アニサキス症って自然治癒はするの?内視鏡はした方が良い??|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通りの内視鏡検査・消化器内科

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アニサキス症って自然治癒はするの?内視鏡はした方が良い??

アニサキス症って自然治癒はするの?内視鏡はした方が良い??|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通りの内視鏡検査・消化器内科

         

2024年8月14日

アニサキス症は、多くの人にとって予期せぬ急性腹痛の原因になる食中毒です。

本記事では、アニサキス症が自然治癒するのか、さらに内視鏡治療が必要となるケースについて徹底解説します。

ぜひ最後まで読んでください。

1. アニサキス症は自然治癒するか

アニサキス症は、アニサキスという寄生虫が生魚を介して体内に侵入することで発生する病気です。この病気は非常に強い痛みを伴うことが多く、症状に悩む人が多いです。しかし、自然治癒するかどうかは個々のケースによります。自然治癒する場合もあれば、症状が持続し、医療機関での治療が必要な場合もあります。自分の症状がどれに該当するのか、注意深く見極める必要があります。

1.1. 自然治癒のケース

アニサキス症は自然治癒することもあります。アニサキスは人間の胃内では栄養を取る事ができないので、7~10日程度で絶命します。ただし、治療しない限りその間は痛みが続くケースが多いです。この過程には個人差があり、全員が同じように回復するわけではありません。

また、アニサキスによる疼痛はアレルギーが関与しており、その程度によっては腸閉塞やアナフィラキシーショックをきたす場合があるため、アニサキス症を疑う際にはすぐに医療機関を受診したほうが賢明です。

1.2. 自然治癒しない場合の症状の進行

アニサキスが体内で自然治癒しない場合、症状はさらに悪化することがあります。例えば、激しい腹痛が続く、嘔吐や下痢が頻繁に起こるなどの症状が挙げられます。特に、痛みが強くなり、食事が難しくなる場合があります。自然治癒しない場合には、早急に医療機関を訪れる必要があります。

また、腸閉塞などの深刻な合併症を引き起こすこともあります。特に寄生虫が腸壁に侵入して炎症を起こすと、外科的な治療が必要になることがあります。このような場合には、医師の専門的な診断と治療が不可欠です。

1.3. 自然治癒の見極め方と医師に相談すべきタイミング

自然治癒の進行を見極めるためには、慎重な観察が必要です。症状が軽減していくかどうか、痛みの強さが緩和されるかを確認します。数日経っても症状が改善しない場合や、逆に悪化する場合は、自然治癒が難しいと判断できます。このような時は医師に相談するのがベストです。

さらに、急激な痛みや嘔吐、発熱などの症状が現れた場合は、すぐに医療機関を受診する必要があります。自己判断で放置せず、専門的な診断を受けることで、適切な治療を受けることが重要です。医師に相談するタイミングを見誤らないことが、健康を守る鍵となります。

1.4. 胃酸では死なない

アニサキスは強い寄生虫であり、胃酸では死なない特性を持ちます。これは、アニサキスの外殻が非常に強固であるためです。このため、生魚を摂取した際にアニサキスが胃に入っても、胃酸では駆除できません。このことから、アニサキス症の予防には加熱や冷凍処理が推奨されます。

特に、食事の際には注意が必要で、生魚を食べる場合には信頼できる調理法を選ぶことが大切です。市販の冷凍魚やしっかりと火を通した料理を選びましょう。また、自宅で調理する場合も適切な加熱を行うことでリスクを減らします。

1.5. ガリやわさび、〆ても死なない

ガリやわさび、さらに酢で〆た魚もアニサキスには効果が少ないです。これらの調味料や方法は味付けや防腐に有効ですが、アニサキスの生命力には対抗できないことが多いです。特に、酢で〆た魚でもアニサキスは生存可能です。このため、ガリやわさび、酢で〆た魚を食べる際にも十分な注意が必要です。

また、新鮮な魚の方がアニサキスが身に侵入している可能性は低いですが、それでもアニサキスがいる可能性があります。このため、信頼できる方法で調理されたものを選択することが重要です。適切な処理を行うことで、アニサキス症のリスクを減らすことができます。料理に興味がある場合も、適正な知識を身につけることが大切です。

1.6. アルコール度数の高い飲酒では死ぬ

アニサキスは非常に強固な外殻を持ちますが、アルコール度数の高いお酒では死ぬことがあります。アルコール度数が高ければ高いほど駆除されやすいという報告があります。

ただし、アルコールで駆除するには十分な浸漬時間が必要です。このため、現実的な対策として一般家庭での利用は推奨されません。あくまで、信頼できる調理法での加熱や冷凍処理を優先しましょう。適切な知識と対策をもって、アニサキス症を予防しましょう。

