両親や兄弟姉妹に大腸癌の方がいたら読むページ|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通りの内視鏡検査・消化器内科

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両親や兄弟姉妹に大腸癌の方がいたら読むページ

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2025年2月13日

『親が大腸癌なので自分も大腸癌が心配です』

『兄弟が大腸癌でした』

『大腸癌が遺伝するってホントですか』

そんな不安や疑問をお持ちの方に対し解説していきます。

目次

1. 両親や兄弟姉妹に大腸癌の方がいる場合

両親や兄弟姉妹に大腸癌の方がいる場合、自身も大腸癌になるリスクが高まります。

1.1. 大腸癌の家族歴のある人は有意に大腸癌になりやすい

大腸癌の家族歴がある人は、他の人に比べて大腸癌を発症する確率が高いです。これは遺伝的要因と生活習慣が影響しているからです。そのため、定期的な健康診断を受けることで、早期に異常を発見し、適切な対策を講じることが可能になります。家族に大腸癌の方がいる場合、自分自身の生活習慣も見直すべきです。

1.2. 大腸腺腫のある方はポリープの無い方よりも有意に大腸癌の家族歴がある方が多かった

大腸腺腫のある方は、ポリープの無い方よりも大腸癌の家族歴が多いことが確認されています。これは大腸腺腫が大腸癌の前兆であることが多いためです。そのため、大腸腺腫のある方はより注意が必要です。定期的に大腸カメラ検査を受け、ポリープが成長する前に発見することが大切です。さらに、家族歴があることで、自身のリスクを理解し、早期発見と予防に努めることが求められます。

1.3. 家族歴のある方は大腸カメラの必要性はより高い

家族歴がある方にとって、大腸カメラ検査の必要性は非常に高いです。特に40歳を過ぎたら定期的に検査を受けることが推奨されます。大腸カメラは、ポリープや早期の癌を発見するのに非常に有効だからです。家族に大腸癌の方がいる場合、通常よりも早めに検査を始めるとよいでしょう。早期発見により、治療の選択肢が広がり、生存率も高まります。

2. 札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックでの大腸検査

札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックでは、最新の技術を用いた大腸検査を提供しています。

2.1. 大通駅から徒歩30秒

当院は、大通駅から徒歩わずか30秒の距離にあります。この利便性により、通院がとても楽になります。遠方からの患者のためには、交通の負担を減らすことができます。また、駅から近いことで、悪天候の日でも安心して通院が可能です。

2.2. 鎮静剤を使用した無痛大腸カメラ

このクリニックでは、鎮静剤を使用した無痛大腸カメラを提供しています。患者様の不安を軽減し、快適な検査体験を提供するために鎮静剤が用いられます。検査中の痛みや不快感がほとんどないため、多くの人が安心して受けることができます。検査が終わった後も、リカバリー室で休息することができ、完全に目覚めるまで医師が見守ってくれます。

2.3. 院内下剤にて遠方からの受診も安心

当院では、遠方からの患者にも配慮しています。クリニック内で下剤を飲むことができるため、自宅で準備をする負担が軽減されます。また、専門のスタッフが適切な指導を行うため、初めての患者でも安心して受診が可能です。このような配慮により、遠方からの受診者もリラックスして診察を受けることができるのです。

2.4. 下剤を飲まない大腸カメラにも対応

クリニックでは、下剤を飲むことが苦手な人のために、内視鏡的下剤注入法も導入しています。この方法により、検査前の準備が苦手な人でも、快適に大腸検査を受けることができます。ただし、適応条件がありますので、事前に医師の診察を受ける必要があります。

当院で内視鏡検査をご希望の方は以下のリンクからご予約ください

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3. 家族性大腸癌

家族性大腸癌とは、特定の遺伝子異常により血縁者に高頻度に大腸癌が発生する疾患です。

3.1. 遺伝性の大腸癌

遺伝性の大腸癌とは、特定の遺伝子変異が原因で発生する大腸癌のことです。このタイプの大腸癌は一般的に若い年代で発症することが多いです。遺伝性のため、家族内で複数の方が大腸癌になることが特徴です。大学病院などの専門医療機関で遺伝子検査を受けることで、リスクを把握することができます。

3.2. 家族性大腸ポリポーシス(FAP)

APC遺伝子異常による家族性大腸ポリポーシス(FAP)は、遺伝性の大腸癌の一つです。APC遺伝子の変異が原因で、若年層でも多発性のポリープが発生します。これらのポリープが癌化するリスクが非常に高いです。FAPの治療には、多くの場合、外科手術が選ばれます。さらに、定期的なフォローアップが重要です。

3.3. リンチ症候群

リンチ症候群は、またの名を遺伝性非ポリポーシス大腸癌(HNPCC)と言います。この症候群は、自分だけでなく家族全体の健康にも影響を与えます。特定の遺伝子の異常により、大腸癌をはじめとして他の癌も発症しやすくなります。発症リスクを軽減するためには、早期の遺伝子検査と定期的な検査が必要です。家族全員で情報を共有し、リスク管理を行うことが重要です。

4. 大腸癌の早期発見と予防の重要性

大腸癌は、日本でも増加している重大な疾患です。早期発見と予防がその進行を防ぐ最も有効な手段となります。

4.1. 症状を見逃さないためのポイント

大腸癌の初期症状は、非常に軽微で見逃しがちです。例えば、便の色や形が変わったり、便に血が混じることがあります。また、腹痛やお腹の張りといった症状も現れることがあります。これらの症状を見逃さないためには、普段から自分の体の状態に注意を払うことが大切です。特に、40歳以上の方はリスクが高まるため、些細な変化でも専門医に相談することが重要です。

