下剤を飲まない大腸内視鏡検査:札幌での大腸検査は大通り胃腸内科クリニックへ|大通り胃腸内科クリニック|札幌市大通りの内視鏡検査・消化器内科

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下剤を飲まない大腸内視鏡検査:札幌での大腸検査は大通り胃腸内科クリニックへ

下剤を飲まない大腸内視鏡検査:札幌での大腸検査は大通り胃腸内科クリニックへ|大通り胃腸内科クリニック|札幌市大通りの内視鏡検査・消化器内科

         

2024年9月04日

大腸内視鏡検査というと、わざわざ不味い下剤を飲んで辛い検査をしなければならない、というイメージを持つ患者様も多いでしょう。

しかし、札幌の大通り胃腸内科クリニックでは、下剤を飲まずに前処置を済ませ、無痛内視鏡で大腸検査を受けることができます。

本記事では「内視鏡的下剤注入法」と「無痛大腸内視鏡検査」、そのメリットやクリニックの特徴を詳しくご紹介します。

1. 内視鏡的下剤注入法とは(胃カメラを使用して十二指腸に液体下剤を直接注入し排便後に大腸カメラ)

内視鏡的下剤注入法は、胃カメラを使って十二指腸に液体下剤を直接注入し、その後に排便を促してから大腸カメラを行う検査方法です。

この方法は、従来の口から飲む下剤摂取法とは異なるプロセスを採用しています。内視鏡を用いることで、下剤が効率的に腸内へ届くため、患者の体への負担を軽減することが期待できます。

1.1. 内視鏡的下剤注入法の概要

内視鏡的下剤注入法は、まず胃カメラを使って十二指腸までカメラを進めます。次に、液体下剤を十二指腸に直接注入します。

下剤の注入後、20-30分以内に排便が開始となり、1時間程度で大腸がクリアになります。その後、大腸カメラを挿入し、腸内の状態を詳細に観察することが可能です。

1.2. 内視鏡的下剤注入法のメリット

内視鏡的下剤注入法は、いくつかのメリットがあります。まず、下剤の直接注入により、効果が迅速に現れることです。

従来の方法では、下剤摂取から排便までに時間がかかりますが、この方法では早急に結果が得られます。そのため、急ぎの検査が必要な場合には特に有効です。

次に、患者様の負担が軽減される点です。大量の液体下剤を口から摂取する必要がないため、飲み物の味や量に悩むことがありません。

患者様はストレスを感じることなく、快適に検査を受けることができます。さらに、健康状態が優れない患者様でも利用できる方法ですので、適用範囲が広いです。

最後に、全体のプロセスが効率的になる点があります。内視鏡的に下剤を注入することで、下剤の効果が迅速に現れるため、検査のスケジュールが守られやすくなります。

十二指腸に直接下剤を注入している写真

2. 大通り胃腸内科クリニックの特徴

大通り胃腸内科クリニックは、患者様一人ひとりに寄り添った診療を行うことを大切にしています。最新の医療設備と経験豊かな医師陣が揃っているため、安心して治療を受けることができます。

2.1. 札幌市営地下鉄大通駅から徒歩30秒

クリニックは札幌市営地下鉄大通駅から徒歩30秒の場所に位置しています。駅から非常に近いため、悪天候の日でも気軽に通院することができます。

特に、忙しい仕事の合間に訪れる方や、お子様連れの方にも便利です。駐車場も完備されていますので、車での来院も容易です。また、周囲には飲食店や店舗が多く、通院後のお買い物や食事にも便利な立地です。

2.2. 土日検査可能

当クリニックは土日でも検査を行っております。週末しか時間が取れない方や、平日の通院が難しい方にとって非常に便利です。特に、急な体調不良で検査が必要な場合にも迅速に対応可能です。

また予約制を導入しており、待ち時間を最小限に抑える工夫もおこなっております。

2.3. 当院での下剤注入法の適応基準

内視鏡的下剤注入法は強制的に下剤を注入する方法ですので、

ある程度、腸に負担がかかっても問題のない患者様を対象としています。

当院では以下の適応基準があります。

・年齢が80歳未満

・便が細かったり、4日以上の便秘症状がないこと

・腹痛がないこと

・事前に当院で診察を受けること

これらの基準を満たすことで、安全かつ効果的な検査が実施できます。安心して検査を受けられるよう、詳しい説明とサポートを提供します。

当院で内視鏡検査をご希望の方は以下のリンクからご予約ください

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3. 下剤注入による大腸検査の流れと体験談

大腸内視鏡検査は、病気の早期発見や治療のために非常に重要です。検査日は緊張するかもしれませんが、正しい準備と医療スタッフの支援があれば安心です。体験談では、院長自らが下剤注入を体験した際の状況をお伝えします。