2. 札幌にお住まいでアニサキスが疑われる方は大通り胃腸内科クリニックへ

札幌にお住まいの皆様、アニサキスによる急性腹痛が疑われる場合には、大通り胃腸内科クリニックをご利用ください。専門の医師が迅速かつ的確に診断し、適切な治療を提供します。どのような症状でも、まずはご相談ください。クリニックは便利な立地にあり、通いやすいです。安心して治療を受けることができます。

2.1. 当日予約が可能

大通り胃腸内科クリニックでは、当日予約が可能です。急な病気や痛みで困った際でも、すぐに診てもらえる環境が整っています。電話、インターネットどちらからでも予約ができますので、ご利用ください。当日の予約は非常に便利で、突然の体調不良にも煩雑さが少ないです。

また、当日予約ができることで忙しい方にも利用しやすくなっています。特に急な腹痛や体調不良を感じる場合には、迅速な対応が求められます。時間に制約がある方でも、当日中に診療を受けられることは大きな安心材料となるでしょう。

当日予約のシステムは、患者さんの負担を減らすために設けられたものです。予定が空いているときにフレキシブルに対応できるため、日常生活に支障をきたすことなく、医療サービスを受けることが可能です。

2.2. 鎮静剤を使用した内視鏡

大通り胃腸内科クリニックでは、鎮静剤を使用した内視鏡検査を行っています。この方法により、痛みや不快感を大幅に軽減することができます。特に内視鏡検査に不安を感じている方にとって、鎮静剤の使用は心強い選択肢となります。

鎮静剤を使用することで、リラックスした状態で検査が受けられます。医師がしっかりと患者様の状態を確認し、適切な鎮静剤の量を調整するため、安心して検査を受けることができます。また、検査後にも速やかに日常生活に戻ることが可能です。

鎮静剤を使用した内視鏡検査は、患者様の負担を軽減し、より快適な体験ができるように工夫されています。検査の前後でしっかりサポートしますので、不安なく過ごすことができるでしょう。内視鏡検査の必要性がある方は、ぜひご相談ください。

札幌でアニサキス治療のための当日内視鏡をご希望の方は以下のリンクからご予約ください

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3. アニサキス症とは 食中毒の一種

アニサキス症は、アニサキスという寄生虫が原因で起こる食中毒の一種です。この寄生虫は、主にサバやサンマ、イカなどの生の魚介類に含まれていることが多いです。アニサキスが人体に侵入すると、急性腹痛や吐き気、発熱などの症状を引き起こします。適切な処置が必要ですが、症状が重篤化することもあるため、予防策が重要です。

3.1. アニサキスの寄生経路

アニサキスの寄生経路は、魚を食べることで始まります。まず、アニサキス幼虫は、海水魚やイカの体内にいることが多いです。次に、人間が生魚を食べると、体内にアニサキスが入り込みます。特に、刺身や寿司として生の状態で食べることで感染リスクが高まるのです。これを防ぐために、生魚をよく冷凍したり加熱したりすることが効果的です。

3.2. アニサキス症による急性腹痛とそのメカニズム

アニサキス症は、アニサキス幼虫が胃壁や腸壁に侵入することで起こります。まず、幼虫が体内に入ると、その部分に炎症が発生します。これによって急性腹痛が引き起こされるのです。次に、炎症部位から神経に伝わる信号が、脳に痛みとして認識されます。その結果として、強い腹痛が現れるのです。この痛みは突然始まり、数時間から数日続くことがあります。適切な医師の診察と処置が必要です。

3.3. アニサキス症の発熱や吐き気などの典型症状

アニサキス症は、急性腹痛以外にもいくつかの典型的な症状があります。まず、発熱が見られることがあります。これは、体がアニサキスに対して免疫反応を起こすためです。次に、吐き気や嘔吐もよく見られます。アニサキスが胃壁や腸壁に侵入することで、消化管の運動が乱れることが原因です。その結果として、食欲不振や下痢も発生することがあります。これらの症状が現れた場合、早急に医師の診断を受けることが大切です。

実際のアニサキス症

4. 内視鏡治療の役割と重要性

内視鏡治療は、現代の医療において非常に重要な役割を果たしています。内視鏡を使った検査と治療は、病気の早期発見と治療が可能です。そのため、手術の必要性を減らし、患者の負担も軽減できます。内視鏡技術の進歩により、多くの疾患に対応できるようになりました。結果として、治療の成功率も向上しています。このように内視鏡治療は、現代医療において欠かせない技術です。

