2025年2月19日

『最近急に便秘になった』

『排便する際に左下腹部痛がある』

『ずっと便秘だったけど最近は下痢しかでなくなった。』

そんな方は要注意!
大腸癌の可能性があります。

1. 急に便秘が悪化したときの対応方法

急に便秘が悪化したときは、大腸癌の可能性もあるので専門家に相談しましょう。

1.1. 急な便秘の原因とは
急に便秘になる原因はさまざまあります。まず、食生活の変化が挙げられます。特に食物繊維の少ない食事や水分不足が原因となりやすいです。また、ストレスや生活リズムの乱れも便秘の一因となることがあります。ストレスがかかると腸の動きが鈍くなり、便秘を引き起こす可能性があるのです。さらに、急な便秘は運動不足とも関連しており、適度な運動が便通の改善に寄与します。
1.2. 便秘が急に悪化する際の初期対応
便秘が急に悪化した場合は、まず初めに自然な方法で対処することが推奨されます。具体的には、食事に食物繊維を多く含む食品を取り入れることです。また、十分な水分補給も大切であり、1日に1.5リットル以上の水を飲むことが理想的です。次に、軽い運動を日常に取り入れることが効果的です。ウォーキングやストレッチは、腸の動きを活発にします。
1.3. 内視鏡検査の必要性
便秘が長引く場合や、急に悪化して血便などの異常が見られる場合、内視鏡検査が必要となることがあります。内視鏡検査は、腸内の状態を詳しく調べるための重要な診断手段です。この検査によりポリープや炎症、さらには腫瘍などの病変を早期に発見することが可能です。したがって、特に中高年齢の方や家族に便秘や腸の病歴がある場合は、定期的な内視鏡検査を受けることが推奨されます。



2. 札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックでの大腸検査

札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックでは、専門医が最新の設備を用いて大腸検査を行います。

2.1. 専門医による最新の内視鏡を用いた検査
当院では、経験豊富な専門医が最新の内視鏡を用いて、大腸カメラの挿入を苦痛なく行います。最新の機器を活用しており、痛みを最小限に抑える技術が導入されています。患者様の体調や状態に応じて、最適な方法を選んで検査を行うため、安心です。患者様の不安を軽減することを重視していますので、安心してご利用ください。
2.2. 鎮静剤を使用の大腸カメラ
当院では、鎮静剤を使用した大腸カメラの検査を提供しています。鎮静剤を使用することで、検査中の不快感や痛みを軽減し、リラックスした状態で検査を受けることができます。検査前には、しっかりと患者様の体調を確認し、安全に最大の配慮を行います。検査後も専門的なフォローアップを行うため、安心してご利用いただけます。
2.3. 院内下剤にて初めての方でもスムーズな検査案内
初めて大腸検査を受ける方には、当院での院内下剤を用いたスムーズな検査案内があります。受診前には、スタッフが下剤の使用方法や検査当日の流れを丁寧に説明します。初めての方でも不安なく準備が進められるよう、詳細なガイドラインを提供します。院内での下剤使用は、下剤の副作用にも迅速に対応できますので、安全な環境で行います。
2.4. 便潜血陽性の方への大腸カメラに対応
当院では、便潜血検査陽性の方への大腸カメラにも対応しています。健診の便検査で異常が見つかった場合も早期に内視鏡検査を受けることが重要です。専門医が迅速かつ的確な検査を行い、適切な診断と治療を提供します。

当院で内視鏡検査をご希望の方は以下のリンクからご予約ください。

3. 大腸癌の症状に注意

大腸癌は進行する前に症状を見逃さないことが重要です。

3.1. 便秘と大腸癌の関係
便秘は大腸癌の症状の一つとして考えられます。便秘が続く場合は排便時の苦痛や腸の閉塞感が生じることがあり、これが大腸癌の症状である可能性があります。特に、急に便秘の頻度が増した場合や、便の狭小化や血便が続く場合には注意が必要です。腸が狭窄する事で強い炎症をきたしたり、腸閉塞となる場合もあります。
3.2. 大腸癌の代表的な症状
大腸癌の症状として代表的なものとして、血便や粘液便が見られる場合があります。血便は痛みを伴わずに出ることが多く、早期発見の手がかりとなります。次に、腹痛や腹部の不快感もよく見られる症状です。これらの症状は、腸内に腫瘍ができることで腸の動きを妨げるために生じます。さらに、体重減少や貧血も大腸癌の代表的な症状です。これらの症状に気付いた場合には、できるだけ早く専門医に相談することをおすすめします。
3.3. 症状が出た場合の行動指針
大腸癌の症状が現れた場合、冷静に行動することが重要です。まず、症状の詳細を記録しておくことが推奨されます。次に、早めに医療機関を受診し、専門医に相談することが必要です。医師による適切な診断と治療が大腸癌の発見と治療に繋がります。また、予防策として、定期的な健康診断や内視鏡検査を受けることが大切です。早期発見・早期治療を心がけることが大腸癌対策の鍵となります。
3.4. 血便がなくとも大腸癌の可能性あり
血便がない場合でも大腸癌の可能性は否定できません。大腸癌は血便以外の症状として、便の形が変わることや異常なガスが発生することなども注意すべき症状です。また、体重が急激に減少することや疲労感が続く場合も大腸癌のサインである可能性があります。このような変化に気付いた場合には、早急に専門医を受診し、適切な検査を受けることが重要です。