3.1. 検査までの流れ

まず来院後、医師からの診察をうけ、胃カメラの検査を行います。

検査前に静脈麻酔を行うための点滴ルートを前腕に留置します。

検査ベッドに移動後、支度を整えてから胃カメラを行います。

胃カメラの際に十二指腸に直接下剤注入をおこないます。

3.2. 胃カメラ後~大腸カメラ

胃カメラ検査が終わった後は、麻酔が覚めたのちに前処置用の半個室ブースに移ります。

検査後10~20分で排便が始まりますのでトイレに5-8回通い、便が綺麗にします。

便が綺麗になったら大腸カメラのご案内になります。

3.3. 注入後の状態(軽度の腹部違和感、内服よりも排便は大分早い、1時間程度で便が綺麗になる)

検査前の下剤を注入すると、すぐに腹部の違和感がありますが、これは正常な反応です。注入後10分~20分で排便が始まります。約1時間で便が綺麗になり、検査が可能な状態になります。

4. 大腸内視鏡検査前の準備

大腸内視鏡検査を受ける前には、いくつかの準備が必要です。まず、検査の正確さを保つために食事制限を行うことが求められます。また、液体下剤を摂取することが重要です。それによって、腸内をきれいにすることができます。

さらに、検査前には特定の経過観察事項について知っておくことが大切です。適切な準備をすることで、大腸内視鏡検査の信頼性と安全性が向上するでしょう。

4.1. 検査食の選び方

検査食の選び方は、大腸内視鏡検査の成功を左右する大切なポイントです。まず、検査の前日から食事内容を制限する必要があります。お米やパン、うどんなどの消化しやすい食品を選びましょう。また、赤身肉や繊維質の多い野菜は避けるべきです。これらは腸内に残りやすく、検査の精度を下げる可能性があります。

次に、水分摂取も重要です。水やスポーツドリンクをこまめに飲むことで、腸内の洗浄がスムーズに進みます。カフェインやアルコールを含む飲み物は避けることが推奨されます。これらの飲み物は脱水症状を引き起こす可能性があります。

最後に、指示された時間には必ず液体下剤を摂取してください。これにより、さらに効果的に腸内を清掃することができます。適切な検査食を選ぶことで、検査をスムーズに進行させることができるでしょう。

4.2. 液体下剤の摂取方法と注意点

液体下剤の摂取方法と注意点について説明します。下剤の摂取タイミングは重要ですので、医師の指示に従ってください。通常、検査日の前日に下剤を摂取することが一般的です。これにより、腸内を十分にきれいにすることが可能になります。

まず、下剤の全量を水でしっかり溶かしてから飲みます。一気に飲み込むのではなく、数回に分けて時間をかけて摂取することが推奨されます。また、下剤を摂取した後は、トイレに頻繁に行くことを覚悟してください。これは正常な反応であり、腸内がきれいになっている証拠です。

注意点としては、摂取後に腹痛や吐き気を感じた場合、無理に続けないで医師に相談することが大切です。また、脱水症状を防ぐために、水分をしっかり摂ることを忘れないでください。液体下剤の正しい摂取方法と注意点を守ることで、検査はより安全かつ効果的に行われるでしょう。

4.3. 検査前に知っておくべき経過観察事項

検査前に知っておくべき経過観察事項について説明します。まず、体調の変化には細心の注意が必要です。特に、検査前の食事制限や下剤の摂取中に体調が悪化した場合は、すぐに医師に連絡してください。また、一定期間食事内容が限定されることで、栄養バランスが崩れることもあります。

次に、特定の薬の服用についても注意が必要です。血液をサラサラにする薬などを服用している場合、事前に医師に相談することが必要です。

そして、検査前日や当日にかけてのスケジュール管理も大切です。検査に向けた準備時間を十分に確保することで、万全の状態で臨むことができます。

さらに、精神面での準備も重要です。検査に対する不安を感じることは自然ですが、医師や看護師とのコミュニケーションを通じてリラックスすることが可能です。これらの経過観察事項を理解し、適切に対処することで、大腸内視鏡検査を安全かつ効果的に受けることができます。