4.1. 内視鏡によるアニサキス駆除のプロセス

内視鏡を使ったアニサキスの駆除は、迅速で効果的な方法です。一旦アニサキスが胃や腸に侵入すると、強い痛みを引き起こします。この痛みを和らげるために内視鏡を用います。医師は、内視鏡を通じて小さなカメラと道具を使用し、アニサキスを直接確認して除去します。内視鏡の利点は、直接視認しながら操作するため、確実にアニサキスを取り除けることです。

4.2. 内視鏡検査後のケアと注意点

内視鏡検査後のケアと注意点について、いくつかあります。まず、検査後しばらくは安静が必要です。特に全身麻酔を使用した場合は、回復が必要で、自動車の運転は控えましょう。そして、内視鏡挿入部位に違和感や痛みがある場合は、医師に相談することが重要です。

また、内視鏡検査後は、飲食に注意が必要です。特に胃や腸の内視鏡検査後は、消化器官に負担をかけない食事を心がけましょう。例えば、刺激物や脂っこい食事は避けるようにします。水分補給も忘れずに行うことが大切です。そして、内視鏡検査後に発熱や強い痛みが続く場合、すぐに医療機関に連絡することが推奨されます。

4.3. 内視鏡が必要な症例の特徴

内視鏡が必要な症例には、いくつかの特徴があるのです。まず、消化器系の異常が疑われる場合です。例えば、慢性的な胃痛や腸の不調が続くときは、内視鏡検査が適しています。そして、出血が見られる場合も内視鏡検査が必要です。特に便に血が混じる場合などは、早期に受診することが重要です。

実際に除去している様子

5. アニサキス症の予防法

アニサキス症は、海産魚を生で食べる際に注意が必要です。特に寿司や刺身といった人気の料理が原因となることが多いです。しかし、適切な予防対策をとることで、そのリスクを大幅に減少させることができます。具体的な対策方法について、以下で詳しく説明します。

5.1. 生魚を食べる際の注意点

生魚を食べる際には、まず鮮度を確認することが重要です。鮮度の低い魚にはアニサキスが繁殖しやすいです。また、調理する際に魚の内臓を取り除くことも大切です。なぜなら、アニサキスは主に内臓に寄生しているからです。さらに、冷凍処理も効果的です。アニサキスは-20℃以下で48時間以上冷凍すると死滅します。これらの対策を組み合わせることで、生魚を安全に楽しむことができます。適切な処理と確認を心がけることで、アニサキス感染のリスクを低減できます。

5.2. 厚生労働省の推奨するアニサキス予防策

厚生労働省では、アニサキス症の予防策としていくつかの方法を推奨しています。まず、魚を加熱することです。加熱すればアニサキスは死滅しますので、内部まで十分に火を通すことが大切です。次に、冷凍処理を推奨しており、-20℃以下で24時間以上の冷凍が効果的であるとされています。これにより、魚を生で食べる際のリスクを大幅に減らすことができます。また、鮮魚店やスーパーでも適切な処理が行われているか確認することが重要です。これらを参考にし、安全に魚を楽しんでください。

5.3. 家庭でできる具体的な対策

家庭で実践できるアニサキス予防策はいくつかあります。まず、魚を購入したらすぐに冷凍することです。特に、そのまま生で食べる場合は必須です。また、内臓を取り除く作業は速やかに行うべきです。魚をさばく際には、清潔な器具を使用しクロスコンタミネーションを防ぐことも重要です。最後に、料理の前に目視での確認を忘れずに行うことです。これにより、アニサキスが含まれているかどうか見つけやすくなります。これらの対策を日常的に行うことで、安全に美味しい魚料理を楽しむことができるでしょう。

6. アニサキス症の検査方法

アニサキス症の検査方法は、いくつかの方法があります。一般的には、血液検査や内視鏡検査、さらには他の検査方法も利用されます。これらの検査は、それぞれ異なる特徴と目的を持っているので、医師は患者の症状や状態に応じて最適な検査を選択することが重要です。特に内視鏡検査は、確定診断において非常に有用です。アニサキス症の早期発見と適切な治療には、これらの検査を効果的に活用することが求められます。

6.1. 血液検査でわかること

血液検査では主にアニサキスに対する抗体や炎症の有無を確認します。特に、血液中の白血球や好酸球の増加が見られることがあります。これにより、体内でアニサキスに対する免疫反応が起きているかどうかを把握できるのです。血液検査は、迅速かつ非侵襲的な方法であり、患者にとって負担が少ない検査方法ですが、抗体検査は当日に結果が出ない事が多いです。