4. 大腸癌を防ぐための生活習慣

大腸癌を防ぐためには、日々の生活習慣が非常に重要です。

4.1. 禁煙と適度な飲酒
大腸癌を防ぐためには、まず禁煙が重要です。タバコには多くの有害物質が含まれており、それが体内で様々な悪影響を及ぼします。これにより、大腸の細胞が異常をきたし、癌のリスクが増加します。禁煙は、ただちに始めるべきです。
さらに、アルコールの摂取についても注意が必要です。過度な飲酒は大腸癌のリスクを増加させることが知られています。適度な飲酒を心がけることが大切です。適度な飲酒とは、日々の飲酒量を管理し、過度に摂取しないことです。
4.2. 適度な運動の取り入れ方
大腸癌の予防には、適度な運動が効果的です。運動は体の免疫力を高め、新陳代謝を促進します。また、運動を通じてストレスの解消も期待できます。これは、大腸癌のリスクを下げる一因となります。
まず、毎日のウォーキングを取り入れてみてください。ウォーキングは、簡単に始められますし、特別な器具も必要ありません。20分から30分程度のウォーキングを毎日続けることが理想です。
さらに、週に数回の時間をとって有酸素運動を行うことも効果的です。例えば、ジョギングやサイクリング、水泳などの運動がおすすめです。これらの運動は心肺機能を向上させ、全身の健康状態を良好に保つことができます。
4.3. 赤身肉・加工肉を避ける
赤身肉や加工肉の摂取は、大腸癌のリスクを高めるとされています。特に加工肉には、発癌性物質が含まれており、これが体内で蓄積されることでリスクが増加します。こうした食品はなるべく避けることが大切です。
赤身肉の代わりに、魚や豆類を積極的に摂取することで、健康的な食生活を維持できます。また、野菜や果物を多く摂ることで、栄養バランスを保ち、大腸癌のリスクを抑えることができます。特にビタミンやミネラルが豊富な食事は、免疫力を高めるために有効です。これにより、日々の生活を健康的に過ごすことができます。



5. 大腸ポリープ切除の重要性

大腸ポリープ切除は、大腸癌予防のために非常に重要です。

5.1. 大腸ポリープは大腸癌のリスク
大腸ポリープは大腸の内壁にできる良性の腫瘍ですが、放置しておくと大腸癌へと進行する可能性が高くなります。特に、腺腫性ポリープは癌化するリスクが高いです。大腸ポリープは初期段階では症状が出にくく、発見が遅れることが多いため、定期的な検査が重要です。検査により早期に発見され、切除されることで、大腸癌の予防につながります。健康維持のためには、自分の体に関心を持ち、定期的に医師の診察を受けることが不可欠です。自覚症状がない場合でも、検査を怠らないようにしましょう。
5.2. 大腸ポリープ切除により大腸癌死亡率を53%減少
大腸ポリープを早期に発見し、適切に切除することで、大腸癌の死亡率が53%も減少することが明らかになっています(https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1100370)。大腸癌の予防には、早期のポリープ切除が極めて有効です。大腸ポリープ切除は、安全かつ効果的な処置として広く認識されています。さらに、この切除によって多くの命が救われているのです。このような予防措置により、大腸癌の恐怖から解放されることができます。適切な検査と治療を受け、命を守りましょう。
5.3. 日帰り治療可能
大腸ポリープの切除は、近年では日帰りで行うことが可能です。最新の内視鏡技術により、安全かつ短時間で切除が行えるようになりました。このため、患者さまへの負担が少なくすみます。仕事や家庭への影響が少ないため、多くの人々が利用しやすい治療法となっています。ポリープ切除が簡便になったことで、検査と治療が一層重要視されています。


大腸内視鏡検査は札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックがおすすめです!