5. 下剤を使わない大腸内視鏡検査のメリットとデメリット

下剤を使わない大腸内視鏡検査は、近年ますます注目されています。特に、下剤による体への負担が軽減される点が大きなメリットとして挙げられます。

しかし、注意すべきデメリットも存在します。本記事では、下剤を使わない検査のメリットとデメリットを、それぞれ詳しく解説します。そして、この方法が適用される患者の条件についても触れていきます。

5.1. 下剤を飲まないメリット

まず、下剤を使わないことのメリットを見ていきましょう。下剤を自分で飲まないことで、精神的な負担が大きく軽減されます。

次に、検査前の準備が簡単になります。通常、当日に大量の下剤や水を摂取する必要があります。しかし、下剤を注入する方法では、これらの制約が少なくなります。結果として、患者様の心身のストレスも軽減されます。

5.2. 下剤を飲まないデメリット

次に、下剤を飲まないことのデメリットについて考えてみましょう。最大のデメリットは下剤を直接注入することで腸管に通常よりも負担がかかりやすいことです。

これは癌などの閉塞性病変が疑われる患者様ですと、腸閉塞や腸穿孔のリスクとなります。

6. 鎮静剤使用の内視鏡

鎮静剤を使用した内視鏡検査は、患者の不安や痛みを軽減するために広く行われています。この方法では、意識が少しぼんやりさせ、検査を受ける方がリラックスして過ごせる環境を提供します。

6.1. 鎮静剤の種類(プロポフォール、ミダゾラム)

内視鏡検査に使われる鎮静剤には、プロポフォールとミダゾラムの二つが主にあります。プロポフォールは速やかに効果を発揮し、短時間で回復するため、短い検査には適しています。一方、ミダゾラムは効果が持続しやすく、長めの検査やプロポフォールが使えない患者様で使われます。

また、これらの鎮静剤は調整が可能で、それぞれの患者の状態に応じて使い分けることができます。両者ともに安全性が高く、副作用も少ないのが特徴です。

6.2. 検査中の記憶はない方が殆ど

鎮静剤を使用することで、内視鏡検査中の記憶がほとんど残らないことが多いのです。これは、鎮静剤が一時的に記憶を抑制する効果があるからです。

そのため、検査中の痛みや不快感を覚えていることが少なく、安心して検査を受けることができます。また、このように記憶が残らないことで、後々のストレスやトラウマも避けることができるのです。

6.3. 鎮静剤により腹痛や嘔吐反射もなくなる。

鎮静剤の使用によって、内視鏡検査中の腹痛や嘔吐反射も少なくなるのです。これは、鎮静剤が神経をリラックスさせ、敏感な反射を抑える効果があるためです。

この効果により、検査を受ける方が快適に過ごすことができるのです。さらに、その結果として検査自体がスムーズに進行し、高い精度で結果を得ることができるのです。

7. 内視鏡検査の注意点とリスク

内視鏡検査は、体内の状況を詳しく把握するために有効な検査方法です。しかし、注意点やリスクも存在します。これを理解しておくことで、検査の安全性を高めることができます。以下に、検査前、検査中、検査後の注意点、さらには万が一のリスク時の対応方法について詳しく説明します。

7.1. 検査前に確認すべきポイント

内視鏡検査を受ける前に確認することは大切です。まず、医師に既往症やアレルギーの有無を伝えることが必要です。これにより、検査中の薬剤使用によるリスクを減らせます。

そして、検査前日の食事制限についても確認します。消化に時間がかかる食品やアルコールは避けるべきです。また、処方される下剤を正しく服用し、腸の中をきれいにすることが求められます。適切な準備を行うことで、検査がスムーズに進行します。

7.2. 検査中および検査後の注意点

内視鏡検査中はリラックスすることが重要です。緊張すると腸が収縮し、検査が難航する可能性があります。医師の指示に従い、呼吸を深くして安静にします。

また、検査後も注意が必要です。麻酔が効いている間は運転を避け、安静に過ごすことが求められます。さらに、消化の良い食事から始め、徐々に普通の食事へ戻します。異常な症状が現れた場合は、速やかに医師に相談すると良いでしょう。

7.3. 万が一のリスク対応と医師のサポート

内視鏡検査にはまれにリスクが伴います。腸に微小な傷や出血が起こることがあるため、検査後数日は体調を注意深く観察します。もし強い腹痛や出血が見られたら、速やかに医師に連絡します。

そして、医師は迅速に適切な対応を行い、必要ならば追加の治療を行います。医師とのコミュニケーションを大切にしていくことで、リスクを最小限に抑え、安全に検査を受けることが可能になります。

札幌での大腸内視鏡検査は大通り胃腸内科クリニックがおすすめです!

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