突然の激痛でも慌てない!アニサキス多発の年末年始に“当日胃カメラ”できるクリニックはこちら!|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

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突然の激痛でも慌てない!アニサキス多発の年末年始に“当日胃カメラ”できるクリニックはこちら!

突然の激痛でも慌てない!アニサキス多発の年末年始に“当日胃カメラ”できるクリニックはこちら!|札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニック|札幌市大通駅徒歩30秒の内視鏡検査・消化器内科

         

2025年12月21日

こんにちは!札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック栄養士の田中です!

年末年始は、一年で最も「胃腸トラブル」が増える時期です。
暴飲暴食、冷え、お酒の場が続くことで、胃腸は大きな負担を受けます。
その中でも特に注意したいのが アニサキス
“気をつけていても突然起こる” という点が、他の胃腸トラブルとは大きく異なります。
アニサキス症は、
✔ 突然の激痛
✔ 差し込むような上腹部痛
✔ 嘔吐
といった症状が特徴で、「救急車を呼ぶレベルの痛みでした…」という患者さんが後を絶ちません。
さらに深刻なのは、緊急の内視鏡(胃カメラ)に対応できる医療機関が非常に限られているという現実です。
特に年末年始は外来が休診になる施設が多く、受診できずに何時間も苦しんでしまうケースが少なくありません。
しかし当院では、
“当日胃カメラに対応”し、急性アニサキス症にも迅速な内視鏡処置が可能 な体制を整えています。
「突然の激痛で動けない」「寿司を食べた直後から痛みが走った」など、急な症状にもスピーディに対応できます。
本記事では、医療者の視点から
・年末年始にアニサキスが増える理由(実は“食文化”と深く関係します)
典型的な症状の特徴と見分け方
どのタイミングで医療機関へ行くべきか
放置するとどうなる?重症化やリスク
当院および分院での「当日胃カメラ」体制と流れ
年末年始に胃腸トラブルを防ぐポイント
を、できるだけわかりやすく解説します。
「年末年始の食事が心配」「痛みが出たとき、どこに受診すればいいのかわからない」「家族にも知っておいてほしい胃腸トラブルの対処法を知りたい」そんな方に役立つ内容となっています。
突然の激痛に備え、いざという時に“迷わないための知識” を今から身につけておきましょう。
ぜひ最後までご覧ください。

1. 年末年始はアニサキスが増える——その理由

アニサキスとは、サバ・イカ・サンマ・サーモンなどの魚介類に寄生する線虫で、長さは2〜3cmほど。
魚の内臓に寄生していることが多いのですが、時間が経つにつれて身の部分へ移動することがあるため、生で食べると人間の胃壁に侵入して激痛を引き起こします。
通常、マイナス20℃以下で24時間以上冷凍すれば死滅します。
しかし“生食を楽しむ文化”がある日本では、年間を通して一定数の患者さんが発生しています。そして、その中でも突出して多いのが「年末年始」です。
ではなぜ、この時期にアニサキス症が増えるのでしょうか?
主な理由を4つ挙げ、医療者の視点で詳しく説明します。

① 刺身・海鮮料理を食べる機会が圧倒的に増える
年末年始は、家族や友人と過ごす機会が増え、自然と“ごちそう”の場面が多くなります。
お寿司、お刺身盛り合わせ、海鮮丼、おせちの数の子・いくら、ホタテやブリのお刺身
日頃よりも海鮮に触れる機会が倍増し、摂取量そのものが増えるため、アニサキスに“遭遇する確率”も高まります。
さらに、「刺身を食べるなら良いものを」
という心理が働くため、冷凍ではなく“生のまま”の魚が選ばれやすいこともリスクの一因です。
特にサバ・イカ・サーモンなど、アニサキスが寄生しやすい魚種は注意が必要です。

② 「普段行かない店」で鮮度管理が不十分なケースがある
年末年始は、帰省・旅行・外食の機会が増えるため、
“初めて行くお店”や“土地勘がない場所での飲食” が増えます。
普段は信頼できるお店選びができていても、
・旅先で人気の海鮮丼を食べる
・地元の人に勧められて初めて入る店に行く
・忙しい時期で飲食店の管理が追いつかない
といった要因で、鮮度管理や冷凍手順が徹底されていないケースに遭遇する可能性があります。
もちろん、多くの飲食店はしっかり衛生管理を行っています。
しかし、繁忙期は調理工程が乱れやすい のも事実。特に市場が休みになる年末年始は“魚の回転が遅い”ことがあり、アニサキスのリスクが上昇します。

