2026年2月15日

こんにちは!札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックスタッフの土佐です!
健康診断で便潜血が陽性だったり、医師から「一度大腸カメラを受けましょう」と勧められたりしても、なかなか踏ん切りがつかない方は多いのではないでしょうか。
「痛そう」「下剤がつらそう」「恥ずかしい」といった不安があると、どうしても二の足を踏んでしまいますよね。
この記事では、大腸カメラを勧められたけれど受けたくないと感じている皆様へ、検査のハードルを下げるための最新の工夫や、受けないことで生じるリスク、そして当院が提供している「苦痛の少ない検査体制」について詳しく解説します。
この記事を読むと、なぜ大腸カメラが重要なのか、そして不安を解消して検査に臨むための具体的な方法が分かります。
「大腸がんが心配だけど検査は怖い」「以前の検査がトラウマで受けたくない」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
1.大腸カメラを勧められたけれど受けたくない方の心理と現状
大腸カメラを勧められても、快く「受けます」と言える方は決して多くありません。
多くの方が抱く不安や拒否感には、いくつかの共通した理由があります。
大腸カメラ検査に恐怖心や抵抗を感じる主な理由として、
検査時の痛みや違和感への不安 多くの方が最も懸念するのは、カメラを挿入する際の痛みです。
「お腹をかき回されるような感覚があるのではないか」「空気が入って苦しいのではないか」という
イメージが、受診を躊躇させる最大の要因となっています。
また、下剤(前処置薬)を大量に飲む苦痛 大腸をきれいにするために、検査前に約1.5〜2リットルの下剤を飲まなければならないことも大きな壁です。
味が苦手だったり、何度もトイレに駆け込む必要があったりすることが、精神的・肉体的な負担として重くのしかかります。
そして、恥ずかしさや精神的なハードル 肛門からカメラを入れるという行為そのものに、強い羞恥心を感じる方も少なくありません。
特に女性の方は、男性医師による診察や検査に対して抵抗を感じることがあり、それが受診を遅らせる原因の一つになっています。
2.検査を先延ばしにすることで発生する重大なリスク
初期の大腸がんは自覚症状がほとんどない 大腸がんは、かなり進行するまで痛みがほとんど出ないことが特徴です。
私自身、以前お会いした患者様で「どこも痛くないから大丈夫」と検査を拒んでいた方が、数年後に進行がんで見つかったケースを目の当たりにし、非常に胸が痛みました。
ポリープががん化するのを防ぐ機会を逃す 大腸がんの多くは、良性のポリープが時間をかけてがん化することで発生します。
大腸カメラであれば、この「がんの芽」であるポリープを検査中にその場で切除できるため、将来のがんを未然に防ぐことができるのです。
3.クリニックが提案する「受けたくない」を解消する方法
当院では、患者様が抱く「受けたくない」という気持ちに寄り添い、少しでもそのハードルを下げるための環境を整えています。
①鎮静剤を使用した「眠っている間に終わる」検査
鎮静剤(麻酔)を使用するメリットとして 当院では、意識をぼーっとさせる鎮静剤を使用して検査を行います。
これにより、患者様はほとんど眠っているような状態で検査を終えることができ、「気づいたら終わっていた」という感想を多くいただきます。
②体への負担を最小限に抑える最新設備 最新の内視鏡システムを導入しており、スコープの柔軟性やカメラの精度が飛躍的に向上しています。
また、空気の代わりに吸収の早い二酸化炭素を送気することで、検査後のお腹の張りを大幅に軽減させています。
4.下剤の服用を楽にするための当院の工夫
院内で下剤を服用できる専用スペースの完備 「家で一人で下剤を飲むのが不安」「トイレが間に合わなかったらどうしよう」という方のために、当院では院内に専用の待機スペースを用意しています。
看護師がそばにおりますので、体調の変化にもすぐに対応可能です。
また、味が改良された飲みやすい下剤の選択 最近の下剤は昔に比べて格段に飲みやすくなっており、スポーツドリンクのような味やグレープフルーツ味、梅味なども登場しています。
患者様の体質や好みに合わせて適切な種類を提案することで、前処置の苦痛を最小限に抑える努力をしています。
5.検査を受けるメリットと受けないデメリットの徹底比較
大腸カメラを受けるかどうか迷っている方のために、それぞれの選択が将来にどのような影響を及ぼすかを具体的に見ていきましょう。
検査を受けることで得られる絶大なメリット 検査を受ける最大のメリットは、大腸がんという命に関わる病気を、最も確実な方法で早期発見・予防できる点です。
もし小さなポリープが見つかったとしても、その場で切除してしまえば、将来的に開腹手術を受ける必要がなくなります。
検査が終われば「自分は大腸がんではない」という確信が持てるため、日々の漠然とした不安から解放され、前向きな生活を送ることができます。
早期発見であれば治療費や入院期間も大幅に抑えられるため、経済的・時間的な損失を防ぐことにも繋がります。
検査を受けないことで生じる深刻なデメリット 一方で、検査を拒否し続ける最大のデメリットは、自覚症状が出た時にはすでに手遅れになっている可能性があるという点です。
便潜血陽性を放置すると、もしがんがあった場合、気づかないうちに他の臓器へ転移してしまうリスクが常に付きまといます。
進行してから治療を行うとなると、大掛かりな手術や抗がん剤治療が必要になり、生活の質(QOL)が著しく低下することは避けられません。
「もしかして病気かも」という不安を抱えたまま過ごす毎日は、精神的にも大きなストレスとなり、健康寿命を縮める一因となります。
6.大腸カメラ検査を前向きに検討するための具体的なステップ
「いきなり検査の予約をするのは怖い」という方は、まずは自分に合ったクリニック探しから始めてみてはいかがでしょうか。
信頼できる内視鏡専門医のいるクリニックを選ぶ 内視鏡検査は、医師の技術によって苦痛の度合いが大きく変わります。
日本消化器内視鏡学会の「内視鏡専門医」が在籍しているか、年間何件の検査実績があるかを確認することが、納得のいく検査への第一歩です。
事前カウンセリングで不安なことをすべて相談しいきなりカメラを入れるのではなく、まずは診察で不安をすべて吐き出してください。
当院でも、過去に辛い思いをした経験がある方には、特に細心の注意を払って鎮静剤の量を調整するなどの個別対応を行っています。
まとめ
大腸カメラを勧められたけれど受けたくないというお気持ちは、決してわがままではありません。
誰しもが感じる、ごく自然な感情です。
しかし、その一時の「嫌だ」という気持ちで、大切な未来の健康を損なうのはあまりにももったいないことです。
今の内視鏡検査は、ひと昔前のような「苦しくて痛いもの」から、「楽に、安全に受けられるもの」へと進化しています。
鎮静剤の活用や、飲みやすい下剤の導入など、あなたの不安に寄り添う方法は必ず見つかります。
まずは一人で悩まずに、専門のクリニックに相談してみてください。
本記事をお読みいただきありがとうございます。
何かご不明な点や、お悩みがございましたら、札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。


