2025年10月07日

こんにちは!札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック事務長の高橋です!
「便通に異変を感じるけれど、仕事が忙しくて病院に行く暇がない」「健康診断で便潜血陽性が出たけれど、検査に踏み切れていない」と悩んでいる読者の方は非常に多いのではないでしょうか。
特に年の瀬が近づくと、日々の忙しさに追われ、ご自身の体のメンテナンスを後回しにしがちです。この記事では、普段忙しい方こそぜひ検討していただきたい、年末年始に向けた大腸カメラ検査について、その重要性から具体的な検査のメリット、当院の工夫までを徹底的に解説します。
この記事を最後まで読むことで、多忙な日々の中でも体を労り、大腸がんの早期発見・早期治療のチャンスを掴むための具体的な行動計画が分かります。
健康不安を抱えたまま新しい年を迎えたくない方、まとまった休暇を有効活用したい方はぜひ最後まで読んでみてください!
目次
年末年始に向けた大腸カメラ検査の重要性
日本人の約2人に1人ががんになる時代において、大腸がんは近年増加傾向にあり、女性では死亡率の第1位、男性でも第3位となっています。
しかし、大腸がんは早期に発見し、適切な治療を行えば、内視鏡による切除で完治が期待できる「治るがん」の一つです。札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックでは、早期発見・早期治療に重点を置いて日々診療にあたっています。
多忙な方が年末年始の休暇を利用すべき理由
年末年始の時期は、多くの方がまとまった長期休暇を取得しやすい期間です。
この休暇こそ、普段忙しくて時間のない方が大腸カメラ検査を受ける絶好の機会だと言えます。
大腸カメラ検査は、検査自体の時間に加えて、検査前の準備(食事制限や下剤服用)や、検査後の休息時間が必要となります。
例えば、検査前日には専用の食事を摂取し、翌日に検査、その後は鎮静剤の影響を考慮して車の運転などを控える必要があります。私自身、事務長として検査を受けた際、検査翌日まではゆったりと過ごせる環境を確保することが重要だと実感しました。
年末年始の休みを利用すれば、検査前後のスケジュール調整が格段に容易になります。
冬の体調変化と大腸カメラ検査を受けるべきリスクの関係
冬場は寒さによって自律神経が乱れやすく、また忘年会や新年会などで食生活が乱れがちな時期です。飲酒や脂質の多い食事の増加は、大腸に大きな負担をかけることになります。
大腸の負担増は、便秘や下痢といった便通異常を引き起こしやすくなりますが、これらは大腸がんやポリープのサインと似ているため、自己判断で済ませてしまうのは非常に危険です。
特に、加齢に伴い大腸がんのリスクは高まるため、40歳を過ぎた方で一度も内視鏡検査を受けていない場合は、異変を感じていなくても年末年始に向けた大腸カメラ検査を検討し、健康状態を正確に把握することが大切です。
「年末年始に向けた大腸カメラ」を検討するメリットとデメリット
「年末年始に向けた大腸カメラ」検査には、その時期ならではの大きなメリットがある一方で、いくつか注意すべきデメリットも存在します。これらの特徴を理解した上で、計画的に検査を予約することが成功の鍵となります。
メリット:休暇を利用して検査・ポリープ切除まで済ませられる
第一に、普段の有給休暇を温存したまま、大腸カメラ検査に必要な準備期間と回復期間を確保できる点が大きなメリットです。検査当日は、下剤服用から検査、結果説明まで約半日〜一日を要します。
また、検査中にポリープが発見された場合、当院ではその場で切除まで行うことが可能です。ポリープ切除後、約一週間は激しい運動や遠方への出張などを控える必要があるため、年末年始の長期休暇は、検査だけでなくその後の療養期間にも充てられるため、非常に合理的です。この時期を逃さず検査を完了させることで、安心して新年を迎えることができるでしょう。
メリット:早期発見・早期治療のチャンスを掴む
大腸がんの約90%は、良性のポリープから発生すると言われています。このポリープの段階で発見し切除することが、大腸がんを予防する最も確実な方法です。
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックの院長は、1万件以上の内視鏡検査経験があり、高い精度の検査で小さなポリープも見逃しません。年末年始に向けた大腸カメラ検査を受けることで、進行する前のポリープやごく早期のがんを発見し、内視鏡で根治的な治療を受けられるチャンスが生まれます。早期治療は身体的な負担が少なく、予後も良いため、このタイミングを逃さないことがご自身の未来の健康を守ることに直結します。