6.2. 内視鏡検査での確定診断

内視鏡検査は、アニサキス症の確定診断において非常に重要な役割を果たします。医師は内視鏡を使って、直接胃や腸の中を視覚的に検査することができます。これにより、寄生虫自体を確認することができ、確定診断を行うことができます。また、内視鏡を使用することで、寄生虫を直接取り除くことも可能です。一方で、内視鏡検査は患者にとってやや侵襲的な手続きであるため、慎重な判断が必要です。この検査は、特に急性の症状が現れている場合に有効です。

6.3. 他の検査方法の有用性

アニサキス症の診断には、血液検査や内視鏡検査の他にも、CTや超音波などの画像診断が役立つことがあります。これらの検査は、小腸などの内視鏡では確認が難しい部位の炎症や腫れを詳細に調べることができます。ただし、これらの検査は補助的な役割にとどまることが多いです。画像診断は、特に合併症の疑いがある場合や、内視鏡検査が難しいケースで有用です。最終的には、これらの検査を組み合わせて総合的に患者の状態を把握することが求められます。

7. アニサキス症の薬による治療とその効果

アニサキス症とは、魚介類を介して人体に侵入する寄生虫による病気です。これに対して、薬による治療がどのように効果的かを見ていきます。特に、痛み止めや抗炎症薬が使用される場合が多いです。さらに、内服薬の限界や、薬物治療が有効な症例も紹介します。

7.1. 痛み止めや抗炎症薬の使用

アニサキス症の治療において、痛み止めや抗炎症薬が多く使われます。第一に、患者が強い腹痛を感じるためです。痛みを緩和することが重要です。これらの薬は、痛みを和らげ、炎症を抑える効果があります。例えば、ステロイドやイブプロフェン(NSAIDs)やアセトアミノフェンがよく使われます。

これらの薬は、迅速に効果を発揮するため、アニサキス症による急性の症状に対して有効です。しかし、痛み止めや抗炎症薬だけでは、根本的な問題を解決できません。したがって、他の治療方法と併用することが必要です。これにより、より包括的な治療が可能となります。

7.2. 薬物治療が効果的な症例

薬物治療が効果的である症例としては、軽度のアニサキス感染が挙げられます。痛みが軽度で病院を訪れるのが難しい場合、痛み止めや抗炎症薬の服用によって痛みを緩和できます。また、免疫力が高い患者の場合、薬物治療のみで症状が改善することもあります。

しかし、重症化した症例や慢性的な症状が見られる場合には、薬物治療だけでは不十分です。内視鏡や手術による物理的な除去が必要になることが多いです。このように、症例に応じた適切な治療法を選ぶことが重要です。医師との相談が欠かせません。

8. アニサキス症での内視鏡治療は生命保険でカバーできる!?

アニサキス症は、生魚を食べることによってアニサキスという寄生虫が体内に入ることで発症します。強い腹痛や下痢などが起こり、内視鏡治療が必要な場合が多いです。この内視鏡治療、実は生命保険でカバーされることがあります。具体的には手術給付金が支払われるケースがあるのです。

8.1. アニサキス治療は内視鏡的異物除去術

アニサキス症の治療法としてよく知られているのが、内視鏡的異物除去術です。内視鏡を使い、体内にいるアニサキスを直接取り除く方法です。この治療は比較的短時間で終わり、患者への負担も少ないのが特徴です。また、効果も高く、治療後1-2日で痛みが和らぐことが多いです。しかし、内視鏡を用いるため、専門の設備と医師がいる医療施設で行われます。

8.2. 生命保険によっては手術給付金がおりる

生命保険にはさまざまな種類がありますが、手術給付金が支払われるタイプの保険に加入していると、アニサキス症の内視鏡治療に対しても給付金が受け取れることがあります。ただし、保険の契約内容や条件によって異なるため、保険会社に確認が必要です。保険約款や加入者の手引きを読んで、適用されるケースを把握しておくことが重要です。また、保険会社の担当者に直接問い合わせると、具体的な給付条件や手続きについて詳しく教えてもらえます。

8.3. 生命保険会社に連絡し、医療機関に書類提出を。

生命保険でアニサキス症の内視鏡治療をカバーするためには、保険会社に連絡して、治療の申請方法や必要な書類を確認しましょう。次に、必要があれば、医療機関で診断書や治療報告書を受け取り、それを保険会社に提出します。これらの書類は、治療が保険の対象であることを証明するために必要です。また、申請書の記入漏れや不備がないよう注意し、早めに手続きを済ませましょう。これで、保険金の受け取り手続きがスムーズに進みます。

札幌でのアニサキス治療は大通り胃腸内科クリニックで即日の内視鏡がおすすめです!

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