2025年12月14日

こんにちは!札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック栄養士の田中です!
多くの患者さんが見落としている、大きな“損”があります。
それは——
胃カメラと大腸カメラは、同じ日に同時に受けられるということ。
医療の現場ではよく知られていることでも、一般の患者さんにとっては意外と耳にする機会が少ないものです。
その結果、
「大腸カメラだけ受けて帰ってしまい、後から胃カメラが必要になった」
「仕事が忙しいのに別日で2回も休まざるを得なかった」
「同日にできることを知らず、無駄な通院をしていた」
というこの声が圧倒的に多く、非常に“もったいない状況”が日常的に起きています。
実際には、同時検査は医学的にも安全性が確立されており、むしろメリットが非常に多い検査方法です。
とくに仕事や育児でまとまった時間が取りにくい方には “最短で健康を守る方法” といっても過言ではありません。特に40〜60代は、胃がん・大腸がんの発症リスクが急増する年代。
だからこそ、胃と大腸の両方を一度で調べることは、あなたの未来の健康を大きく左右します。
当院では、患者さんの負担を最小限にするため
「当日」でも“同日・同時”胃カメラ+大腸カメラ検査に対応しています。
本記事では、
・なぜ同日にできるのか
・同日検査の圧倒的なメリット
・大腸カメラだけ受けて後悔する人が多い理由
・当院の同日検査体制の強み
・どんな人に特におすすめか
を、医療者の視点から丁寧に解説します。
ぜひ、最後までご覧ください。
目次
1. 胃カメラと大腸カメラは“同日に同時に受けられる”——知らないと損する理由
まず最初に断言します。
胃カメラと大腸カメラは、医学的にも技術的にも、同じ日に安全に行えます。
実際、大学病院や専門クリニックでは“同日検査”は標準的な方法です。
しかし患者さんの多くは次のように誤解しています。
「別日に受けるのが普通」
「同日にできるなんて聞いたことがない」
「胃カメラと大腸カメラはセットにできないと思っていた」
この誤解のせいで、日常生活に大きな負担が生じています。
■ 実際に多い後悔の声
「大腸カメラだけ受けたら胃の不調が出て、結局また受診して胃カメラ…」
「育児・仕事が忙しいのに、2回も休むことになり大変だった」
「同日にできると知っていたら絶対まとめたのに!」
胃と大腸を別々に受けることによる“時間・体の負担・費用の増加”。
これは、知らなかっただけで“もったいない思い”をしている方が多いのです
2. なぜ“同日”にできるのか?
① 鎮静剤を1回で使えるから負担が少ない
通常、胃カメラと大腸カメラを別日に行うと、そのたびに鎮静剤を使用します。
しかし同日検査では、1回の鎮静で両方の検査をまとめて実施できるため、体の負担が大幅に軽減されます。
患者さんは“ふわっと眠っている間”に検査が進むため、
・不安や緊張が少ない
・検査中のつらさを感じにくい
というメリットがあります。
②医療安全上も問題なく、ガイドラインで認められた方法
同日検査は、日本消化器内視鏡学会のガイドラインでも認められている標準的な検査方法です。
適切な手順を踏み、医師が患者さんの状態を評価したうえで行う限り、安全性に問題はありません。実際、多くの医療機関で日常的に実施されており、患者さんからの満足度も非常に高い検査方法です。
つまり――医学的メリットは大きく、デメリットはほとんどありません
✔ 鎮静剤を1回にまとめられ、体の負担が少ない
✔ 検査の流れがスムーズで短時間
✔ 医療的に安全性が確認された方法
✔ 不安をその日のうちに解消できる
「同日まとめてチェックする」ことで、より精度の高い“総合的な消化管の評価”が可能になります。
3. 同日検査のメリットは圧倒的
胃カメラと大腸カメラを「別々の日に受ける」のと「同じ日に受ける」のでは、かかる時間・負担・不安がまったく違います。
ここでは、同日検査のメリットを具体的に解説します。
① とにかく“時間”が節約できる — 通院は1回だけで完了
別日にすると予約・来院・受付・着替え・検査前の説明を“2回”行う必要があります。
しかし同日検査なら、1日の来院で胃と大腸のがん検査がすべて完了。
仕事や家事、子育てで忙しい方にとって、これは非常に大きなメリットです。
「時間を失わずに健康管理できる」という点で、最も支持されている理由です。
② 鎮静剤は1回だけでOK — 身体的負担がぐっと軽い
胃カメラと大腸カメラは、それぞれ検査ごとに鎮静剤を使用します。
別日に検査すると、鎮静剤を2回使うことになり、体への負担が倍になります。
同日であれば、
・鎮静は1回だけ
・眠っている間に連続で検査
・検査中の苦痛も少ない
と身体面でも精神面でも負担が大きく減ります。
③ 絶食・前処置(下剤)が“一度で済む”という圧倒的メリット
胃カメラでは絶食が必要・大腸カメラでは前処置の下剤が必要です。
別日に受けると
絶食 × 2回
前処置 × 2回
という大変なプロセスを繰り返すことになります。しかし同日検査なら、絶食も前処置も“1回だけ”で完了。
「もう一度これをやるのはつらい…」というストレスを避けられます。
④ “がんの見逃し”を最小限にできる — 片方だけでは不十分なケースが多い
「便潜血が陽性だから大腸だけ検査すれば安心」と思っている方は多いですが、実はそれだけでは不十分です。
実際の診療では、
・大腸は異常なし
・胃カメラで初めて病変が見つかる
というケースがしばしばあります。