デメリット:年末年始は予約が集中しやすい
多くの人が連休を利用して検査を希望するため、年末年始に向けた大腸カメラ検査は非常に予約が集中しやすくなります。
特に、土日診療やモーニング大腸カメラといった患者様の負担を軽減するサービスを提供しているクリニックでは、予約がすぐに埋まってしまう傾向にあります。ご希望の日程で検査を確実に受けるためには、早めの予約が必要不可欠です。
当院ではWEB予約も受け付けていますが、検査希望日が近づくと空き枠が少なくなりますので、年内の検査を希望する場合は、11月~12月の早い段階で予約手続きを進めることを強くお勧めします。
デメリット:食事制限を伴う検査準備が必要
大腸カメラ検査では、正確な診断のために大腸の中を完全にきれいにする必要があります。この前処置として、検査前日からの食事制限と大量の下剤服用が必須となります。
年末年始は、ごちそうを囲む機会が増える時期ですが、検査を予定している場合は、家族や友人との食事の誘いを断り、指定された検査食や消化の良い食事のみを摂取しなければなりません。
特に、旅行や帰省を予定している方は、下剤の服用場所やタイミング、食事制限を徹底できるかを事前に確認し、計画的に準備を進める必要があります。検査の精度に関わる重要な準備であるため、妥協はできません。
年末年始に向けた大腸カメラ検査の工夫
当クリニックは、患者様の「苦痛を減らしたい」「時間を有効活用したい」というニーズに応えるため、様々な工夫を凝らしています。これらの工夫は、多忙な方にとって年末年始に向けた大腸カメラ検査をより受けやすくするものです。
無痛検査:鎮静剤(麻酔)を使った大腸カメラ検査
大腸カメラ検査に対して「痛い」「苦しい」といった不安を抱いている方は少なくありません。
当院では、患者様が安心して検査を受けていただけるよう、鎮静剤(麻酔)を使用した内視鏡検査を積極的に行っています。
鎮静剤を使用することで、患者様はウトウトと眠っている間に検査が終了するため、痛みや不快感をほとんど感じることなく検査を受けることが可能です。
鎮静剤の量や種類は、患者様の状態を細かく観察しながら調整しており、安全管理を徹底しています。寝ている間に検査が終わるため、検査中の緊張や不安から解放され、心理的な負担も大きく軽減されます。
多忙な方に:土日・祝日も検査が可能な体制
平日は仕事で休めないというビジネスパーソンのために、当クリニックでは、土曜日・日曜日も内視鏡検査を実施しています。
大通駅から徒歩30秒という好立地にあるため、お休みの日にも気軽にアクセスすることが可能です。
さらに、年末年始の期間が土日と重なる場合も、柔軟な診療体制を組んでおります(※具体的な年末年始の休診日は事前にご確認ください)。普段、検査のために貴重な有給休暇を消費する必要がなく、週末の休みを最大限に活用できる体制は、多くの忙しい患者様から支持されています。
大腸カメラ検査をスムーズに進めるための準備と注意点
大腸カメラ検査は、事前の準備が成功の9割を決めると言っても過言ではありません。
この項目では、検査をスムーズに進めるための具体的な準備方法と、当院事務長の私が経験したエピソードをお伝えします。
検査前の食事制限の具体的な方法
検査前の食事制限は、大腸に残渣(カス)を残さないための最も重要なステップです。
検査前日は、消化に悪いもの(きのこ類、海藻類、種子の多い果物、脂質の多い肉類など)を避け、指示された検査食や、お粥、うどん、豆腐など、消化の良いものを摂取する必要があります。
例えば、昼食に白いご飯と具のない味噌汁、夕食には指定された消化の良いクッキーのみといった具体例があります。私自身が検査を受けた際、我慢できずに小さな果物を口にしてしまいそうになりましたが、検査のやり直しを防ぐために徹底的にルールを守りました。
食事の制限は少し辛く感じるかもしれませんが、正確な検査のためだと割り切り、頑張りましょう。
まとめ
年末年始に向けた大腸カメラ検査は、多忙な日々を送る現代人にとって、ご自身の健康を見つめ直す最高のチャンスです。
長期休暇を利用することで、検査前後の準備や休息の時間を確保しやすく、大腸がんの早期発見・早期治療の機会を確実に得ることができます。
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックは、鎮静剤の使用、土日診療といった患者様の負担を軽減する多くの工夫を通じて、皆様の健康サポート体制を整えています。
特に年末年始は予約が集中しやすい時期ですので、ご希望の日程がある方は、お早めにWEBやお電話でのご予約をおすすめします。
本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。