予防できる。


「もっと早く調べていればよかった」と後悔される患者様を一人でも減らしたい。それが私たちの願いです。
今年こそ、その「いつもの貧血」の正体を突き止めて、心から晴れやかな1年をスタートさせませんか?

最短最速の検査は分院「札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック」で

WEB予約は24時間、スマートフォンから簡単に受け付けております。「貧血が気になる」という理由で、ぜひご相談にいらしてください。スタッフ一同、温かくお迎えいたします。

※本院「札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック」とお間違えのないよう、ご注意下さい。

本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックならびに札幌駅大腸カメラ便潜血クリニックまでお気軽にご相談ください。



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