4.2. 定期的な検査の重要性

大腸癌は無症状で進行することが多いため、定期的な検査が極めて重要です。健康診断での便潜血検査をはじめ、年齢や家族歴に応じた検査を受けることが推奨されます。特に、大腸癌のリスクが高いとされる40歳以上の方は、定期的な内視鏡検査を受けることが望ましいです。定期的な検査を行うことで、早期に異常を発見し、早期治療に結びつけることができます。

4.3. 精密検査としての内視鏡の役割

大腸癌の早期診断において、内視鏡検査は非常に重要です。内視鏡検査は、大腸の内部を直接観察できるため、異常を見つけやすい検査です。また、内視鏡検査ではポリープをその場で切除することも可能であり、早期の段階で治療ができます。このため、リスクが高い人物や、便潜血検査で異常が出た場合は、積極的に内視鏡検査を受けるべきです。。

5. 食生活と生活習慣で大腸癌を予防する方法

大腸癌は、食生活と生活習慣を見直すことで予防が可能です。

5.1. リスクを減らす食生活のポイント

食生活の見直しは、大腸癌リスクの低減に大変重要です。まず、野菜や果物を多く食べることを心掛けましょう。これらには抗酸化物質や食物繊維が豊富に含まれ、腸内環境を整える効果があります。さらに、加工食品や高脂肪食を避けることも大切です。これらの食品は、腸内の悪玉菌を増やし、大腸癌リスクを高める要因となります。また、適度な量の水分補給も忘れずに行いましょう。

5.2. 日常生活で取り入れるべき習慣

大腸癌予防には、日常生活の習慣も重要です。まず、定期的な運動を取り入れることが推奨されます。有酸素運動はストレスの軽減や体重管理に効果があります。次に、喫煙は控えるべきです。タバコは大腸癌リスクを高める有害物質を含んでいます。さらに、節酒を心掛けます。過度の飲酒は、大腸癌をはじめとする様々な健康リスクを引き上げるからです。

5.3. 予防のために定期検査を

大腸癌予防には、定期的な検査が欠かせません。特に、大腸カメラ検査は早期発見に非常に有効です。この検査を受けることで、無症状のポリープや初期の癌を見つけることができます。50歳以上の方は、定期的な大腸検査が推奨されます。特に、ご家族に大腸癌の既往がある方は、早めの検査を検討することが重要です。安心した生活を送るためにも、定期的な大腸カメラ検査を習慣にしましょう。

6. 大腸癌リスクを減らすための具体的な予防策

大腸癌のリスクを減らすためには、日常生活の中でいくつかの予防策を実践することが大切です。

6.1. 定期検査のスケジュール

定期的な検査は、大腸癌の早期発見に極めて重要です。40歳以上の方は、数年おきの大腸内視鏡検査を受けることを推奨します。また、家族に大腸癌の既往歴がある場合は、もっと早い段階から検査を始めることが望ましいです。定期的な検査を受けることで、ポリープなどの前癌病変を早期に見つけ、適切な対応をすることが可能です。

もう一つの重要な検査は、便潜血検査です。これは、便に含まれる微量の血液を検出するもので、早期の大腸癌を発見するのに役立ちます。40歳を過ぎたら、1年に一回は便潜血検査を受けることをおすすめします。

6.2. 早期発見を助ける健康診断

健康診断は、大腸癌の早期発見に不可欠な手段です。一般健康診断には、体重、血圧、血液検査などが含まれ、大腸癌のリスク要素を把握するのに役立ちます。特に、腸内視鏡検査を含む健康診断を定期的に受けることが大切です。

また、健康診断の際には、生活習慣や食事についてのカウンセリングも受けることができます。これにより、自分の生活習慣を見直し、リスクを減らすための具体的なアドバイスを得ることができます。こうした診断をうまく活用することで、早期の段階で問題を発見し、適切に対処することが可能です。

6.3. 予防策に取り組む心構え

予防策に取り組むためには、何よりも意識改革が重要です。日常生活の中で小さな変化を積み重ねることで、大腸癌のリスクを減らすことができます。まず、バランスの取れた食事を心がけ、食物繊維を多く含む野菜や果物を積極的に摂取しましょう。過剰な飲酒や喫煙もリスクを高めるため、これらの習慣を見直すことも大切です。

運動習慣も大切です。週に3回以上、30分以上の適度な運動を行うことで、腸内の健康を保つことができます。心と体の健康を維持するために、ストレス管理も忘れてはなりません。リラックスする時間を確保し、趣味や運動でストレスを発散することが求められます。

7. 大腸癌の症状とその対策方法

大腸癌の症状は段階によって異なります。初期症状は認識しにくいですが、進行するにつれて明確になります。

7.1. 初期症状として現れるサイン

大腸癌の初期症状は不明確で、見逃しがちです。例えば、便に血が混じることや、便の形状が変わることがあります。また、腹痛や下痢、便秘などの症状も見られることがあります。しかし、これだけでは大腸癌とは判断できません。なぜなら、他の疾患でも同様の症状が現れることがあるからです。このため、持続的な症状のある場合は専門医の診察を受けることが重要です。

7.2. 医療機関に相談するタイミング

医療機関に相談する適切なタイミングは、症状が持続するか、悪化する場合です。例えば、便に血液が混じっている、腹痛が続いている場合です。また、その他の初期症状が1週間以上続く場合も適切な相談のタイミングです。さらに、家族に大腸癌の患者がいる場合は、早めの受診が推奨されます。家族歴がある方は、リスクが高くなるためです。

<文責:福田遼>

大腸内視鏡検査は札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックがおすすめです!

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