③ 魚が“冷凍されていない状態”で流通しやすい季節
年末年始は、旬の魚が生で豊富に出回る時期でもあります。
・ブリ
・サンマ(冷凍ではなく生で出回る地域も)
・サーモン
・タラ
・いか
魚の“身が締まり美味しい季節”であるため、加工・冷凍をせず 生のままの状態で取り扱われる 場合が多くなります。魚が冷凍されていればアニサキスは死滅しますが、生のまま流通する場合は、
アニサキスが生きているリスクが格段に増える という点が問題です。
また、漁獲から提供までの時間が長くなると、アニサキスが内臓から身へ移動しやすくなるため、鮮度が落ちた魚ほどリスクが上がります。

④ 食中毒・寄生虫を疑わず、受診が遅れやすい
年末年始は、体調が悪くてもつい受診を先延ばしにしがちです。
「年末だから様子を見よう」
「食べ過ぎただけだと思った」
「胃薬で治ると思った」
このように、
アニサキスが原因だと気づかずに市販薬で対処してしまう ことがよくあります。
しかしアニサキス症は、薬では治りません。
内視鏡でアニサキスを“直接摘み取る”以外に確実な治療法はないため、受診が遅れれば遅れるほど痛みが長引き、症状が悪化することがあります。
加えて、年末年始は
・救急外来が混雑
・即日胃カメラができない病院が多い
・診療時間の短縮
といった事情があり、受診のハードルが普段より高くなります。
結果として、「痛みが強いのに、どこにも行けない」という状況に陥る患者さんが毎年少なくありません。

2. アニサキス症の典型症状

● 突然の上腹部の激痛(みぞおち付近)
最も多い症状が、“刺すような”“えぐられるような”みぞおちの激痛
患者さんの表現としては、「胃を握り潰されるような痛み」「内側からナイフで刺される感覚」「痛すぎて立っていられない」など、とにかく 耐えがたい痛み を訴えるのが特徴です。
この痛みは、アニサキスが胃の粘膜に噛みつき、組織を刺激して炎症を起こすために生じます。
胃薬や整腸剤はほとんど効果がなく、時間がたっても痛みが和らがないことが多いのも特徴です。

● 嘔吐・吐き気
強烈な胃の炎症が起こるため、吐き気・嘔吐を伴うケースもよくあります。
嘔吐が続くと脱水症状を起こすこともあるため、早めの治療が重要です。

● 冷や汗・動けないほどの痛み
アニサキス症の痛みは、急性胃炎や食あたりとはレベルが異なります。
冷や汗、顔面蒼白、動けないといった「自律神経反射(迷走神経反射)」に近い状態に陥る患者さんも少なくありません。特に、痛みが発作的に強まるのもアニサキス症の特徴です。

● 胃カメラで虫体を摘出すると“その瞬間に痛みが消える”
アニサキス症で最も特徴的なのが、内視鏡でアニサキス(虫体)を摘み取った瞬間に、劇的に痛みが消える という点です。これは、痛みの原因そのもの——胃壁に噛みついている虫体が除去されるため。
救急外来で「胃カメラをする前は動けないほど痛かったのに、摘出後はケロッとして帰宅できた」という患者さんは非常に多いです。
ただし、虫体が十二指腸・腸へ移動している場合は、胃カメラで確認できないこともあります。
この場合は炎症反応が高くなり、痛みが長引くケースもあるため、受診が遅れるほど回復が遅くなる傾向があります。

3. アニサキスを“様子見”してはいけない理由

アニサキス症は「そのうち良くなるだろう」と考えて自宅で様子を見ると、症状が長引くだけでなく、重症化のリスクもあります。年末年始は医療機関も限られるため、なおさら注意が必要です。

✗ 自然に出てこない

アニサキスは胃壁に深く噛み付き、自力で体外に排出されることはありません。
噛み付いたまま炎症を起こし、数日〜1週間以上、激痛が持続するケースもあります。「一晩寝れば治る」といった性質の痛みではありません。

✗ 痛みが急激に悪化する可能性

症状は波があり、最初は“軽い違和感”でも、時間が経つにつれて耐え難い痛みへ変化することがあります。
深夜に痛みが強くなり、救急搬送される患者さんも少なくありません。