消化管は“ひとつの長い臓器”でもあり、胃だけ・大腸だけの片方検査では見落としが起きやすいのです。
同日で両方をチェックすることで、胃・大腸のがんやポリープをより確実に見つけることができます。
⑤ コストと時間の効率性が最大化 — 全体的な負担が大幅に減る
別日に分けると、
・交通費
・移動時間
・仕事の調整
・家族のサポート
など、目に見えない“負担とコスト”が二重にかかります。
同日検査なら、それらもすべて1回にまとめられるため、トータルでの効率が圧倒的に良くなります。結果として、「受けて良かった」「もっと早く知りたかった」という声が非常に多い検査方法です。
5. 大腸カメラだけ受けて後悔する人が多い現実
「とりあえず大腸カメラだけ受ければ安心」
「便潜血陽性と言われたから、大腸だけ見れば十分」
多くの方がそう考えて来院されます。しかし実際の診療現場では、大腸カメラのみ受けた人が後から“もう一方も必要だった…”と後悔するケースが非常に多いのです。
ここでは、よくある患者さんの声を“やわらかく、しかしリアルに”まとめました。
【よくある後悔①】
「ポリープを取ったから安心…と思ったら、今度は胃に違和感が出てきた」
大腸カメラでポリープが見つかり、「これで一安心」と思ったものの、
数週間後に胃の症状が悪化して再び医療機関へ——。
そのときに初めて胃カメラが必要となり、“結局2回検査することになった”というケースは少なくありません。
本来同日に受けられたはずの検査が分散されてしまい、時間も負担も倍になってしまいます。
【よくある後悔②】
「便潜血は“胃”が原因だった…大腸は異常なしと言われて驚いた」
便潜血陽性と聞くと、ほとんどの人が「大腸の病気だ」と直感します。
しかし実際には、食道・胃・十二指腸など上部消化管の出血が原因で便潜血が陽性になるケースも珍しくありません。
大腸は全く問題なし → 胃に病変が見つかったという事例は現場で何度も遭遇します。
大腸だけを検査することが、結果的に“片側だけのチェック”になり、病変の発見が遅れることもあるのです。
【特に多い後悔】
“大腸カメラは受けたが、結局 胃カメラも後日必要になった”これは同日検査を知らなかった方に起こりがちな典型例です。
・便潜血陽性だから大腸の検査のみ
・大腸は異常なし
・胃の症状が続く
・後日、結局胃カメラも必要になる
こうした流れは決して珍しくなく、「最初から同日に受けていればよかった」という声は本当に多く聞かれます。後悔の多くは、“同日検査ができることを知らなかった”ことが原因
もし最初から、「同日検査できる」と知っていれば、患者さんの時間・体力・不安は大幅に減っていたはずです。だからこそ、同日検査は「損をしないための選択」なのです。
6. 当院の“当日”同日検査体制
当院では、患者さんの負担を最小限にするため胃カメラ+大腸カメラの当日同時検査に対応しています。
● 内視鏡専門医による安全な連続検査
経験豊富な専門医が、胃→大腸の順に確実に施行。
● 完全鎮静下で“寝ている間に”両方終了
痛み・不快感の少ない内視鏡。
● 広く清潔な前処置室
大腸の下剤を院内で快適に行える環境。
● ポリープがあればその場で切除
別日対応にならず即日治療可能。
● 多忙時期も当日対応
急性胃炎・アニサキスにも柔軟に対応可能。
胃カメラ+大腸カメラを同日に受けることは、将来の健康を守るための、とても賢い選択です。
「いつか受けよう」と先延ばしにするより、
「今日受けてしまう」があなたの安心と健康に直結します。
7. 特に“同日検査を強くおすすめ”したい人
・40代以上
・健診で便潜血陽性
・胃の症状も同時にチェックしたい
・忙しくて複数回の通院が難しい
・鎮静剤を何度も使いたくない
・一度で体をフルチェックしたい
・家族のがん歴がある
これらに該当する方は、同日検査が最も合理的で安全な選択肢です。
胃がんも大腸がんも、早期ならほぼ完治します。しかし、初期はほぼ無症状。だからこそ、
同日にセットで調べることが、最も効率よく、最も確実に未来のリスクを減らす方法なのです。
予約を取るなら「分院」のほうが圧倒的にスムーズです
本院・札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックでは非常に混み合うため、胃カメラや大腸カメラの予約が数週間先になることも珍しくありません。
しかし——分院・札幌駅大腸カメラ便潜血クリニックでは当日の検査枠にまだ余裕があります。
・胃カメラ
・大腸カメラ
・同日検査
いずれもスムーズに予約が取りやすく、「今すぐ検査したい」という方には最適です。
分院は本院と同じ基準で管理され、内視鏡設備・感染対策・スタッフ教育も完全統一。安心して任せられる体制を整えています。
まとめ:胃と大腸は“一緒に診る”時代へ。あなたの健康を先延ばしにしないために
・胃カメラと大腸カメラは同日で受けられる
・忙しい人にはメリットが大きい
・鎮静剤は1回でOK
・検査の先延ばしは最大のリスク
・分院のほうが予約が取りやすく、すぐ検査できる
内視鏡検査は 未来の自分を守るための“投資” です。今年こそ後回しにせず、あなたの健康をしっかり守りましょう。
本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点やお悩みがございましたら、
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックならびに札幌駅大腸カメラ便潜血クリニックまでお気軽にご相談ください。