✗ 誤診されるケースも多い

アニサキス症の痛みは、胃腸炎・胆石・狭心症のような胸の痛みなどと似ているため、初期診断で見逃されることがあります。

✗ 胃カメラでの摘出が唯一の治療(最重要)

アニサキス症を治す方法はひとつ。胃カメラで虫体を直接取り除くことだけです。

摘出するとその瞬間に痛みがスッと引き、「さっきまで動けなかったのに嘘みたい…」と驚かれる方がほとんどです。

だからこそ、“様子を見ずに、早めの胃カメラ対応ができる医療機関へ”が鉄則になります。


4. 年末年始でも“当日胃カメラ”が必要な理由

アニサキス症は時間の経過とともに
・痛みが強くなる
・内視鏡で摘出しにくくなる
・胃壁の炎症が悪化する
ため、できるだけ早い胃カメラが鍵です。
しかし、総合病院は年末年始休み、救急外来は大混雑、内視鏡医が不在のことも多い…。
だからこそ、当日胃カメラ対応クリニックの存在は非常に重要なのです。

5. 当院は当日胃カメラにも対応しています!

本院「札幌胃と大腸の内視鏡クリニック分院「札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック」では、急な痛みがある患者さまを優先して診療できるよう当日胃カメラに対応しています。

● 当日胃カメラが可能な理由
・内視鏡専門医が常駐
・大腸カメラだけでなく胃カメラも即時実施可
・鎮静(眠って行う検査)にも対応
・痛みを抱えたまま長時間待つ必要なし
・検査後すぐに結果説明・ご帰宅

● アニサキスの可能性がある場合は最優先で対応
「昨日刺身を食べた」「激痛で動けない」「胃が締め付けられるような痛みが続く」
このような症状の方は、お電話いただければ 直近の枠をご案内 します。

6. 分院でスムーズに予約が取れる!当日対応が可能です

年末年始や繁忙期は本院が混雑しますが、分院では比較的スムーズに当日枠を確保できる日が多いです。
分院「札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック」
・大腸カメラ検査だけではなく、胃カメラにも対応。アクセス良好で急性対応にも最適
・体制が整っており、急患にも柔軟に対応可能
本院・分院どちらにご来院いただいても、同クオリティの内視鏡検査が受けられます。

7. “胃腸トラブルが急増する年末年始”に備えておきたいこと

① 海鮮を食べるときは
・冷凍処理された魚を選ぶ
・不明な店で刺身を大量に食べない
・イカ・サバ・サーモンは特に注意

② 食後の胃痛は軽視しない
「食べすぎかな?」「胃薬飲めば治るだろう」
→ アニサキス症は薬では治りません。

③ 痛みが強い場合はすぐ連絡を
当院のように“当日胃カメラ対応”できる施設を知っておくと非常に安心です。

8. 当院でのアニサキス治療の流れ

問診(何を食べたかを伺います)


診察


必要に応じて即時胃カメラ(鎮静剤使用もご希望できます)


胃カメラでアニサキスを摘出


数分で痛みが劇的に改善


結果説明・そのまま帰宅可能。処置後の回復が早いのが特徴です。

9. アニサキス以外にも年末年始は胃腸のトラブルが多発

暴飲暴食・胃炎・逆流性食道炎・便秘・下痢・感染性胃腸炎など、冬は胃腸に負担がかかりやすく、不調の原因が“アニサキスかどうか”患者さん自身では判断できません。
だからこそ、内視鏡検査で確定診断をつけることが非常に重要です。

10. まとめ:突然の激痛は“当日胃カメラ”で解決できます

・アニサキスは年末年始に急増
・激痛の原因は胃に噛みついた虫体
・胃カメラでの摘出が唯一の治療
・受診が遅れるほど痛みも炎症も悪化
・当院は当日胃カメラに対応
・分院「札幌駅大腸カメラ便潜血クリニック」ならさらに予約が取りやすい
「突然の激痛」が起こったとき、どこに連絡すればいいのかを知っておくことで、年末年始の不安は大きく減ります。海鮮を食べる機会が増えるこれからの季節、どうか胃腸をいたわりながら、安心して年末年始をお迎えください。

本記事をお読みいただきありがとうございます。何かご不明な点やお悩みがございましたら、
札幌大通胃と大腸の内視鏡クリニックならびに札幌駅大腸カメラ便潜血クリニックまでお気軽にご相談ください。

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